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120.椎間板ヘルニアの新たな原因遺伝子を発見 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:5月15日(木) 21時22分
椎間板ヘルニアの新たな原因遺伝子を発見
5月14日18時39分配信 医療介護情報CBニュース

腰痛の大きな原因となっている椎間板(ついかんばん)ヘルニアの原因となる遺伝子を、独立行政法人理化学研究所(理研)と慶大、富山大、京都府立医大、熊本大の研究チームが発見した。椎間板の変性による腰痛や椎間板ヘルニアの画期的な治療法、治療薬の開発につながると期待されており、米国の科学誌「American Journal of Human Genetics」に掲載された。

椎間板ヘルニアは、加齢に伴う椎間板の老化現象がもとで発症。腰痛や坐骨(ざこつ)神経痛に加え、下肢の筋力低下や感覚障害などの症状を起こす。日本では少なくとも100万人以上が罹患(りかん)している。厚生労働省のデータによると、椎間板ヘルニアによる入院患者は1000人当たり7.4人になるという。椎間板ヘルニアの発症には、複数の遺伝子が関与しているとみられ、これまでに幾つかの原因遺伝子が報告されてきた。しかし、原因は依然として不明で、根本的な治療法の開発が期待されている。

理研などの研究チームは、椎間板ヘルニアの遺伝的因子を特定するため、患者847人と疾患にかかっていない被験者896人を対象に、大規模な相関解析を実施。その結果、「トロンボスポンジン2(THBS2)」という遺伝子が、椎間板ヘルニアと最も強く関連していることが分かった。

さらに、病気になりやすいタイプのTHBS2を持つ人は、持たない人に比べて約1.4倍も椎間板ヘルニアになりやすいことを突き止めた。

椎間板ヘルニアの原因遺伝子は複数で、THBS2以外にも多くが存在する。そこで、研究チームはこのTHBS2の“共犯者”を捜した。過去の研究結果から、THBS2は「マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)」と結合すると、その活性を抑制するとされているため、結合が弱まるとMMPの活性が強まって椎間板が変性し、椎間板ヘルニアになりやすいと想定。MMPについても相関解析を行ったところ、「MMP9」という遺伝子が椎間板ヘルニアと強く関連していることが明らかになった。さらに、病気になりやすいタイプのTHBS2とMMP9を併せ持つ人は、持たない人より約3倍も椎間板ヘルニアになりやすいことが判明した。

研究代表者の理研ゲノム医科学研究センター骨関節疾患研究チームリーダーの池川志郎氏は、「今後、国際研究協力を展開することで、THBS2とMMP9の両遺伝子が世界中の多くの患者にどのような意義を持つかを明らかにしたい。また、両遺伝子が関連する代謝経路を重点的に解析することにより、椎間板ヘルニアの病態を分子レベルで明らかにし、新規の治療法や画期的な治療薬の開発に発展させたい」と話している。

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p2060-ipbf602osakakita.osaka.ocn.ne.jp (222.147.219.60)

119.ヒツジの体内でサルの細胞作製…自治医大が成功 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:5月12日(月) 16時58分
ヒツジの体内でサルの細胞作製…自治医大が成功
移植用臓器「工場」へ一歩

ヒツジの体内でサルの組織を作り、長期間生着させることに、自治医科大の花園豊教授(再生医学)らのチームが成功した。移植医療用の臓器や組織を家畜の体内で作る「動物工場」の実現に近づく成果で、
米医学誌に発表した。

研究チームは、母ヒツジのおなかにいる赤ちゃんに、さまざまな臓器・組織の細胞に変化できるサルの胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を、複数の個所へ注入。生まれた子ヒツジを調べたところ、最大で直径20〜30センチの組織ができており、サルの神経細胞や軟骨、肝細胞に似た
細胞などが含まれていた。

通常、細胞や組織を異種の動物に移植すると激しい拒絶反応が起こる。研究チームは、免疫機能が未発達な赤ちゃんのヒツジを選んだことで
問題を克服した。混合動物(キメラ)を免疫抑制剤を使わず、異種の大型動物間で作ったのは世界で初めて。サルの組織は1年以上も生着しているという。

ES細胞や新型万能細胞(iPS細胞)は、再生医療の切り札とされている。しかし、現在の技術では、肝臓や膵臓(すいぞう)の細胞を効率良く作り出したり、臓器のような立体構造を作るのは難しい。このため、人のES細胞やiPS細胞を使って、ヒツジやブタなどの体内で人の
臓器・組織を作れないか研究が進められている。

花園教授は「異種の動物間で病気の感染が起こらないようにするのが
最大の課題。iPS細胞でも研究を進めたい」と話している。
(2008年5月12日 読売新聞)

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p1018-ipbf36osakakita.osaka.ocn.ne.jp (221.191.254.18)

