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3510.「ぼけますから、よろしくお願いします。」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/12/5(水) 19:2
テレビディレクターの信友直子が、認知症の母親と耳の遠い父親を題材に手がけたドキュメンタリーで、2016年と17年にテレビで放送された作品に追加取材、再編集を加えて、信友監督初の劇場作品として劇場上映されました。

広島県呉市で一人娘として生まれ育った信友監督は、大学進学のため18歳で上京して以来、40年近く東京で暮らし、現在はドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクターとして活躍しています。この映画の中にも当時の様子が出てきますが、自身の乳がん闘病を描いたドキュメンタリー番組「おっぱいと東京タワー 私の乳がん日記」でニューヨークフェスティバル銀賞などを受賞しました。

信友監督は両親との思い出づくりのため、父と母の記録を撮り始めます。しかし、信友は母の変化に気づきます。
2014年、87歳の母がアルツハイマー型認知症と診断され、耳の遠い95歳の父が母の介護をする日々が始まりました。
実家に帰ろうか悩む信友に父は「あんたはあんたの仕事をしなさい。わしが元気なうちはわしがみるけん。」と言います。信友は両親の記録を撮ることが自分の使命だと思い始めます。

どの家族にも起こりうる普遍的な現代社会の問題なので、映画館は満席。
夫婦、親子、老い・・・いろんなことを考えさせる映画でした。
家族三人とも優しい声の穏やかな人柄で、ユーモアもある作品ですが、認知症が進行していく中で、お母さん自身がとても苦悩しているところがよくわかり、それが一番印象的でした。

3509.「くるみ割り人形と秘密の王国」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/12/4(火) 12:2
チャイコフスキー作曲の音楽によるバレエ「くるみ割り人形」の原作として知られる、ホフマンの童話「くるみ割り人形とねずみの王様」をベースにしたオリジナルストーリーをディズニーが実写映画化したファンタジーでアメリカ映画です。

19世紀のクリスマスのロンドンが舞台。
愛する母を亡くし心を閉ざした少女クララは、クリスマスイブの夜にくるみ割り人形に導かれ、誰も知らない秘密の王国に迷い込みます。

チャイコフスキーの音楽、ロシア風のお城、華やかな美術と衣装が素晴らしいです。
クララを演じるマッケンジー・フォイは知的で美しく上品で、キーラ・ナイトレイ、モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレンら豪華キャストが脇を固めます。さらにバレエ界からも、ミスティ・コープランドやセルゲイ・ポルーニンといったトップダンサーたちが参加。

時間の都合で、仕方なく日本語吹き替え版を見たのですが、主人公のクララ役に小芝風花、心優しいくるみ割り人形役、小野賢章、キーラ・ナイトレイ演じるキーパーソンとなるシュガー・プラム役、坂本真綾、全く違和感の無いキャスティングでした。

でも、肝心のストーリーが物足りなくて、何も残らなかったのが残念。「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレムも連名で監督として参加でしているのに・・・。
親子で楽しむにはピッタリの映画です。

3508.「ボヘミアン・ラプソディ」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/11/14(水) 10:34
イギリスのロックバンドのクイーンのボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーに焦点を当て、バンドの結成から1985年のライヴエイド・パフォーマンスまでを描いた伝記ミュージカル映画で、アメリカ映画です。

1971年にロンドンで結成された4人組のロックバンドは当初は評価されず、不振が続きましたが、やがて人気バンドに成長します。クイーンのメンバー、ブライアン・メイとロジャー・テイラーが音楽プロデューサーを務め、フレディのボーカルをはじめ基本クイーンの音源を使っているそうで素晴らしい演奏です。特に85年のライブエイドでの大観衆がスタジアムを埋め尽くすシーンは圧巻で、ライブ会場に行ったような臨場感が味わえます。
成功の光と影、家族や恋人、友情などの人間関係、慢心、孤独、信頼、達成感、いろんな要素がいっぱいで、音楽映画としてだけでなく、ヒューマン・ドラマとしても、とても楽しめました。

