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品質工学会 Kazzの品質工学特集
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6030.品質工学の心ー地球規模の教え- 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2018年1月17日(水) 22時38分
品質工学特集から

田口先生が品質工学10周年の特別セミナーで「マネジメントのための品質工学」という講演をされました。

講演のテキストの中に次のようなことが書かれています。

「公害と課税の重要性」について、百貨店、遊園地、スキー場などの公共性の高い場所には課税を低くして、個人の住宅、個人の所有地などに高く課税するべきであると主張されています。

北欧4カ国では消費税が平均20%だそうです。
その代わり、大学までは無料で、60歳以上は国家が補償してくれるそうです。
日本でも将来のことを考えた政策を立てることが必要です。

このことをお読みになった皆さんは現代の常識ではまず“反対”されるのではないでしょうか。
ところがこれが品質工学の真意なのです。

品質工学では、社会的な生産性である「品質とコストの総和」を最小にすることが大切であると説いているのです。

すなわち、土地などは個人のものではなく、社会や地球全体のものなのです。品質工学では「社会全体のエネルギーを最小にする」ことを発想の原点に考えていますから個人住宅や個人の所有する土地のように社会的な生産性を生まないものは課税をかけて手放すことによって、土地の公共化を促進して、社会的に資源を有効に活用できると考えられているのだと思います。先生の発想は自分の立場より
消費者や国民など国家的地球的な立場から考えることが原点になっていますね。今の世の中はタテマエとホンネが異なるのが当たり前ですが、先生の考えには建前的な発想は微塵もないのです。

http://kaz7227.art.coocan.jp

6022.関西品質工学研究会 2018年新春記念講演 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年12月24日(日) 14時47分
平成30年1月13日
2018年新春記念講演の内容

2017年は大企業のデータ改竄事件が多発したが、ものづくりの品質管理体制の脆弱さを露呈したものと考えている。規格値のデータを改竄したということであるが、そもそも「規格値の決め方」が明確でなかったのだと考えている。品質工学の立場で考えると
「規格値の決め方」はJIS規格で生産者と購入者の両方の損失コストを考えて、両者が納得の上決めることになっている。
そのためには、技術力を高めて規格値に入るように機能性評価でロバスト設計を行い、技術力の向上に努めることが大切になるのであるが、品質を改善した後で、品質とコストのバランスを考えて「許容差設計」を行い、許容差を決めることが大切なのである。
許容差は出荷の規格値とは異なり、機能限界(LD50)を決めて、機能限界Δ0から機能限界を超えたときの損失から許容差を決めることが、品質工学で決めた「規格値の決め方」なのである。
世間ではこの規格値の決め方に基づいて規格を決める考え方が希薄なのである。
JIS規格の規格値の決め方と今回起こしたデータ改竄とは直接関係がないのだが、品質工学を研究する技術者がほとんど意識されていないことが問題なのである。
研究会でも品質工学研究発表会でもこの問題を取り上げた事例がほとんど見られないので、新春記念講演のテーマに「許容差設計と許容差の決め方」を取り上げた次第である。
資料は私のホームぺージの「許容差設計入門」を参考にされたい。、
そこで、JIS規格「規格値の決め方通則」や「プラスチック寸法許容差の決め方」制定の基本である「許容差設計と許容差の決め方」について解説する。



6025.Re: 関西品質工学研究会 2018年新春記念講演(大企業のデータ改竄と規格の決め方)
名前:kazz@管理人    日付:2018年1月6日(土) 9時36分
品質工学の世界の現状は機能性評価やパラメータ設計による品質改善が主力であるが、「品質改善は手段であって目的ではない」
品質工学の目的はコスト第一で品質改善の成果をコスト改善に結び付けるのが目的なのである。
そのためには製品の品質特性(スペック)を品質コストと部品の価格のバランスすることが大切なのでる。
そのためには、許容差設計が必要なのである。許容差設計の目的は「許容差を決める」ことで生産者と購入者のBtoBやBtoCが成立するのである。
特に海外の企業と取引を行うためには、相手の立場に立ってお互いが満足するような品質とコストがバランスするように規格を決める必要があるのである。
最近、大企業のデータ改竄が問題になっているが、規格の決め方が明確でないからだと考えている。
1月13日の「関西品質工学研究会の新春記念講演」では品質工学の原点である「許容差の決め方」に焦点を絞って解説することにしている。