118.<iPS細胞>蓄積バンク計画を表明 山中京大教授 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:5月12日(月) 16時50分
<iPS細胞>蓄積バンク計画を表明 山中京大教授
5月11日21時12分配信 毎日新聞

体のさまざまな組織の細胞に育つ能力がある人工多能性幹細胞(iPS細胞)の国際シンポジウムが11日、国立京都国際会館(京都市)で始まった。iPS細胞を開発した山中伸弥・京都大教授は、同細胞や、
それをさまざまな臓器細胞に分化させた細胞を蓄積する「バンク」を作る計画を明らかにした。

例えば脊髄(せきずい)損傷は、発症約10日後の移植が最も効果があると動物実験で分かっているが、iPS細胞を患者自身の細胞から作るのには最低1年以上かかるため、バンクは治療面で利点があるという。

科学技術振興機構が主催。2日間の日程で、ノーベル医学生理学賞受賞者のマーチン・エバンス英カーディフ大教授ら各国の著名な研究者が
最新の研究報告や、国際協調について討論する。

山中教授はiPS細胞は「病気の原因解明や将来は細胞移植治療に使える」と話し「多能性は強制的なものなので、腫瘍(しゅよう)になりやすいなどの心配がある」と課題を示した。

シンポでは他に、各国の研究者からパーキンソン病や糖尿病などの治療を目指す研究が報告された。会見でエバンス教授は山中教授について「魔法のスープのような作り方を、特定の遺伝子によって可能にし、研究できるようにしたのは大きい」と評価した。【野田武】

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117.遺伝子なしiPS細胞、 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:5月12日(月) 11時59分
遺伝子なしiPS細胞、化学物質で代用…安全性向上に期待

さまざまな細胞に変化できる新型万能細胞(iPS細胞)は、これまで3〜4個の遺伝子を体細胞に導入する必要があったが、2個の遺伝子と化学物質を体細胞に加えることでも作製できることが、米スクリプス研究所のシェン・ディン准教授らの研究でわかった。

遺伝子を使わない安全性の高いiPS細胞を作る技術の開発に道を開く成果だ。京都市で始まった国際シンポジウムで11日、発表した。

iPS細胞を世界で初めて開発した山中伸弥・京都大学教授は当初、「Oct3/4」「Sox2」「Klf4」「c―Myc」とよばれる4遺伝子を用いた。さらに昨年、がん遺伝子である「c―Myc」を使わない3遺伝子でもiPS細胞ができることを示している。

ディン准教授は、同研究所が持つ数万種類の化学物質の中から、体細胞にiPS細胞のような万能性を持たせることができる物質を探した。
その結果、「Oct3/4」「Klf4」の2遺伝子と化学物質の組み合わせで、マウスのiPS細胞を作ることができた。作製に成功する
割合も、4遺伝子を使う場合よりも高かったという。

ディン准教授は発表後、読売新聞の取材に対し、これ以外の組み合わせでもマウスや人のiPS細胞作製に成功していることを明らかにした。これまで必要と考えられてきた「Oct3/4」と「Sox2」も必須ではなく、「近い将来、遺伝子を使わず化学物質だけでiPS細胞を作ることができるだろう」と語った。(2008年5月12日 読売新聞)

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p1229-ipbf23osakakita.osaka.ocn.ne.jp (220.105.165.229)

116.がんの解明・克服へ世界が協調 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:5月10日(土) 8時37分
がんの解明・克服へ世界が協調
5月8日16時1分配信 医療介護情報CBニュース

がん患者が世界中で急速に増加している中、独立行政法人理化学研究所(理研)と国立がんセンターは5月8日までに、世界10か国の13機関とともに、国際共同プロジェクト「国際がんゲノムコンソーシアム(ICGC)」を発足させた。ICGCでは、最大で50種のがんについて高精度のゲノム異常のデータを解析。世界の研究者に迅速に無償提供し、がんの解明や克服に役立てる。

高齢化とともに、がんによる死亡者数は増加を続け、日本では1981年に国民の死亡原因の第1位となった。がんは、日本など先進国だけでなく、開発途上国でも急速に増加しており、米国がん学会によると、昨年には世界で約760万人が死亡し、1200万人以上が新たにがんと診断された。
こうした中、がんの解明や克服に進歩がないまま推移すれば、2050年には1750万人が死亡し、2700万人が罹患(りかん)すると予測されている。

ほとんどすべてのがんでは、遺伝子の設計図であるゲノムに異常(変異)が発生。その結果、正常な分子経路が破壊され、無秩序な細胞増殖を来すことが分かっている。また、特定のがんや病態では、特徴的なゲノム変異が認められるため、それぞれのがんでゲノムの変異がどこでどのように起きているかを体系的に示し、それらを「カタログ化」することができれば、がんの予防や診断、治療法に新たな手法をもたらす可能性があるとして、このプロジェクトが進められることになった。

プロジェクトには、理研と国立がんセンターのほか、カナダや米国、
インド、中国など10カ国の13機関が参加。事務局は、カナダのトロントにあるオンタリオがん研究所に設置された。