フレディ・マーキュリーのことはインド系だったこと、バイセクシャル、ゲイだったことはもちろん、名前すら知らず、クイーンも名前を知っている程度なので迷ったのですが、本当に見てよかったです。
配役もよかったし、フレディが飼う猫たちが可愛かったのも◎。

3507.「ライ麦畑で出会ったら」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/11/12(月) 21:47
1951年の発売以来、青春小説の名作として読み継がれている小説「ライ麦畑でつかまえて」に魅了された少年が、作者のJ・D・サリンジャーを捜す旅に出るロードムービーです。

1969年のペンシルベニア州。学校に溶け込めない高校生のジェイミー(アレックス・ウルフ)は、小説「ライ麦畑でつかまえて」に感動し、舞台化することを思い付きますが、原作者であるサリンジャーの許可が必要であることを知ります。

隠遁生活をするサリンジャーに連絡を取ることは容易なことではなく、ジェイミーは演劇サークルで出会った女学生ディーディーとサリンジャー探しの旅に出ることを決意します。

小説に感銘を受けた高校時代のジェームズ・サドウィズ監督の自伝的作品です。「ライ麦畑でつかまえて」は題名は知っていても未読なせいもあり、共感とか感動というわけではないけれど、すがすがしい青春映画でした。

ジェイミー役アレックス・ウルフ、サリンジャー役はアカデミー助演男優賞も受賞したことのあるクリス・クーパー。
2015年製作なのに、今ごろ日本で公開されたのは、サリンジャー生誕100年記念が近いからでしょうか。

3506.華氏119」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/11/8(木) 20:2
巨大な権力に対してもアポなし突撃取材を敢行するスタイルで知られるドキュメンタリー監督のマイケル・ムーアが大統領ドナルド・トランプを題材に手がけたドキュメンタリーです。
タイトルの「華氏119」は、トランプの大統領当選が確定し、勝利宣言をした2016年11月9日に由来し、ムーア監督の代表作であり、当時のジョージ・W・ブッシュ政権を痛烈に批判した「華氏911」に呼応するものになっています。

ヒトラーのスピーチ映像にトランプ大統領の声を当てた映像が映されます。悪の天才、暴言妄言の独裁者トランプですが、ムーアは彼は降ってわいたわけではないと言い、トランプを当選させたアメリカ社会にメスを入れます。民主党の有力候補だったサンダースが降りた背景にも迫ります。

しかし、映画の大半を占めるのはムーア監督の故郷でもあるミシガン州フリントで水道水が高濃度の鉛で汚染されて健康被害まで確認されたことです。ミシガンではリック・スナイダーという、とんでもない共和党の知事がトランプ大統領就任の前に誕生していたのです。
今まで知らなかった、実に恐ろしい事実だけれど、もっと直接に反トランプの材料を並べてほしかったです。女性やLGBT、他国、環境問題に対する態度など、報道で知らされていることだけれど、触れられていなかったのが不満です。

教師たちのストライキ、クラスメートの多くを学内テロで失った高校生たちが決起し、銃規制の重要性を訴える映像、選挙権は無くとも、行動で社会を動かせることを示した10代の仲間たちなど、希望が感じられる内容もありました。

3505.「旅猫リポート」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/11/3(土) 9:55
人気作家、有川浩氏自身が「一生に1本しか書けない物語」と語るほど思い入れの強い同名の小説の映像化で、有川氏が脚本作りにも参加し、撮影時は猫をあやしたりもしたそうです。
元野良猫のナナは、交通事故に遭ったところを猫好きの青年・悟に助けられ、それ以来5年間、彼の飼い猫として幸せに暮らしてきました。
しかし、ある事情からナナを飼えなくなった悟は、新しい飼い主を探すため旅に出ます。学生時代の友だちなど、これまで出会った大切な人々を訪ねながら、自身の人生を振り返る悟でしたが……。

