厚労省/熱中症予防策の重点実施を要請/基準超す暑さなら建設作業中止も(日刊建設工業新聞)よりH24.05.22紹介 そうなんだ@為五郎
厚生労働省は、企業などの職場で熱中症を防ぐため、予防対策の重点的な実施を求める通知(18日付)を全国の労働局や関係団体に出した。本年度の重点的取り組みとして、建設業での予防対策の強化を盛り込んでおり、熱中症の危険性が特に高まる7、8月の午後2〜5時に、暑さが一定の基準を超える場合には作業を行わないようにすることも求めている。 建設業での熱中症予防対策として、朝礼での健康管理の徹底や、自覚症状の有無にかかわらず水分と塩分を定期的に摂取させることを要請。暑さ指数「WBGT値」が基準値を超えることが予想される場合には、単独作業の回避や、簡易な屋根の設置、スポットクーラーの使用、作業時間の見直しを行うことなども求めている。炎天下で長時間の作業にいきなり従事するのではなく、時間をかけて体をゆっくり暑さに慣らすことが予防につながるとして、7日以上の順化期間を設けることも要請した。 同省安全衛生部労働衛生課のまとめによると、職場での熱中症による死亡者は11年は18人。記録的猛暑だった10年の47人に比べると少なかったが、98年以降は年平均20人が亡くなっている。過去3年間を見ると、死亡者の4割を建設業が占めて業種別で最多。時間帯別では午後が多い。 建設業に限らず、大手事業所ではWBGT値を測定して予防策を徹底しているところが多い。11年の死亡者のうち17人は、WBGT値を測定していない職場での発症だったという。WBGT値は専用の機械がなくても、湿度と気温が分かれば簡易に測定できるため、同省は作業を行う際の参考にするよう求めている。
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