ICGCの意義について、理研の野依良治理事長は「がんは非常に複雑な
病気なので、がんゲノム研究の国際協力が、がんへの理解を深め、患者により良い治療法の提供をもたらす」と指摘。国立がんセンターの
廣橋説雄総長も、「世界のがん研究者が協調して、がんゲノムの全容解明に向けた研究を推進し、その成果をがんの予防や診断、治療に応用していくことは、がんの克服に向け大きな前進となるだろう」と話している。

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p1192-ipbf306osakakita.osaka.ocn.ne.jp (221.184.232.192)

115.名大、生体細胞傷つけずに計測できる小型磁気センサー開発 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:5月10日(土) 8時31分
名大、生体細胞傷つけずに計測できる小型磁気センサー開発
5月9日8時34分配信 日刊工業新聞

名古屋大学大学院の内山剛工学研究科准教授、中山晋介医学研究科准教授らは、生体細胞を傷つけずに計測できる小型の磁気センサーを開発した。
従来は細胞に直接電極を付けたり、蛍光体で細胞を標識するなど細胞を壊して測る手法が主流で、患者の診断や治療には使えなかった。がんなどの疾患を細胞レベルで非接触で診断できれば再生医療に生かせる。
万能細胞(iPS細胞)が分化する様子も評価できるとみている。

スペインで開催中の磁性ワイヤに関する国際会議で10日に発表する。

開発した磁気センサーは長さ1センチメートル、直径約10マイクロメートルと小型。細胞の活動状況を見ることができる磁気信号を電気信号に変換して検出する。同大の毛利佳年雄名誉教授が発明した、鉄・コバルト・シリコン・ボロン系の非晶質ワイヤを使った磁気センサーを改良した。

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p1192-ipbf306osakakita.osaka.ocn.ne.jp (221.184.232.192)

114.<マウス>高電圧下の飼育で記憶力向上 認知症予防応用も 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:5月3日(土) 7時59分
<マウス>高電圧下の飼育で記憶力向上 認知症予防応用も
5月2日19時26分配信 毎日新聞

高電圧のかかる板の下でマウスを飼うと、記憶力向上や脳(梗塞こうそく)の軽減などの効果があることを、国立循環器病センター(大阪府)の柳本広二脳血管障害・脳外科研究室長らが実験で示した。一方、電圧をかけ過ぎると過度の体重減少など悪影響が出た。柳本さんは「人間に適した条件を見つければ、認知症予防などに応用できるかもしれない」と話している。

オランダの脳専門誌「ブレインリサーチ」のオンライン版に論文を発表した。 床から20センチの高さに電極板を配置し、床との間に飼育ケースを置き、マウスを入れた。電極板には1日5時間ずつ6週間、
5500ボルトの電圧をかけた。

その後、マウスを濁った水に入れ、水面下の足場を探させる実験を繰り返した。マウスは次第に足場の位置を覚え、最後は平均20秒で足場を見つけた。電圧なしのマウスは同条件で60秒かかった。

また脳血流を止め人為的に脳梗塞を作る実験で、電圧をかけたマウスの脳梗塞の体積は、かけないマウスの約半分だった。

一方、電圧を9000ボルトに上げると、体重が通常より約15%減った。5500ボルトでは約5%減にとどまった。 電圧をかけたマウスの脳では「BDNF」という神経を成長させる物質が増えていた。

市販機器で肩こり治療などをうたう「電位治療器」があるが、柳本さんは「記憶力向上などには、新たな機器の開発が必要だ」とくぎを刺している。【高木昭午】

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p2184-ipbf708osakakita.osaka.ocn.ne.jp (222.147.251.184)

113.白内障の眼内レンズ 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:5月2日(金) 20時4分
白内障の眼内レンズ「多焦点」遠近とも視力回復

 白内障で、視力の低下に悩んでいた東京都在住の女性医師(62)は、東京歯科大学水道橋病院で手術を受けた。目に遠近両用の眼内レンズを埋め込んだところ、0・3だった視力が、遠くを見た場合の視力は1・5、近くも0・8まで回復。車の運転も楽で、本も眼鏡なしで読めるため、「若いころに戻ったよう」と喜んでいる。(科学部 木村達矢)


白内障は、目のレンズである水晶体が白く濁り、視力が落ちる病気。加齢に伴うものがほとんどだが、糖尿病や外傷などで起きることもある。治療は、水晶体を透明の人工眼内レンズに入れ替える手術が主流で、年間約100万件行われている。

 手術はまず、角膜に約2ミリのすき間を開け、そこから超音波を照射、水晶体を細かく砕き吸引・除去する。その後、水晶体のあった場所に直径約6ミリの眼内レンズを入れる。点眼麻酔を使うため、強い痛みはなく、手術も15〜30分で終わる。
 これまでの眼内レンズは、1か所だけにピントを合わせた単焦点のものが多かった。だが、遠くにピントが合うレンズを挿入した人は、新聞を読む時に文字がぼやけるため、老眼鏡が必要になる。逆に、近くにピントが合うレンズの人は、遠くを見る時に眼鏡が必要だ。