優しいけれど、他人に対して一定の距離を保つ悟を福士蒼汰が好演。
撮影は大変だっただろうけれど、雄猫ナナを演じたネコは可愛いだけでなく、人間顔負けの表情や仕草で感心させられました。また高畑充希の声が違和感ゼロでした。

悟の高校時代の同級生役で広瀬アリス、大野拓朗。悟を幼少期から見守る親戚の叔母・法子役の竹内結子などなど、主演の一人と一匹以外の共演者も、なかなか豪華です。特に広瀬アリスが演じた役と共にとてもかっこよかったです。
人と動物の絆、親子の問題や友情、初恋など、人と人とのつながりが描かれ、何度か涙腺が緩む場面があり、素晴らしい映画でした。
猫好きや動物好きはもちろん、万人の心を温かくする物語は、海を越えてさらなる広がりをみせているそうで、嬉しいです。

3504.「愛と法」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/10/29(月) 21:23
第30回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門作品賞などに輝いた日本・イギリス・フランス合作のドキュメンタリー映画で、監督はロンドンを拠点に世界各国で映像を制作してきた戸田ひかる。

大阪の下町で法律事務所を営む二人の男性弁護士は仕事だけでなく、プライベートでもパートナーであり、2011年にみんなに祝福されて結婚式を挙げました。二人のもとには、セクシュアル・マイノリティ、養護が必要な子どもたち、戸籍を持てずにいる人、「君が代不起立」で処分された先生、作品が罪に問われたアーティストなど、さまざまな困っている人たちが全国から相談にやってきます。

目立ちたがりのカズとしっかり者のフミ、家族になった二人の弁護士の微笑ましい日常と奮闘、裁判を通じて二人と共に、自分らしさのために闘う人々を描いています。少数派に寄り沿う、こんな温かい弁護士さんがいること、本当に嬉しくなります。ユーモアと優しさがあふれ、幸福感が感じられる映画ですが、同時に日本社会の現実が見えてくる映画です。

LGBTに関して理解を深める映画を見るつもりが、それは一部に過ぎず、いろんなことを考えさせられる映画でした。個人的には「君が代不起立」で処分された先生の、自分が納得がいかないことをおかしいと思って行動する人が大変なスピードで少数になっていっているというような言葉に共感、今の時代がとても怖くなりました。

吉田弁護士、戸田監督、南弁護士のお母様のトークが聞けて、サインもいただけてラッキーでした。多くの方に見ていただきたい映画です。

3503.「日日是好日」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/10/16(火) 17:49
エッセイスト森下典子が約25年にわたって通った茶道教室での日々をつづり、人気を集めたエッセイ「日日是好日 『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」を、大森立嗣監督が黒木華主演、樹木希林、多部未華子の共演で映画化。

母親の勧めで茶道教室へ通うことになった大学生が、茶道の奥深さに触れ、成長していく姿を描いていています。
先月亡くなった樹木希林さんは、黒木ふんする主人公・典子とその従姉妹・美智子(多部)が通う茶道教室の、品がよく穏やかな先生を演じていて、さすがの存在感です。動き、たたずまいも美しく、作法や所作の決まりごとを教えるセリフも明確で、体調が悪く、余命が短いとはとても思えなかったです。遺作は自ら企画した来年公開映画「エリカ38」(浅田美代子主演)のようですが、この映画も樹木さんを偲ぶのにふさわしい一本でした。

長い年月の間に紀子は、世の中にはすぐにわかることと、時間をかけてわかることがあると知ります。就職の悩み、失恋の痛手、大切な人の死などを経験したことで、一期一会という、茶道や人生の大切なことを実感していきます。人は長く続けていることに救われる事があることも知ります。先生の「頭で考えちゃダメなの、形から入って、後から心がついてくるものなの」、「毎年毎年、こうして同じ事が出来る幸せ・・」というセリフも印象的でした。