http://kaz7227.art.coocan.jp


6026.Re.許容差について
名前:kazz@管理人    日付:2018年1月7日(日) 11時0分
「許容差」については明確な説明がないのが現実である。
その前に、誤さとは何かといえば、誤差=計測値ー真値であるが、真値が不明なのだから、誤差は求めることは不可能である。したがって、誤差は「推定」するしかないのである。
科学的な統計学を考えている品質管理では、系統誤差や偶然誤差などで定義しているが、品質工学では、市場に出たときの誤差として使用環境条件や劣化などのノイズを含めて必然誤差と考えて機能限界で市場の誤差を定義している。そこで、許容差Δは機能限界Δ0から、両者の損失コストの比の平方根から推定して定義しているのである。
問題は機能限界であるが、生と死の割合をLD50である副作用で考えるが、機能しないため顧客が製品を交換する値と考えている。
実際の許容差は、目標値からの±で異なるのであるが、±Δで考えるのが普通である。
許容差を改善するためには、機能限界をSN比で機能性を改善することが必要である。
パラメータ設計で、品質を改善した後で許容差設計で品質改善の成果をコスト改善に変換して両者がバランスするように、許容差を決めることが大切なのである。

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6027.Re: コストを考えない品質改善は意味がない。
名前:kazz@管理人    日付:2018年1月8日(月) 19時4分
従来の品質管理では、「多少コストが高くても、品質第一や安全第一を考えろ」ということになっているが、品質とコストのバランスを考えないモノづくりは問題なのである。
品質工学では、品質改善は手段であって目的ではないと考えている。
品質とコストのバランスを図る時には、パラメータ設計でSN比を改善して、その成果を許容差設計を行い、品質や安全とコストの和が最小で、両者のバランスを考えて「許容差を決める」ことが大切なのである。
例えば、パラメータ設計でSN比で6db品質を改善したとき、コストを1/4に低コスト化できるのであるが、品質とコストのバランスを考えたときには、3dbを品質改善に後の3dbでコストダウンすればよいのである。
勿論コストは、損失コストだけではなく使用コストや公害コストなどの弊害コストを含めて考えることが大切である。

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6029.Re: 機能限界を超えたときのA0問題
名前:kazz@管理人    日付:2018年1月14日(日) 22時56分
昨日の研究会で許容差の決め方の「安全率」を求めるときの機能限界を超えたときの損失コストA0が分からないという発言が大田前会長から質問(異論)があって私と激論が交わされた。
そこで私が説明したのは、田口先生の意図は、経営者や技術者がコスト意識が低いので、設計段階で顧客の損失を考えた設計をするために、顧客の立場を考えて寿命や故障で機能しなくなった時の損失を想定して、技術者が設計の許容差Δを決めることを意識させることが大切であるということで、A0を意識させたことが目的である。
したがって、その値の大小が問題でなく、また正確でなくてもよいのであって、設計者が情報を集めて決めることが大切だと仰っていたのである。したがって、そこで決めたことが正しい値である必要はなく、交換費用や修理費用の損失コストを意識させることの大切さを意識させたのである。研究会の皆さんはその値が間違っていたら許容差もいい加減な値になると主張していたが、田口先生の意図が理解できていないのである。
商品の寿命で顧客がいくら損失を出すかを意識することが技術者には極めて大切なことであるという趣旨なのだが、日本では技術者にはその意図が希薄なことが残念である。
BtoBで取引をする場合、生産者と購入者の間で話し合って両者が納得した損失コストから、生産者は許容差Δを決めることができると考えている。

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6028.安心と安全は別物 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2018年1月13日(土) 23時15分
科学と技術は全く別物であることはご承知だと思うが、安心と安全も全く別物なのである。
安心は信頼性が高いことで、品質工学では機能性評価やパラメータ設計で機能の安定性を高めることであるが、安全は信頼性をいくら高めても寿命があることは理解できるだろう。
問題は寿命が来たとき必ず破壊するのだから、破壊した時いかに安全に人間に危害が及ばないかを考えることが必要である。飛行機の信頼性が高いことは当然のことであるが、飛行機が落ちたとき人間に被害がかからないかを考えることが安全設計なのである。
数年前に起きたトンネル事故でもトンネルの信頼性を高める設計は当然必要であるが、トンネルの壁が落下して犠牲者が出たのは安全設計を怠ったからである。
科学は自然の現象を追究することであるが、技術は人間が自然を破壊して目的機能を達成することであるから全く別物であるのと同じことなのである。
世の中がこのことを理解していないため、JR福知山線の脱線事故などが起こったのである。
信頼性設計は大切なことであるが、信頼性に頼るのでなく、事故を最小にする安全設計が大切なのである。