 一方、遠くも近くも見やすいのが、多焦点眼内レンズだ。従来の製品は、夜の街灯や車のライトをまぶしく感じる欠点があったが、厚生労働省が昨年5〜6月に承認した2種類のレンズでは、そうした欠点も改善されたという。

 多焦点レンズは、形状によって屈折型と回折型に分かれる。承認された2種類のうち、スイスのメーカーが作った「レストア」は回折型で、30センチ先と2〜5メートル先の遠近2か所にピントが合うため、読書や車の運転をよくする人に適している。米国製の「リズーム」は屈折型で、40センチ〜1メートル先の中間領域にピントが合いやすく、
パソコン作業の多い人向きだ。

 同病院眼科教授のビッセン宮島弘子さんらが、白内障の68人(136眼)に「レストア」を挿入したところ、88%が遠方視力0・7以上、近方視力も全例が0・4以上に回復した。

 ただ、正常な水晶体と異なり、すべての距離でピントが合うわけではない。さらに角膜や網膜に病気のある場合、視力の回復は必ずしも十分ではなく、くっきり感(コントラスト)がやや低下する。ビッセン宮島さんは「こうした点を理解して、手術を受けるかどうか判断してほしい」と話す。

 3000人に1人の頻度で、眼内炎で充血などが起き、治療が必要になるとの報告もある。(読売新聞より2008.05.02.)

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p1104-ipbf609osakakita.osaka.ocn.ne.jp (222.147.232.104)

112.心臓の筋肉、血管細胞作成=マウスiPSから−米大学 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:5月1日(木) 16時3分
心臓の筋肉、血管細胞作成=マウスiPSから−米大学
5月1日5時30分配信 時事通信

マウスの皮膚細胞への遺伝子導入で新万能細胞「人工多能性幹(iPS)
細胞を作り、心臓を構成する3種類の細胞に分化させたと、米カリフォルニア大ロサンゼルス校のロブ・マクレラン准教授らが1日、米科学誌ステム・セルズの電子版に発表した。今後、ヒトiPS細胞でも実現させ、
心筋梗塞(こうそく)などの治療への応用を目指す。

同准教授らは、マウスiPS細胞を心筋細胞に分化させ、実験器具内で拍動させたほか、血管の内皮細胞と平滑筋細胞に分化させた。
iPS細胞を世界で初めて作った京都大の山中伸弥教授らは昨年11月、既にヒトiPS細胞から拍動する心筋細胞を生み出したと発表している。

各国で研究が進むことで、より効率的で安全性が高い技術の確立が期待される。 

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p2063-ipbf707osakakita.osaka.ocn.ne.jp (222.147.249.63)

111.アルツハイマー治療に光、さい帯血注射で有効? 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:4月29日(火) 16時22分
アルツハイマー治療に光、さい帯血注射で有効?
4月29日3時2分配信 読売新聞

へその緒の血液(さい帯血)を静脈に注射する手法で、アルツハイマー病の原因物質を脳内で蓄積しにくくすることに、埼玉医科大総合医療センターの森隆准教授と米国・南フロリダ大のチームが成功した。

さい帯血移植は白血病などの治療に広く使われているが、高齢社会で
増加しているアルツハイマー病の治療にも有効である可能性がでてきた。成果は、米医学誌「ステム・セルズ・デベロップメント」
(電子版)に掲載された。

アルツハイマー病は、脳にアミロイドベータ(Aβ)と呼ばれるたんぱく質が異常に蓄積することで神経細胞が死に、認知障害が出る病気。
そのため、Aβの蓄積を抑える薬の開発が世界中で進められている。

研究チームは、生まれつきAβが蓄積しやすいマウス10匹の静脈に、2〜4週間おきに人のさい帯血細胞を10万個ずつ計8回注射した。
すると、さい帯血細胞を注射しなかったマウスに比べ、脳内のAβ量は約7割減少した。

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p1053-ipbf415osakakita.osaka.ocn.ne.jp (60.40.66.53)

110.東大医科研、「がんワクチン」臨床試験拡大 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:4月26日(土) 17時59分
東大医科研、「がんワクチン」臨床試験拡大他に治療法ない
170人対象

東京大医科学研究所病院(東京・港区)は5月から、手術や抗がん剤、放射線などの治療が適さない乳がん、大腸がんなどの患者約170人を対象に、大規模で本格的な「がんワクチン」による臨床試験を行う方針を決めた。

がんワクチンは、がん細胞特有の目印物質(抗原)を複数注射し、
がん細胞を攻撃する免疫力を増強する治療法で、副作用が少ないのが
特徴。国内13大学で行われた小規模試験では一部のがん患者で
がんの増殖抑制効果が確認されており、成果が注目される。