日本の四季を感じることができる構成で、掛け軸の書や音が効果的に使われています。
黒木華が20歳の女子大生を演じるのは意外でしたが、40代までを自然に見せてくれて、さすがです。既に素晴らしい女優さんだけど、最晩年の樹木さんに接し、多くの物を得たことでしょう。鶴見慎吾が紀子の父親を演じて好演で、もっと若くして亡くなった父を思い出しました。

3502.「チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/10/12(金) 20:52
フェルメールの絵画の世界を小説にしたいという思いから生まれたベストセラー小説「チューリップ熱」を、「ブーリン家の姉妹」のジャスティン・チャドウィック監督と「恋におちたシェイクスピア」のトム・ストッパード脚本で映画化した米英合作映画です。
球根一個で家が買えたというチューリップ・バブルに浮かれる17世紀オランダ、アムステルダム。
エネルギッシュで猥雑な運河沿いの町、薄暗い光の射す室内、衣装をまとった人物たち、フェルメールの絵画の趣がたっぷり。
修道院で育ったソフィアは、年の差があるが大事にしてくれる裕福な男の後妻になり、特に不満も無く暮らしていました。そんな中、夫が夫婦の肖像画を若い無名の画家ヤンに依頼します。キャンバス越しに見つめ合う二人はすぐに恋に落ち・・・。

ソフィアの侍女マリアのモノローグで始まり収束する物語は悲劇かと思えば喜劇でもあり、シェイクスピアの戯曲のよう。
ちょっと想像とは違ったけれど、なかなか面白かったし、後味が良かったです。

フェルメール・ブルーのドレスを身に着けた美しい絵のようなソフィア役は「リリーのすべて」「光をくれた人」のアリシア・ヴィキャンデル。画家ヤン役のデイン・デハーンは若き日のディカプリオに似ていて、ちょっと勝地涼にも。
夫役はクリストフ・ヴァルツ、ジュディ・デンチもチューリップを栽培する修道院の院長役で存在感たっぷり。

3501.「LBJ ケネディの意志を継いだ男」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/10/12(金) 19:33
LBJとは、JFKに対して、リンドン・ベインズ・ジョンソンが使った略称とのことですが、知名度は本国でも、たぶんゼロ。
ジョン・F・ケネディ暗殺直後、第36代アメリカ合衆国大統領に就任したリンドン・B・ジョンソンという、地味で人気の無い人物に焦点を絞った政治ドラマです。

リンドン・B・ジョンソンは民主党の院内総務として精力的に活動していましたが、1960年の大統領予備選挙で、党の大統領候補としてジョン・F・ケネディが選出され、ケネディは米大統領に当選を果たします。ジョンソンは43歳の若きライバル、ケネディの副大統領となることに同意しましたが、副大統領は閑職でした。

しかし1963年11月22日、ケネディ大統領がダラスで暗殺され、ジョンソンはわずか98分に第36代大統領に就任。理想と希望を語ったケネディの遺志を尊重し、公民権法を支持して実務家としてそれを実行に移していきます。

「スタンド・バイ・ミー」のロブ・ライナー監督ということで期待しましたが、南部出身で保守派のジョンソンが、何故そうしたのか、あまり明確に描かれていないので、映画としては、物足りなさがありました。
「スリー・ビルボード」のウッディ・ハレルソンがジョンソン大統領を演じて、なかなかです。

3500.「散り椿」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/10/11(木) 19:59
名カメラマンの木村大作が、映画監督第3作として手がけた時代劇で、「雨あがる」などの監督・小泉堯史を脚本に迎え、直木賞作家・葉室麟の同名小説を実写映画化。

享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛は追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠の死を前にした願いをかなえるため故郷へ戻ります。願いとは、新兵衛のかつての友、榊原采女を助けてほしいというものでした。

撮影は、雄大な大日岳など富山県を中心に、滋賀(彦根)、長野(松代)などで、時代劇としては前代未聞の全編オールロケだそうで、後で知ったら有名なお寺や貴重な住宅、歴史ある町並みや街道がたくさん撮影場所として使われていました。でも、ちょっと画面が暗めだったのと、脚本が良くなくて、ストーリーを追うのに忙しく、じっくり映像美を味わえなかったのは残念。