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6015.東レでもデータ改竄発生 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年11月30日(木) 18時50分
経済産業省に送ったメールの内容

東レでまたまたデータ改竄が発生しました。
前にも述べましたが、日本全国の企業で多かれ少なかれ同じことが行われているのだと思います。
結局は「技術力」がないために、下流の生産段階で規格に適合せずデータの改ざんが行わざるを得ないのです。
しかも、決められた規格値そのものが「市場品質」ではなく、「工程品質」の問題なのです。この工程品質(標準条件)の規格すら合格しないのですから、ノイズ(使用環境条件や劣化)にロバストネス(頑健性)な市場品質に合格しないのは明らかなのです。
最近のトヨタのタイヤの寿命が3年以内で交換しなければならないのをご存知ですか。
トヨタの販売員の話では、昔のタイヤの品質に比べてコスト低減のために寿命が短くなったというのですから驚くばかりです。「田口先生はメーカーは泥棒より悪い」と言われていました。私が3年前に購入したアクアのタイヤは3年以内に劣化して4輪とも全部交換しました。
JIS規格の「規格の決め方」など考える前に、機能性評価とパラメータ設計で市場品質を改善することが大切です。これからも全国の企業でデータ改竄事件は続くと断言します。 日本のメーカの品質は中国に先を越される日も遠くではないと予測します。
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6024.Re: 東レ子会社(東レはハイブリッドコード)の納期優先
名前:kazz@管理人    日付:2017年12月28日(木) 8時15分
本日の読売新聞によると、品質より納期を優先したことが明らかになった。
2008年4月からデータ改竄が始まり、2016年10月東レ社長が問題を把握した経過が発表された。
繊維(タイヤコード)の検査データ149件を改竄していたことが公表された。「納期に間に合わないため、品質には問題がなく規格内にとどまるだろうとの思いがあった」
品質保証室は、人員不足で本来は室員が起こなうべき検査を室長自ら行い、夜明けまで残業することが常態化されていた。
私も現役時代、子会社に出向したとき、品質が規格に入らない部品を問題ないとして「特採」で採用したことがあったが、同じような事態が50年後の現在でも日本の企業で行われていたことに驚いている。
日本ではほとんどの企業で大なり小なりで、納期優先で行われているのが現実ではないだろうか。

6018.今日から二度目の入院 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年12月13日(水) 10時11分
10月25日にに入院して狭心症対策で右冠動脈にステントを2本入れましたが、
14日に左冠動脈に1本ステントを挿入します。恐れ多い話ですが、陛下は3年前
に心臓にバイパス手術をされましたが、私の誕生日は27日ですから陛下より4日
遅いのです。84歳を迎えて、終活の目標を新たに立てて頑張ります。
今日から日本の各地の病院で無痛で注射ができるような麻酔シートを貼ることが
行われるようですね。糖尿病患者には福音ですね。



6020.Re: 今日から二度目の入院
名前:kazz@管理人    日付:2017年12月17日(日) 18時2分
三日間の入院で本日退院しました。
前回に続いて左冠動脈にステントを挿入しました。病名は「無症候性心筋虚血」で症状がなくても血液が不足して失神やふらつきが発生する病気です。高齢者は痛みにも鈍感になり日常生活をしていますが、狭心症や心筋梗塞の前兆になる年寄り特徴な病なのです。
今回は石灰や油などで血管の狭窄があり、風船とステントで血管を拡張する手術を行いました。
時々経過を診断する必要があるようです。
高血圧平常でも160oHgから140oHgの範囲のため降圧剤で血圧管理を行うことにしました。
最悪の場合は天皇陛下が行ったバイパス手術になるようです。

二日目ですが、血圧は130〜140台に安定して、脈拍が50台に高まりました。血管が拡張して血流の流れが改善された結果ではないかと考えています。


6021.Re: 一日二食の実行
名前:kazz@管理人    日付:2017年12月19日(火) 14時13分
高血圧対策のため朝食抜きで一日二食を実施することになった。
人間は40歳過ぎたら2食で十分でカロリー制限することが大切である。
しかも玄米食が理想であるので肉食は控えることが必要である。
ステントを挿入してから血圧は150mmHG 以下で脈拍が30台から50台に
改善された。血管拡張の成果だと考えている。