同病院が臨床試験を行うのは、食道がん、胃がん、膵臓(すいぞう)がん、乳がん、肺がん、大腸がんの6種。代表的ながんを対象に網羅的に試験を行うのは国内で初めて。

対象は、ワクチン投与以外に治療法のない患者。例えば、女性ホルモンや「HER2」という遺伝子が病気の進行に深くかかわっている乳がんでは、これらを抑える薬が効果を示しているが、臨床試験の対象は、こうした治療薬の対象とならない患者で、乳がんでは年間4000〜8000人が該当するとみられる。

がんの目印物質(抗原)は、これまで東大医科学研究所のヒトゲノム解析センターが50種類近くを見つけている。今回はそれらの中から10種類を選び、患者には1〜4種類のがん抗原1ミリ・グラムを1週間に2回ずつ計8回注射。がん細胞を攻撃する白血球を活性化して、
がん細胞の縮小や再発防止を目指す。

同病院の山下直秀院長は「過度な期待はできないが、安全性や効果について検証したい」と語る。 同病院の治験審査委員会は、近く今回の
臨床試験を正式に認可する。(2008年4月26日 読売新聞)

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p2139-ipbf1003osakakita.osaka.ocn.ne.jp (122.19.141.139)

109.高齢者の要注意薬 分解力に衰え 副作用も 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:4月22日(火) 17時45分
高齢者の要注意薬 分解力に衰え 副作用も

 お年寄りは、体の中で薬の成分を分解したり、不要な成分を排せつしたりする能力が衰えており、薬の副作用が強く表れることがしばしばある。そこで国立保健医療科学院(埼玉県和光市)疫学部長の今井博久さんらは、65歳以上の高齢者にとって注意が必要な薬の一覧表を初めて作成した。(坂上博)



高齢者では、血液中の薬の濃度が長時間、高い状態にあるので、副作用の発生率が高くなる。また、体力がなく、骨がもろかったり、心臓病など様々な病気を持っていたりするので、薬が逆に健康を損なう恐れがある。

 このため、今井部長らは、2001〜06年に高齢者への不適切な処方が報告された国内外の論文4045件を解析。老年医学や薬学に詳しい日本の専門家9人に、科学的な評価方法に従って問題となる73の薬を決めた。

 薬は、一般に使用を避けることが望ましいものと、特定の病態において避けるべきものの2分野に分けてまとめられた。胃薬のH2ブロッカーや抗不安薬など、日常生活でしばしば処方される薬が多く取り上げられている。

 うつ症状がある70歳代の男性が、介護施設で2002年、長時間効果が続く抗不安薬を服用した。数時間後、自分の部屋がある2階から1階に下りる際、足がふらついて転倒。階段を転げ落ち、右足の太ももを骨折した。

 薬の評価を依頼された医師の一人で、北里大東病院(神奈川県相模原市)副院長(精神科教授)の宮岡等さんは「日本では高齢者特有の副作用についての研究が少なく、明確ではないが、ふらつきの原因は、薬の作用も考えられる。高齢者には、作用時間が短い薬の方が、安全だと思う」と指摘する。
 このように注意が必要な薬には、有効性や副作用などが記されている添付文書に、「高齢者への投与は慎重に」などと明示されてはいる。しかし、すべての薬について処方する医師が詳しい知識を持っているとは限らない。

 宮岡さんは「このような一覧表の作成で、開業医ら一般的な病気の診療にあたる医師に注意を促す意義は大きい」と解説する。

 今井さんは「今回取り上げたのは、高齢者にとって『有害となる可能性』が『有益となる可能性』を上回る薬。できるだけ使用を避けてほしい」と話している。 読売新聞より

http://www.kazuo5.com
p2049-ipbf1005osakakita.osaka.ocn.ne.jp (122.19.145.49)

108.<がん細胞>増殖加速遺伝子を解明 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:4月21日(月) 17時56分
<がん細胞>増殖加速遺伝子を解明 日医大チーム
4月20日22時15分配信 毎日新聞

 がん細胞がエネルギー源であるブドウ糖を取り込む一連の仕組みを、日本医科大の川内敬子助教と田中信之教授(分子生物学)らが発見した。この仕組みを遮断する薬剤を開発すれば、「兵糧攻め」でがん細胞の増殖を抑えられることになる。

 研究チームは、細胞が、がん化するのを抑制する遺伝子「p53」に注目した。マウスの細胞でp53を除去すると、がん化するだけでなく、別の遺伝子「NFκB」の働きが活発になっていることに気付いた。

 詳細に調べると、NFκBが、がん細胞のエネルギー源であるブドウ糖を取り込む別のたんぱく質を増やし、がん細胞の増殖を加速させることを突き止めた。p53が働かなくなると、NFκBが活性化し、がん細胞へのエネルギー供給が進み、増殖するという流れを解明した。