主人公・新兵衛役の岡田准一の殺陣は見事ですが、表情がワンパターン。采女を西島秀俊が演じていますが、もっと二人の場面が見たかったです。黒木華、麻生久美子、池松壮亮、奥田瑛二 、緒形直人 、渡辺大、富司純子 、新井浩文 、 柳楽優弥 、芳根京子らベテランから若手まで豪華俳優陣が集結。

この映画はイマイチでしたが、もっと良い原作もたくさんあることですし、日本映画の一つのジャンルとして、時代劇は残ってほしいと思います。

3499.「きみの鳥はうたえる」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/10/9(火) 20:19
函館出身の作家・佐藤泰志氏による小説を札幌出身の若い三宅唱監督が映画化。
佐藤氏はこれを含めて芥川賞に5回ノミネートされましたが、受賞には至らず、自死しますが、死後に再評価され、函館三部作、「海炭市叙景」、「そこのみにて光輝く」、「 オーバー・フェンス」が映画化されました。

私は氏の小説は未読ですが、映画は三作とも見ていて、どこか心惹かれるところがありました。やはりファンが多いようで、小さな映画館は補助席まで満席でした。

函館郊外の書店で働く「僕」(柄本佑)は、失業中の静雄(染谷将太)とアパートの一室をルームシェアしています。
「僕」はバイト先の同僚、佐知子(石橋静河)と親しくなり、三人の微妙なバランスで成り立つ不思議な関係が始まります。「僕」たち三人は、夜通し酒を飲み、ビリヤードに興じ、クラブで踊り、笑い合う日々を過ごします。いつまでも、そんな日々が続くかのようでしたが・・・。

近場で乗り換え過ぎの佐知子をはじめ、金が無いのにあんなに飲んで遊ぶ彼らに、共感できなくて、どこが良いのかわからないまま見終わってしまいました。社会と隔絶した所で生きる彼らは、ある種のユートピアに居るのかもしれないけれど、
舞台を1970年前後の東京から、現代の函館に移した点だけでなく、後で知ったのですが、原作とはかなり大きな違いがあって、驚きました。

佐知子役の石橋静河は父は俳優の石橋凌、母は女優の原田美枝子。
昨年、ブルーリボン賞で新人賞を受賞したそうですが、私は連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK)でヒロイン・鈴愛の幼なじみである律の、かなり嫌な感じの妻・より子を演じていて、初めて知りました。今作を見て、なかなか魅力的な女優さんだと思いました。

3498.「きらきら眼鏡」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/10/7(日) 22:8
「津軽百年食堂」「虹の岬の喫茶店」などの森沢明夫の同名小説を、新人の金井浩人と池脇千鶴主演で映画化。
駅員の青年、明海は恋人が他界した悲しみを引きずっていました。
一冊の古本を通じて、明るい性格で、日常の何気ないことに感動する年上の女性、あかねと知り合います。
見た物全部をきらきら輝いたものにしてくれる眼鏡をはめていると言うあかねは、感動の天才でした。
しかし、彼女には余命宣告をうけている恋人がいたのです。
生と死、大切な人を亡くした後、どう生きるかがテーマですが、重くはなかったです。
原作では、亡くしたのは 愛猫だそうで、本も読んでみたくなりました。

3497.「1987、ある闘いの真実」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/9/27(木) 19:12
ソウルオリンピックを翌年に控えた韓国で、実際にあった民主化闘争を基に描いた社会派ドラマです。
1987年1月、全斗煥大統領による軍事政権下の韓国。
警察・公安は「反共」の名の下、取り調べを日ごとに激化させていました。そんな中、行き過ぎた取り調べによってソウル大学の学生が死亡します。
警察は隠蔽のため、即座に遺体の火葬を申請しますが、検事部長は解剖してからしか火葬を認めない、と頑として譲らず、拷問致死だったことが判明します。警察はもみ消そうとしますが、新聞社がスクープします。