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6023.Re:心臓病には要注意
名前:kazz@管理人    日付:2017年12月27日(水) 10時40分
今朝のNHKテレビで報道されたが、突然死が心臓の心筋梗塞によるものが原因であるということが報道された。突然死の年齢が40代でも起こるのである。私の場合は無症候性心筋虚血で、大冠動脈の狭窄が原因であるが、微小血管狭窄症の場合は、心臓の毛細血管で起こるもので簡単には見つけられないのである。
若い女性にも起こるもので閉経期の40台から50台に起こることが多いのである。最近では篠沢教授や野村佐知代など有名人の突然死は心筋梗塞が原因である。
私も若い頃から時々胸の苦しみを感じていたが数十秒でなおってしまうので、医者の診断を受けずに来てしまったが、原因は微小狭心症だったのかもしれない。今回は酒を飲んだ後で起こる失神の診断で脳のMRI検査から出発して、循環器科に回されて血管の狭窄が発見されたのであるが、胸の痛みを感じなくても無症候性心筋虚血があることを疑うことが大切であることを痛感したのである。
読者の皆さんも心臓病には十分注意してください。

6019.ISO国際規格の紹介 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年12月13日(水) 10時36分
スレッド6012で紹介したISO国際規格http://kikakurui.com/z9/Z9061-2016-01.html
をダウンロードしたらJIS規格を閲覧できますが、正式に購入した内容に比べて読み
にくいので、正式な規格を読みたければ5000円で購入できます。

6016.品質管理と品質工学の融和について 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年12月1日(金) 17時10分
谷本会長様

突飛なことを申し上げますが、最近の市場の企業の品質問題を考えてみると「従来の品質管理」の中に品質工学の考えていることを融和させて、「新しい品質管理」として品質管理の足らない局面を補ったものとして世の中に普及させることが至上命題ではないかと考えます
が、いかがなものでしょうか。
品質工学の良さをいくら強調しても反発が起こるだけで、品質工学の考え方の発展にはならないように感じています。
品質工学側で制定したJIS規格やISO国際規格が世の中では普及しないのが現状です。
従来の品質管理は手法としては統計的手法を活用した工程品質の改善が中心だったのですが、考え方は品質工学と同じのはずです。
曼荼羅の世界で考えれば共通的概念に統一できるはずです。
科学と技術は別物ですが、目的は人類にとっては汎用的なものです。
従来の品質管理で試験や検査を強調しても現在の市場問題は改善できないのですから、再発防止と未然防止のやり方を融和させた品質管理を世の中に定着させる努力が必要ではないでしょうか。
田口哲学を世の中に普及定着させるためにはアウフヘーベンの哲学が必要だと考えています。



6017.Re: 品質管理と品質工学の融和について
名前:kazz@管理人    日付:2017年12月1日(金) 17時4分
谷本会長のコメントです。

原先生

全然突飛では有りません。
私は「一発完動」以来品質管理と品質工学の融和させることがPPM時代の品質管理と思っています。
さらにこの融合が品質管理すなわち製造管理と技術管理と融合させ、日本産業の復活に繋がると主張しています。

先日品質管理学会の椿元会長と面談し、共同で新しい品質管理の有り方を研究しようと合意しております。
現在近岡事業部会長の下品質管理学会と調整中です。
スタート出来れば皆さんにお知らせします。各研究会でも積極的に他団体との協業を進められたらと思います。

おっしゃるとおり、一方的に主張するだけではなく、多くの学会、団体との共同で研究することも大切です。
またいろんな機会を捉えてもっと外部へ発信する必要が有ります。現在一般社団法人企業研究会の機関紙への
投稿を皆さんにお願いして進めています。企業の経営層へのアピールのつもりです。
もっともっと外部に向かって発信する機会を作って行きたいと思います。
よろしくご支援下さい。

