在学中の資格取得支援/育成助成制度を創設/日建連(Kensetsunews.com)よりH21.11.09紹介 そうなんだ@為五郎
日本建設業団体連合会(野村哲也会長)は、『建設技能者の人材確保・育成に関する提言』に掲げた教育支援の一環として「建設スキルアップサポート制度」を創設した。工業高校などの在学中に技能・技術資格を取得し、ことし4月以降に建設産業専門団体連合会(才賀清二郎会長)の会員企業に入職した人を対象に資格取得費用の半額を助成する仕組みで、11月から募集を開始した。
助成対象となる資格は、鉄筋施工技能士、土木施工管理技術、ガス溶接、玉掛けなど42種で、工業高校などの在学中に取得できる資格を網羅した。助成の範囲は、資格取得に要した受験料、受講料、テキスト代。
資格取得費用は地域によって差異があるが、例えば玉掛けは約1万8000円、型枠施工技能士は約1万2000円の費用が掛かり、同制度では、その半額を助成。ただし、1人で複数の資格を取得していた場合は総額1万円を限度とする。助成金の募集や申請受付、審査、助成金の交付は建専連が実施。対象資格に該当し、助成希望する人は、建専連会員団体の地方支部に申請し、建専連本部が審査の上、申請者に助成金を振り込みで交付する。
工業高校の中には、在学中の資格取得を奨励し、そのための学習支援体制を拡充しているところもあるが、技能資格取得費用が学生の個人負担となっており、受験意欲の足かせとなっている。工業高校から建設業への就職者率も、全国工業高等学校長協会の「2009年3月全日制工業科卒業者の進路状況調査」では1割程度と低い。
このため、日建連では「学生時代に技能資格に関心を持ってもらうことは、建設技能者としてのものづくりの面白さを喚起するとともに、将来、建設技能者の道に進む人材の広がりをもたらす面で有効」(建設技能者の人材確保・育成に関する提言)との考えの下、同制度を立ち上げた。
◆富士教育訓練Cの受講料も補助
また、日建連は、富士教育訓練センターが工業高校教師や専門工事業経営者を対象に実施する講習などに対しても受講料の一部を補助する。
工業高校教師向けに実施する実務施工体験研修、施工管理技術者講習(建築)、同講習(電気)の3つに対しては、受講料の半額を補助し、専門工事業経営者向けの経営者トップセミナーin朝霧では、1人当たり5000円を補助する。
このうち、実務施工体験研修については、富士教育訓練センターが10年1月11−13日、3月25−27日のそれぞれ3日間(2泊3日)、全国工業高等学校長協会と共催で実施する。定員は20人。受講料2万6000円のうち、半額を日建連が補助するため、個人負担は宿泊・食事代5400円を含めた1万8400円となる。
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