さらに、政府が取り調べ担当刑事二人の逮捕だけで事件を終わらせようとしていることに気づいた新聞記者や刑務所看守らは、真実を公表するべく奔走し、殺された大学生の仲間たちも立ち上がります。
事態は韓国全土を巻き込む民主化闘争へと展開していき、1987年12月16日、憲法改正により直接選挙による選出で盧泰愚が大統領に選ばれました。

エンドロールに、民主化運動のデモの様子を撮った実際の映像が映されます。
1980年の光州事件のことは少しは知っていましたが、この事件のことは知りませんでした。
わずか31年前まで韓国は軍事独裁政権で、こんな恐ろしいことが現実にあったことに驚くと共に、勇気と信念ある人々の行動が社会を大きく動かしたことに、胸が熱くなりました。

3496.「プーと大人になった僕」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/9/27(木) 12:18
英国の作家A・A・ミルンによる名作児童文学をもとにしたディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」を、初めて実写映画化したアメリカ映画で、戦後の英国が舞台です。

大人になったクリストファー・ロビンが、プーと奇跡的な再会を果たしたことをきっかけに、忘れてしまっていた大切なものを思い出していく姿を描くファンタジードラマで、完全に大人向けです。

かつて「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わしてプーと別れた少年クリストファー・ロビン。
月日が流れ、大人になった彼は、愛する妻や娘とロンドンで暮らしていましたが、旅行カバン会社で働き、多忙な日々を送っていました。忙しすぎて家族との約束も守ることができず、思い悩んでいた彼の前に、かつての親友プーが現れ……

プーはいろんなことを言いますが、「何もしない時間が一番好きだ」、「今日が一番好き」、いい言葉だな。
大人になったクリストファー・ロビンを演じたのはユアン・マクレガー。
吹き替え版では堺雅人なのですが、あの声は絶対に顔が浮かんでしまうので、本当に吹き替え版でなくてよかったです。

3495.「妻の愛、娘の時」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/9/24(月) 16:50
旅行続きなどで、ずいぶん書くのが遅れてしまいましたが、「あいち国際女性映画祭」で見ました。
「恋人たちの食卓」など数々の香港・台湾映画に出演してきた名女優シルビア・チャンが監督・主演を務めた中国・台湾合作映画で、父の墓をめぐる3世代の女性それぞれの思いを、切実かつユーモラスに描いたヒューマンドラマです。

定年間近の女性教師、フイインは母の死を看取り、母を父と同じ墓に埋葬するため、田舎にある父の墓を街に移そうとします。しかし一年で出て行った父を生涯待ち続けた元妻ツォンや彼女に同情した村人たちの激しい抵抗を受けます。
TV局に勤めるフイインの娘は、義理の祖母である老女に近づき真意を聞き出そうとしますが…。

世代間のギャップは日本も同じようなものだけれど、都会と田舎のギャップの大きさが実に大きく、興味深かったです。
そこまでこだわるのかと、お墓の問題には、あまり関心が持てなかったけれど、どんなに時代が変わっても、人を愛する心に変わりはないという真実、やがて立場の違う相手を思いやる心を描いていて、その点はよかったです。

3494.「毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル〜最期に死ぬ時。」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/9/10(月) 21:56
あいち国際女性映画祭で見た愛知初公開の映画です。
関口祐加監督がアルツハイマー型認知症の母を介護する日常をありのままに描いたドキュメンタリー「毎日がアルツハイマー」シリーズ最終章。
母・宏子さんを自宅介護する生活は、9年目を迎えていました。
関口監督自身の両股関節の痛みが悪化し、リハビリも含め7週間の入院生活を送ることになり、自身も「要支援」となった現実に直面。
自身の老いも意識した61歳の監督は、誰にも訪れる死について考え、母と自分の死の選択肢を求めて、再び国内外に旅に出ます。