また、正常な細胞では、がん細胞の増殖に不可欠なブドウ糖分解を起こすNFκBの働きを、p53が「ブレーキ役」となって抑制している仕組みもわかった。田中教授は「p53の機能を回復したり、NFκBの機能を抑えれば、新しいがん治療薬の開発につながるだろう」と話している。英科学誌ネイチャー・セル・バイオロジー(電子版)で発表した。【奥野敦史】

http://www.kazuo5.com
p2027-ipbf1010osakakita.osaka.ocn.ne.jp (122.27.199.27)

107.iPS細胞 産業界の期待と課題 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:4月18日(金) 10時0分
iPS細胞 産業界の期待と課題
4月18日6時54分配信 産経新聞

 17日、京都で開かれたiPS細胞研究産業応用懇話会では、iPS細胞に対する産業界からの期待の声があがった。

 産業界を代表して講演した武田薬品工業の研究者は、「新規創薬ターゲット(候補化合物)の発見に大いに役立つ」と、その可能性を指摘。島津製作所の研究者も「次世代医療に貢献できる機器の開発促進につながる」と話した。

 京大側からも「産業応用は大学だけではできない。企業にも積極的な支援をお願いしたい」と産学連携を訴えた。

 産業応用分野として最も具体性が高いとされるのが創薬分野。とくに新薬候補の化合物から有効物質を絞り込む「スクリーニング」での同細胞の活用が有効とされている。

 また、患者由来の“疾病ヒトiPS細胞”も作り出せるため、「創薬プロセスの安全性と効率性を大きく高める」(医薬品メーカー)という。医療分野では高度な再生医療につながる可能性も高い。

 ただ、京大にとって思わぬ懸念材料が噴出した。バイエル薬品の特許問題だ。仮にバイエル薬品が特許権を取得した場合、「莫大(ばくだい)な特許料の発生や、バイエル薬品が産業応用をゆっくり進めた場合、産業応用はスピードダウンする」(医薬業界関係者)という見方も出ている。

 この点に対し、バイエル薬品は特許出願に関しては明らかにしていないが、「(新薬候補の)商品化を図るために優先しなければならない案件が山積している」(担当者)と微妙な姿勢を示す。

 一方、京大側の特許権が認められても、産業応用の進展を疑問視する声もある。研究には多額の資金が必要で、産業界の支援は不可欠だが「“オールジャパン”というオープンな環境で研究が進められるiPS細胞に、企業側が積極的に資金を出すかどうかは疑問」(経済団体関係者)という声もある。

 産業応用が期待されるiPS細胞だが、その実用化には、越えなければならないハードルがたくさんありそうだ。

http://www.kazuo5.com
p2190-ipbf401osakakita.osaka.ocn.ne.jp (222.144.235.190)

106.iPS細胞 京都大 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:4月18日(金) 9時57分
iPS細胞 京都大・山中伸弥教授の講演要旨
4月18日6時54分配信 産経新聞

京都大の山中伸弥教授が17日、「iPS細胞研究産業応用懇話会」で行った講演の主な内容は次の通り。

iPS細胞の研究は1999年末から始め、2006年にマウスで、
昨年にはヒトでもiPS細胞ができることを報告した。これまで(受精卵からつくる)ES細胞(胚性幹細胞)のような研究はさまざまな規制があり、限られた人が研究を行っていたが、iPS細胞の技術は多くの人が研究を行うことができる。

これまで以上に研究開発のスピードが速まると思う。
病気の方も含め多くの人から少しだけ体の細胞をいただければ、その細胞からiPS細胞を作り、そこからさまざまな細胞に分化させることができる。病気の原因解明や薬効、より副作用の少ない薬の開発が比較的近い将来可能になる。将来、安全性が担保できれば細胞移植や、再生医療実現の可能性もある。

私たちが行っているのは単なる基礎研究ではなく、応用を目指した
研究。研究拠点のiPS細胞研究センターは、1日も早く応用を図るため国内外の研究者にも門戸を開いている。

 アメリカの3大学と、某製薬会社もヒトのiPS細胞樹立に成功しているようだ。海外の大学には巨額の研究費が流れている。日本でも文部科学省と科学技術振興機構の迅速な援助があり、3月には(京大のほか東大や慶応大などに)4つの研究拠点が設置された。それぞれ役割分担をしながら研究を進めていきたい。

iPS細胞は日本では再生医療に目が向いているが、アメリカで行われている研究のほとんどは病気の原因解明や薬効、副作用が少ない薬をつくることへの応用。産業界に期待したいのはこちらで、ここ5年ぐらいの間を考えると、非常に大事な研究になると思う。

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105.iPS細胞めぐり産業界と初の懇話会 京都大 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:4月18日(金) 9時51分
iPS細胞めぐり産業界と初の懇話会 京都大
4月18日6時54分配信 産経新聞