6009.三菱系2社のデータ改竄について 返信  引用 
名前:Kazz@管理人    日付:2017年11月24日(金) 16時18分
政府に投稿した件です。

またまた三菱系2社でデータ改竄が発生しました。
神戸製鋼の場合にも申し上げましたが、取引の段階で同じことが発生したのです。
このことは日本全国の企業でも同じことが起こることは目に見えるようです。何故なら企業の生産性が劣化しているのです。
開発段階で開発の生産性は機能性評価とパラメータ設計で市場品質の向上を図り、生産段階では工程品質の改善に損失関数を使って、BtoBの取引の段階で先日も申し上げましたJIS規格で決めた「規格値の決め方」を用いて生産者と購入者の両方が納得する規格公差を決めて取引することができるのです。現在は両者の納得する規格が決められていないばかりか、生産者が決めた規格公差すらデータが改竄されているのです。政府や官庁では上記の内容はご理解いただけないと思いますが、企業に対してISOや品質管理でJIS規格の徹底を指導されることを期待します。品質工学では3種類のJIS規格を制定するとき参加しました。更に最近国際規格でも製品のパラメータ設計や規格値の決め方を制定されました。調査していただければご理解いただけると思います。

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6011.Re: 三菱系2社のデータ改竄について
名前:kazz@管理人    日付:2017年11月24日(金) 17時47分
今日もスズキの車のリコール問題で社長の謝罪会見が行われた。
日本ではTV番組の「陸王」に代表されるように、NHKのプロジェクトX型の仕事のやり方から脱出できないのである。
汗水たらして長時間働いて成果を出す体質に慣れると、プロセスの悪さについて反省して仕事のやり方を変えようとは考えないのである。問題が起これば原因を追究して問題を解決した人が評価されるのである。
効率的な仕事のやり方の良さを社内教育で頭で理解しても心底理解していないため応用ができないのである。研究会で発表される事例を見ても手法だけは使っているが、本質が理解されていないため、駄目な結果に終わっているのである。
田口先生が研究発表大会で「本日の事例はすべて間違いです」と言われたことを思い出す。最近のQES大会の事例でも同じことが繰り返されているのである。品質工学の考え方を理解することは時間がかかるので、あきらめて従来のやり方に戻ってしまうことは残念なことである。
田口先生は「普及には関心がない」と言われたが、とにかくたくさんの事例に挑戦して真意をくみ取るしかないのである。

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6012.Re: スズキのリコール問題について
名前:Kazz@管理人    日付:2017年11月24日(金) 20時17分
本日スズキのリコール問題で社長が謝罪の会見があったので、経済産業省に下記のメールを送りました。

再三申し上げますが、神戸製鋼、三菱関連企業、スズキなどデータ改竄がなぜ起こるのかについて、出荷段階の問題は生産段階の問題ではなく、源流の技術開発段階や上流の製品開発段階で技術力の評価が正しく行われていなかったことが問題だと思います。先ほど申し上げましたJIS規格は下記のとおりですが、4,5の規格は開発段階で技術力を評価するものですが、開発段階で市場品質を確立するものです。いくら固有技術が優秀でも、科学的思考だけでなく、ものづくりでは「技術的思考」が必要なのです。
JIS規格の1,2,3は製品を検査する段階で活用するもので、BtoBのように企業間の取引には絶対に行わなければならないものなのです。
品質工学では、従来の「問題解決型」のモノ作りから、「技術開発型」のモノづくりへ企業が転換しなければいつまでたっても、データ改ざん事件は直らないのです。
経済産業省はJIS規格を制定管理しているのですから、企業に下記の規格を活用するように指導されることを期待してお願いします。

品質工学関連JIS規格の紹介

1.JISK7109 プラスチックの寸法許容差の決め方
      (1986年3月制定)
2.JISZ8403  製品の品質特性ー規格値の決め方通則
      (1996年8月制定)
3.JISZ9090 測定―校正方式通則
      (1991年8月制定)
4.JISZ9061 新技術と製品プロセスのための統計的方法の応用ーロバストパラメータ設計
      (2016年12月制定)
5.ISO16336(国際規格)Application of statistical and related methods to new technology and product development process
-Robust parameter design(RPD)(2014年7月制定)

