アフリカの東北海岸沖でタンカーや貨物船が海賊に乗っ取られている、というので欧米では大騒ぎをしています。中国は軍艦を派遣し、日本もそれを検討中とのことです。しかしなぜこの問題が発生したのかについては欧米にしても日本にしてもマス・メディアは沈黙しています。要するに悪事を働く海賊どもだから退治しなければならない、というのが風潮です。
しかしこの問題の発端が何であるのかを調べてみると、全く別の話になります。この「海賊たち」は元来漁師です。つまり海へ出て魚を捕り生活をしていたのです。ところが最近は欧米中日などの大型の船舶がひっきりなしに通り続け、漁業などできなくなりました。生活の道を絶たれれば別の方法を考えるしかありません。と言っても漁業しかしらない人たちですから他に生計を立てる方法はありません。好むと好まざるとにかかわらず、「海賊」になるのが事実上唯一残された生きる道です。彼らはこのことをはっきりと述べていますが、マス・メディアは彼らの言う事を無視し、いかに悪者であるか、ということしか伝えません。
よく考えてみると、真珠湾攻撃で日本を悪者とし、それ以前に何があったかには沈黙している欧米のマス・メディアと同じです。ウラのウラの良い例だと思いませんか。
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