京都大学の山中伸弥教授が作製したiPS細胞(人工多能性幹細胞)をめぐり、産業界と連携して医療・創薬分野での応用を探る初の「iPS細胞研究産業応用懇話会」が17日、京大で開かれた。

 国や京大、製薬会社など約80機関から約230人が出席。京大側が研究の現状や展望を説明したのに対し、企業側からは実用化を期待する声や研究課題などについて質問が相次いだ。

懇話会は、企業側の要望を取り入れながらiPS細胞の研究を推進しようと京大が企画。本格的な相互協力を図るために産業界に参加を呼びかけた。

 松本紘・副学長は「医療分野での応用を視野に入れ、オールジャパンの態勢で研究に取り組みたい」と強調。山中教授は「病気の原因の解明や薬の副作用の評価、細胞移植医療への応用を目標にしている」と研究の現状を説明した。

これに対し、企業の研究者からは、iPS細胞を利用した創薬や薬品の毒性調査への応用が提案されたほか、実用化に向けて想定される法律的な問題点も指摘された。

一方、外資系の製薬会社もヒトのiPS細胞づくりに成功したのを受け、文部科学省の菱山豊ライフサイエンス課長は「こうした状況は予想していた。日本企業も実用化に向け研究に参入してほしい」と呼び掛けた。経済産業省や厚生労働省の関係者も国を挙げた支援を約束した。

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104.増殖を止める3遺伝子発見 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:4月17日(木) 16時32分
増殖を止める3遺伝子発見=がん治療法開発に期待−米チーム
4月17日6時31分配信 時事通信

骨髄に含まれ、自ら増殖するとともに、さまざまな血液の細胞に段階的に分化する能力(多能性)を併せ持つ造血幹細胞が最初に分化した段階で、増殖を止めるのに不可欠な3遺伝子がマウスで見つかった。米スタンフォード大などの研究チームが17日、英科学誌ネイチャーの電子版に発表した。

原子力発電所の事故などで放射線を浴び、造血幹細胞の増殖能力が低下した場合、これら3遺伝子の働きを人為的に抑えると、血液の生産を促せるかもしれない。一方、増殖を制御できないために起こる血液のがんでは、3遺伝子の働きが抑えられており、逆に活性化させることで増殖を止める治療法を開発できる可能性がある。 

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103.病理診断科 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:4月14日(月) 19時24分
病理診断科 摘出部を診断 詳しく説明

 今月、「病理診断科」を掲げる病院が広がり始めた。診療科として掲示すること(標榜(ひょうぼう))を厚生労働省が認めたためだ。「病理診断科」とは、どんなところだろうか。読売新聞より(中島久美子)



茨城県の会社員A子さん(54)は、検診で肺がんが見つかり、一昨年夏、筑波大病院(茨城県つくば市)で手術を受けた。

 退院後、主治医の勧めで病理医に面談した。摘出した組織の写真や、顕微鏡でがん細胞の画像を見せてもらい、がんは7ミリと小さく、おとなしい性質であることなどの説明を受けた。「抗がん剤など追加の治療をしなくてもよいと聞き、安心しました」と振り返る。

 病理医は、検査や手術で摘出した細胞や組織を、顕微鏡で見て診断する専門家だ。悪性か良性か、がんのタイプや広がりなどを判断する。
 この診断に基づき、治療方針がほぼ固まる。肺がんの場合、がんの大きさやリンパ節転移の有無、がんのタイプ(組織型)により、手術や放射線、抗がん剤治療を行うかどうかが決まる。乳がんの場合なら、リンパ節転移など、手術後に薬物治療が必要かどうかの目安となる7要素のうち、六つを病理診断で判定する。

 胃がんや肺がん、乳がんは、摘出した組織を手術中に病理医が調べ、悪性か良性か、がんが取り切れているかどうかをすぐに判定する場合がある。がんがまだ残っているなら、さらに広い範囲を切除する一方、取り切れていると判断した場合、追加切除はせず、手術範囲が最小限で済む。
 筑波大病理部教授の野口雅之さんは「患者が自分のがん組織を見ながら、診断した医師から詳しい説明を受けることで、病状への理解が深まり、治療方針も納得してもらえる」と話す。同大で病理医の説明を受けた患者全員が「今後も手術をするなら、また説明を受けたい」と答えた。

 厚生労働省は「病理診断科を標榜する病院は、患者が希望すれば、病理医が説明できる体制を整えるよう努めてほしい」としている。従来、病理診断の結果は主治医から伝えられるだけだったが、患者に直接、病理医が対応する病院も増えそうだ。

 ただ、病理専門医は全国で2000人に満たず、不在の病院も多い。常勤の病理医がいても、「患者へ説明する時間がない」との声もある。まず、通っている病院に病理診断科があるかどうか、受診できるかどうかを聞いてみたい。