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6014.Re: 三菱系2社のデータ改竄について
名前:Kazz@管理人    日付:2017年11月28日(火) 22時47分
東レでデータ改竄が発生した。
前にも述べたが日本全国の企業で多かれ少なかれ同じことが行われているのだ。
結局は技術力がないために下流の生産段階で規格に適合せずデータの改ざんが行われているのだ。
しかも決められた規格値そのものが市場品質ではなく、工程品質の問題なのだ。この標準条件の工程品質の規格すら合格しないのだから、ノイズにロバストな市場品質に合格しないのは明らかなのである。
最近のトヨタのタイヤの寿命が3年以内で交換しなければならないのを皆さんはご存知ですか。トヨタの販売員の話では昔のタイヤの品質に比べて寿命が短くなったというのだから驚くばかりである。私が3年前に購入したアクアのタイヤは3年以内に劣化して4輪とも交換した。
JIS規格の規格の決め方など考える前に、機能性評価とパラメータ設計で市場品質を改竄事件は続くと断言する。

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6013.戦略大会と現実問題の整合性は 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年11月27日(月) 22時57分
RQES戦略大会に欠席したが資料が送られてきたので内容を拝見した結果を見た感想であるが、学会の主張は理解できるが、現実社会のトラブルを考えると、何か空しい感じがする。
学会の今後の方向の戦略だということだが、具体的でなく何を目指すのかよく分からない。田口先生の戦略をさらに展開されたということだが何が新しいのかよく分からない。大前研一の企業戦略や孫子の兵法など過去の戦略を参考にしているがよく理解できない。日本の経営者が期待してい戦略課題とは考えられない。
現実にはデータ改竄が頻発している現在、社会の改善に寄与できる提案をすることが学会の任務だと思うが全くこの問題には応えていない。
その他、研究開発テーマの発表があったが、戦略大会のテーマにはふさわしくないと思う。

6004.品質工学の普及は手法の伝達ではない 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年11月5日(日) 10時56分
品質工学の普及を考えている人はパラメータ設計の手法を教えることから出発するのが普通である。簡単に品質工学を教えるためにはそれでもよいのだが、手法を覚えた技術者が本当に田口哲学を理解したとは考えられないのである。物事の考え方を身に着けるためには、「心技体」を身に着けることが大切であるが、最も大切なことは心の考え方を理解することであり、身に着けるには数年かかるのである。企業で管理技術をたくさん学ぶが、仕事の中で活かせないのは考え方が身についていないからである。田口玄一が品質工学の手法を確立するためには何十年の歳月が必要だったのである。たくさんの問題や課題に接することで確立してきたものである。
紙コプタ―の事例でパラメータ設計を学ぶことに対して、田口玄一は即座に「目的がないから駄目だ」と述べられたのは考え方の心が不純で形式的に手法を使っただけだからである。
別件であるが、先日の衆議院に当選された皆さんについても同じことが言えるのであるが、ここではご想像に任せる。(東大を出ていてもセクハラは論外だが。何のため誰のための国会議員かが分かっていない)
大学を出ておれば、知識である手法は身に着けることは簡単であるが、考え方は奥深くたくさんの問題に接しなければ理解できないのである。
私の場合、毎月研究会で田口玄一の講義を受けて、同じ説明の中から考え方が身についたのである。私が感動したのは田口哲学に共鳴したからだ。我が家には保険屋や庭師や株屋やが訪ねてくるが、彼らに対してもお客に対する姿勢について考え方を話すことが多いのである。
相手にとっては誠に迷惑な話だと思うが田口哲学から身についた考え方を話したいのである。問題や課題を持っていない人には迷惑なことだと思うが、気が付いたらその人の働き方やノイズ問題が気になるのである。
松下出身であるから松下幸之助の哲学に感化されたことも田口哲学との共通性に共鳴したのである。



6005.MBSの「陸王」という感動ドラマを見て
名前:kazz@管理人    日付:2017年11月9日(木) 13時54分
今夜MBSの「陸王」というドラマを見ていて感じたことは、何年か前に、NHKの「プロジェクトX]を思い出した。内容はマラソン用のシューズの開発で、履きやすく耐久性の高い靴を開発するために、試行錯誤で最適条件を求めるために何日も掛けて実験を繰り返して成功した物語である。
品質工学の立場に立てばパラメータ設計で靴底材料の高度の最適化を図ることは簡単にできるのであるが、技能では一因子実験を繰り返して希望の硬さを見つけるしかないのである。このようなドラマが相変わらず視聴者は感動を覚えるのである。
技能の技術化に苦労したドラマであるが、現実の企業では、同じような仕事のやり方が繰り返されているのである。品質工学の大切さをしみじみ感ずるドラマであった。