今回は緩和ケア、安楽死、自死幇助(ほうじょ)も含めて考察するといった深刻すぎるテーマだけれど、ユーモアもたっぷり。
上映後、監督のトークも聞きましたが、日本ではまだまだだけれど、選択肢を多く持てるのはいいことかも。
それと、介護者は自分の時間を大事にという言葉も印象に残りました。

3491.「タリーと私の秘密の時間」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/9/2(日) 11:35
「JUNO ジュノ」「マイレージ、マイライフ」のジェイソン・ライトマン監督が、「ヤング≒アダルト」でもタッグを組んだシャーリーズ・セロンを再び主演に迎えたアメリカ映画です。

主人公マーロは仕事、家事、育児と何でも完璧にこなしてきましたが、問題児の息子や姉娘の世話に忙殺され、ストレスで激太り。
40過ぎて、さらに三人目を出産し、夜も赤ん坊の夜泣きで眠れ疲れ果ててしまいます。
夫はいい人で、いい父親ではあるけれど、「冷凍ピザかよ」と文句、忙しいと言いながら、夜毎ベッドでゲーム三昧。

人に頼ることが苦手なマーロでしたが、裕福な兄がユニークな出産祝いを贈ってくれ、夜だけのベビーシッターとしてタリーという若い女性がやってきます。タリーは仕事は完璧で、全てがよい方向に変わり始め、マーロの悩みも解決してくれます。マーロはそんなタリーと絆を深めることで次第に元の輝きを取り戻していきます。
ラストにタリーの正体が明らかに。
家族・夫婦・カップルの絆について考えさせ、子育ての大変さと共に、その喜びや幸せも再確認させてくれる作品です。

シャーリーズ・セロンは、育児に疲れたマーロを体現するため、いつもの美しさ封印、体重を「モンスター」の時よりも重い18キロもの増量(23キロ説も)して、たるみきった身体を体現体現。
タリー役のマッケンジー・デイヴィスも魅力的でした。

3490.「スターリンの葬送狂騒曲」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/8/29(水) 21:9
20年にわたり「粛清」という恐怖で国を支配していた旧ソ連の絶対的独裁者スターリンが急死した1953年を舞台に、巻き起こった政権内部の争いを辛辣かつコミカルに描いたイギリス映画です。
原作は「驚くことに、ほとんどが事実」というフランスの小説で、過激&ブラックすぎて、ロシアで上映禁止となって話題を集めた異色コメディの政治風刺劇。

スターリンのために医者を呼ぼうにも、まともな医者は処刑され、ヤブ医者しか残っていなかったとは・・・。
厳かな国葬が執り行われる一方、その裏では次期最高権力者の座を狙う側近たちが熾烈な争いを繰り広げます。
スターリン以外で以外で知っている名前はスティーヴ・ブシェミが演じたフルシチョフだけですが、権力闘争の末に政権を握ったのは彼でした。もっと知っていたら、楽しめたかもしれませんが、それにしても笑えなかった気が気がします。

ロシアっぽい映像ですが、ロシアを見て回り、ロンドンで50年代のソ連を再現したのだそうです。

3489.「皇帝ペンギン ただいま」 返信  引用 
名前:ネル    日付:2018/8/28(火) 23:27
アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した「皇帝ペンギン」から12年ぶりの続編で、フランス映画です。

マイナス40℃、時速250kmにもなるブリザードが吹き荒れる南極。
過酷な環境下で子育てに励む皇帝ペンギンの親と、危険を乗り越えながら少しずつ成長していく若い皇帝ペンギンたちを描いています。ただでさえ可愛いペンギンですが、ヒナたちの愛らしいこと!
4Kカメラや、ドローンや水中撮影など最新の映像技術を駆使した映像の美しさ、迫力にも感嘆させられます。

前作は亡くなった友だちと一緒に見たので、個人的にも感慨深い映画です。


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