 東京逓信病院では、病理科部長の田村浩一さんが、他の病院で診療を受けた患者の受診を受け付けており、事前に病理標本を送ってもらったうえで診断、結果を説明する。こうした病理医によるセカンドオピニオン(主治医以外の意見)に応じる施設も増えている。

病理医によるセカンドオピニオン外来のある主な病院
日本医大(東京・文京区)03・5814・6451(医療連携室)
※主に乳腺疾患が対象、ほかは応相談
東京逓信病院(東京・千代田区)(電)03・5214・7728(医療相談室)
国立成育医療センター(東京・世田谷区)(電)03・5494・5486(医療連携室)
※主に小児がん、妊娠・出産に関する疾患(胎盤、流産組織の診断)が対象
国立病院機構・呉医療センター(広島・呉市)(電)0823・22・3816(地域医療連携室)
(いずれも自費で要予約)

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102.<iPS細胞>難病患者皮膚から作成  返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:4月7日(月) 14時43分
<iPS細胞>難病患者皮膚から作成 米ハーバード大が成功
4月7日2時30分配信 毎日新聞

さまざまな細胞や組織になる能力を持つ「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」の技術を使い、米ハーバード大幹細胞研究所が、難病に苦しむ患者から皮膚の提供を受け、患者自身のiPS細胞作成に成功したことが明らかになった。同研究所は神経疾患や糖尿病、肥満症など、さまざまな病気の患者から細胞の提供を受け、実際の治療に向けた研究に活用するiPS細胞の「データベース」作りを検討している。

 成功したのは、同大のチャド・コーワン准教授らのチーム。遺伝子異常によって重度の高尿酸血症などを起こす「レッシュ・ナイハン症候群」という難病の患者1人から提供を受けたという。

コーワン准教授らは今後、心臓病や糖尿病を合併している肥満症患者、他の病気を持っていないとみられる肥満症患者ら、さまざまなタイプの患者から皮膚細胞の提供を受ける予定という。コーワン准教授は「今後5年間で、数百人から細胞提供を受けたい」と話している。

 同研究所は主に患者のiPS細胞を、病気が起きる仕組みの解明や新薬開発に利用することを目指している。地域の病院を通じ、患者に提供を呼び掛けている。

日本では3月、iPS細胞の生みの親である山中伸弥・京都大教授らが、筋ジストロフィーや糖尿病など十数種類の病気について、患者の
細胞を使ったiPS細胞作成を目指す研究計画を倫理委員会へ申請する方針を明らかにしている。【永山悦子】

 ◇ことば 人工多能性幹細胞(iPS細胞)

 体のさまざまな部位の細胞になる能力を持つ人工の幹細胞。従来の万能細胞「胚(はい)性幹細胞(ES細胞)」は受精卵を壊して作るため倫理的問題があった。

iPS細胞は、患者本人の細胞から作れるため、患者と同じ遺伝情報を持つ。拒絶反応のない臓器や組織を作り病気やけがの治療に使う再生医療や、病気の仕組みの解明、新薬の探索に役立つと期待されている。

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101.血栓症治療に期待 返信  引用 
名前:k.kawaguchi    日付:4月3日(木) 7時51分
特殊な抗体の再現に滋賀県大グループ成功 血栓症治療に期待
4月2日11時5分配信 産経新聞

心筋梗塞(こうそく)など血栓症の原因となる血小板コラーゲン受容体をなくす抗体の再現に、滋賀県立大の高山博史教授(血液内科学)らの研究グループが成功し、2日、米科学誌「ジャーナルオブクリニカルインベスティゲーション」電子版に発表した。現在使われている抗血栓薬は、出血しやすくなるなどの副作用があるが、その副作用が少ない新薬の開発に期待がかかるという。

血小板とは、止血作用をもつ細胞。血小板の表面にあるコラーゲン受容体と、血管の内壁が損傷を受けた際に露出するコラーゲンが結合することで止血されるが、コラーゲンが過剰に供給された場合、結合が進みすぎて血液が凝固し、血栓に替わる可能性がある。

高山教授らのグループは、この血小板コラーゲン受容体を攻撃する自己抗体があるために、血小板コラーゲン受容体を持たない人がいることに着目。この自己抗体の再現研究を進めてきた。

その結果、体内にある抗血栓因子であるプロスタサイクリンと協働して、血小板コラーゲン受容体を消失させる抗体の再現に成功。サルを使っての動物実験では、被験した12頭すべてで血小板コラーゲン受容体の消失が確認できた。さらに、マウスに人工的に血栓を作る実験では、再現した抗体による「治療」に成功したという。

アスピリンなど現在主流に使われている抗血栓薬は、血小板の働きを抑えて血栓を取り除くため、使用量を増やすと出血するという副作用があった。今回再現に成功した抗体では、出血がほとんどないという。高山教授は「サルを使った実験で血小板コラーゲン受容体が消失しているため、人間でも同様の効果が期待できる」としている。


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