余談になるが、シルクゴムの硬さの目標値はロックウェル硬さ55度を求めるために苦労していたが、これはスペックであるから出荷検査の規格値の平均値であるから、市場品質の評価にはならないのである。
市場品質は「硬さ」だけではなく、耐久性も評価しなければならないので、機能性評価では「フックの法則」で荷重と変位の比例関係で、ノイズを考えて、弾性評価だけではなく、塑性領域まで評価する必要がある。
ドラマであるが、硬さの目標値を達成すれば市場で使用できると考えているのである。品質工学的ではない。


6008.Re:科学と技術は別物で両立する
名前:kazz@管理人    日付:2017年11月23日(木) 9時44分
品質工学を説明するとき科学的思考を批判することはまずいのである。
田口先生は統計学者と論争したことは有名であるが、科学的思考を否定したのではない。
その証拠にはMTシステムを確立したことで明らかである。現象を解明することは自然現象を解明するためには大切なことである。
問題は科学と技術は別物であるという思考は必要なのである。モノづくりでは科学的思考とは別に自然の原理を活用して、自然現象をノイズと考えてノイズに強くすることが大切なのである。
自然現象が理想機能であるが理想機能が現実には存在しないことを理解することが大切なのである。モノづくりでは理想機能を追究して理想機能からのずれを評価することが大切なのである。
世の中では理想機能を追究することを重視するが、理想機能道理でないことにはあまり関心がないのである。トラブルが起きてから原因を追究する科学的思考が中心なのである。見えないものは神の世界であって見えるものしか信じないのが問題なのである。

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6007.パラメータ設計では目的を明確にせよ 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年11月11日(土) 10時7分
「パラメータ設計では目的を明確にせよ」
昨日の研究会でアルミのレーザー溶接の発表があったが、過去のテーラーブランク工法の事例を真似して実験したため、中途半端な内容になってしまった。
E社の実験の目的は鉄材に代わって軽量化を考えてCO2の削減を達成したいのだから、レーザー溶接実験は、テーラーブランク工法の目的と異なるのである。したがって、母材と同じものを期待した実験ではなく、鉄材と強度など品質は変えずにレーザー溶接で軽量化を達成したいのである。
そのためには、レーザー溶接のパラメータ設計では、制御因子はアルミの種類を数種類選んでノイズはレーザー溶接の初期条件をN1として、曲げ試験で劣化したものをN2として、直交表に割り付けて制御因子とノイズの交互作用でロバストネスの最適条件を求めればよいのである。テーラーブランク工法のようなアルミの母材にチュウニーイングするのではなく、強度は鉄材と同じ程度になるように軽量化を達成することが大切である。強度はアルミの板厚で調節すればよいのである。
パラメータ設計を行う時には、目的を明確にした実験のやり方を選ぶことが大切なのである。

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5995.神戸製鋼の強度偽装問題 返信  引用 
名前:Kazz @管理人    日付:2017年10月11日(水) 11時50分
首題の件が問題になっている。ロケットから7社の自動車メーカーなど、形式認証に対してデータ改ざんが報道されている。
具体的な話でないのでコメントできないが、購入した企業ではどのような検査をしていたのかが不明である。品質工学では、公差を決めるときには、購入先の損失コストと生産者側の損失コストの比で決めることがJISで決められていたはずであるが、実際にはJISの「規格値の決め方」が実行されていない証拠である。
神戸製鋼内部でリコールを発表したとのことであるが、問題は受け入れ先で検証するのが当然のはずである。企業は無検査で受け入れしたことになる。全くあきれた話だがこれが日本のモノづくりの実態なのである。

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5996.Re: 神戸製鋼の強度偽装問題
名前:kazz@管理人    日付:2017年10月13日(金) 18時55分
政府へのご意見投稿の件

 最近報道されている首題の件であるが、詳細の報道がないので分かりにくいのだが、データの改ざんは受け入れ企業からではなく生産者側から発表されたことが問題なのである。
供給者と需要者の間で商品のやり取りを行う場合、品質やコスト問題は受け入れ検査で明らかになるはずである。受け入れ検査においては公差の決め方が明確であれば問題は未然に防げるのである。JIS規格ではJISZ8403「規格値の決め方通則」で下記のように決められている。すなわち、購入者側公差は生産者側の損失コストと購入者側の損失コストの比で決まるのである。
したがって、ロケットと自動車では公差は異なるのが当然である。何故ならば、問題を起こしたときロケットの方が被害は大きいので、自動車の公差より厳しい公差で生産者は製作する必要がある。生産者側の品質データはその公差以内で生産する必要があるのである。今回は購入者側が検査を省略して購入したのだろうか。生産者と購入者の両者の規格公差は同じではならないのである。JISで決められた公差を使っていたら、データ改ざんなど起こるはずがないのである。
政府や所轄官庁はJIS規格を順守するような内示を企業に公布する必要がある。JIS規格が決められたのは品質工学の考え方で、社会的損失の最小化を考えて、平成8年8月1日に制定されたものである。

 

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5997.Re: 神戸製鋼の強度偽装問題
名前:kazz@管理人    日付:2017年10月19日(木) 10時31分
今回の事件の詳細が分からないので、データ改竄の真相がわからなくて勝手なことを述べているが推察するしかないのである。
推察として強度問題であれば、形式認証では破壊強度として考える。破壊強度の規格に対して形式承認の規格を満足できず改竄したものであれば、もってのほかである。
破壊強度を超えたときの神戸製鋼の損失と購入者の損失が分かれば、購入者側の受け入れ規格公差が決まるはずであるが、日本の現実では「規格の決め方通則」があっても、採用している企業が殆どいないのだと考えている。
商品の取引に損失関数を使う習慣が徹底していない証拠である。
問題は機能限界を超えたときの損失金額を考えて開発生産体制のマネジメントができていないことが問題なのである。
学会として今後この問題をどのように普及させるかが課題である。品質工学の普及もまだまだである証拠なのだ。

世の中で事件が起こったとき学会が何も手を打たないことが問題なのである。
田口先生は9.11の時にアメリカの機械学会が問題にして立ち上がったことを述べておられたが、日本では大学や法人学会が見て見ぬふりをしていることが問題ではないだろうか?

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6001.Re: 神戸製鋼の強度偽装問題
名前:Kazz @管理人    日付:2017年10月28日(土) 9時33分
データ改竄した事情の説明が以下の通りだと発表された。
神戸製鋼の出荷規格が60であるので受け入れ側は80あれば余裕があるとして合格としていたが、実際には80のモノを100としてデータを改竄したということである。
80であれば問題が起こらないものを何故100としてデータを改竄したのか理解に苦しむ話である。80でも問題が起こらないものを何故100として出荷したのか理解に苦しむのである。
今回の例であれば市場では問題が起こらないはずである。不可解な事件である。
問題はJIS規格「規格値の決め方通則」など全く無視をした取引なのである。
このJISは生産者の損失と受け入れ側の損失が明確でないので市場では使われていないのだろう。


6006.Re: 神戸製鋼の強度偽装問題
名前:kazz@管理人    日付:2017年11月9日(木) 14時48分
政府の通産省へ投稿した内容

先日神戸製鋼のデータ改竄の件でメールしたものですが、ご返事がないので再度詳細に述べることにします。
データ改竄の原因はJISで制定された規格を守っていないから起きた事件です。制定されたJISZ8403「製品の品質特性ー規格値の決め方通則」は生産者と購入者の両方の規格値を決めるものですが、日本では採用している企業が少ないのです。採用しない企業が多いのは、内容が品質工学の評価尺度である「損失関数」の考え方が理解されていないからです。アメリカのデミング博士が晩年にこの損失関数は品質管理のCp値などに比べて世界で一番の優れた評価尺度であると言われていました。簡単に説明しますとBtoBやBtoCで製品の規格を決めるときには、生産者の規格公差Δと購買者の規格公差Δ0の関係は、Δを超えた損失コストAとΔ0を超えたときの損失コストA0 の平方根の比(割合)で表すことになっています。すなわち、両者の損失コストが異なれば規格も異なるのです。
例えば、人工衛星と自動車に鋼材を適用した場合、規格が異なるのです。人口衛星の方が自動車より損失コストが大きいので、神戸製鋼では規格値が異なり、人工衛星に出荷する場合の方が自動車に出荷する規格値より厳しく決める必要があるのです。
したがって、この「規格値の決め方」は合理的で両者が納得するものです。経済通産省が中心になって、このJIS規格を企業で採用するよう基準化していただきたいのです。日米通商の場合にもこの規格を採用すれば公平でトラブルが解消できるはずです。

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