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消費税論議は拙速(始め)  
名前:アーサー    日付:2010/5/17(月) 21:13
引用元URL //9123.teacup.com/uekusajiken/bbs/5659

「消費税論議は拙速/日本の税制の問題点」
投稿者:忍忍 2010/ 5/14

◆輸出上位 10社で戻し税1兆円 ⇒輸出関連大企業の好調の秘密
◆大企業の役員賞与は無税
◆大企業の法人税優遇制度
◆大銀行は10年間法人税を払っていない!
◆金融優遇税制と小泉・竹中構造改革の犯罪
◆ファンド経由の対日投資を非課税

金貸しは、国家を相手に金を貸す より
//www.financial-j.net/blog/
//www.financial-j.net/blog/2010/04/001250.html#more
//www.financial-j.net/blog/2010/05/001253.html


◆貧乏人からカネを取るよりも、カネ持ちからカネを取るほうが合理的
財政赤字の累積問題は、高額所得者への累進課税と切っても切れない関係にあるのです

晴耕雨読 より
//sun.ap.teacup.com/souun/
//sun.ap.teacup.com/souun/2461.html


◆輸出上位 10社で戻し税1兆円 ⇒輸出関連大企業の好調の秘密

●この税制は「輸出戻し税」で、日本で消費されたものには消費税をかけられるが、海外で消費されたものには消費税はかけられない、しかし、輸出する商品を作るための原材料等には消費税はかかってくるので、申請すれば、後からその分を返却される・・・と言う税制である。

・10社に約1兆円の輸出戻し税
 私の最新の試算によれば、輸出上位10社になんと約1兆円の輸出戻し税があるのです。

 では、トヨタの場合はどれくらい戻ってくるのか。(国内売上高)×5%から、(国内売上高に対する仕入高)×5%を引くと、374億円ほど納税額が出ます。本来これは納めなければいけないのです。ところが輸出戻し税の計算をすると、2665億円も戻ってきますから、そこから国内の納める分374億円を引いて、なお2291億円ほどがトヨタに還付(図参照)されることになるのです。

赤字の豊田税務署
 問題なのは、トヨタは納めすぎた税金を還付してもらっているのではなく、一度も消費税を税務署に納めたことがないということです。では誰が納めたかといえば、トヨタの何万という全国の下請けが各地の税務署に必死で納めた税金です。それを豊田税務署がトヨタ1社にドーンと戻すのです。豊田税務署は還付金が多く赤字の税務署です。

消費税論議は拙速(1)  
名前:アーサー    日付:2010/5/17(月) 21:11
◆大企業の役員賞与は無税

「新会社法(06年施行)にともない、役員賞与は利益扱いではなく費用扱いになり、利益欄の『賞与』項目はなくなった」

以下引用・・・・・・・・・・

下表のように、これまで急増してきていた大企業(資本金10億円以上)の役員賞与が06年度は「0」になっていることなのだ。
これまで法人企業統計では、大企業の報酬は、「役員給与」と「役員賞与」という項目に分かれて記載されていた。それらを合算した額を役員数で割り、それを労働者の平均賃金と比べると、格差がどうなっているかがわかるというもの。

資本金10億円以上企業の役員報酬(億円)

 年度  役員給与  役員賞与  合計
2001  7,523    716    8,239
2002  7,326   2,407   9,733
2003  7,372   2,078   9,450
2004  9,262   3,406  12,668
2005  9,327   6,127  15,454
2006  9,309      0      ?

「新しい会計基準では、従来の役員賞与は名称を変えて給与に一元化され、法人企業統計でも役員給与としか出てきません」
これが統計で、「0」になっている理由だそうだ。

ところが、おかしいのが役員給与は、05年から06年を比べるとほぼ同じ、減少しているぐらいだ。とてもこの中に「賞与」が含まれているとは思えない。

個別企業の調査では、上位100社のうち役員報酬を増やした企業は67%もある。最高額の日産自動車の場合、役員一人平均2億7985万円だそうだ。

問題は、統計上消えてしまっただけではない。
役員賞与を費用扱いにすることによって、大企業減税の項目が一つ増えたことになったのだ。

 これまでは、役員賞与は利益処分とみなされ課税対象になり、法人税が課税されていた。ところが、「平成18年度税制改正」で役員賞与は「一定の要件さえ満たせば「損金算入」して利益から控除してもよいと百八十度の転換なのだ。

 財務省主税局の話では、役員賞与を「損金算入」するには必要な用件が厳しいので、減税効果はあまりないという。
 が、おおざっぱに計算すると1兆円の役員賞与がもし、全額「損金算入」されたら法人税率30%なので3千億円の大企業減税ということになる。

消費税論議は拙速(2)  
名前:アーサー    日付:2010/5/17(月) 21:7
◆大企業の法人税優遇制度

大企業は法人税でも様々な優遇を受けているようだ。
以下、リンクより引用

法人税は、益金(収入)から損金(費用)を差し引いた所得(利益)に一定の法人税率を乗じて算出されますが、益金を過少に計算したり((1))、損金を過大に計算したり((2))することができるなら、同じ税率でも法人税額は少なくなります。また、「税額控除」といって、その法人税額からさらに差し引く((3))ことができれば、法人税額はもっと少なくなります。大企業は、この三つの方法で、本来払うべき法人税を大まけしてもらっています。これが、大企業優遇税制です。

(1)の例。大企業は株式を持っている子会社から配当金を受けますが、配当金の八〇%は益金に入れなくてよいことになっています(受取配当益金不算入制度)。この制度は、形式上はすべての企業に適用されますが、資本金一千万円程度の中小企業に受取配当があるはずがなく、実際は大企業しか利用できません。九八年度の受取配当は一兆七千五百億円。大半は大企業のものです。

(2)の代表的な例は引当金、準備金です。将来発生するかもしれない費用、あるいはその何割かは発生するであろう費用を前もって積み立てておこうというものです。実際に費用が発生した時に損金に入れればいいものを、“発生するかもしれない”等の理由で、大企業全体では何兆円も課税対象からはずすわけです。国民の批判もあって政府は、九八年に一部引当金を廃止するなどしましたが、海外投資損失準備金、プログラム等準備金などは手付かずのままです。

(3)の例で、いちばん金額が大きいのが外国税額控除です。これは、大企業の海外子会社や出資会社がその国で支払った税金を“自分が払った”として、日本の法人税から差し引く制度です。なかには、減免措置などを受けて払っていない税金を払ったものとみなす「みなし税額控除」もあります。このため、ソニーや三菱自動車が法人税ゼロ(九六年)という事態も生まれました。

(1)〜(3)の例を見ると、大企業は子会社や海外投資を隠れ蓑に、様々な税制上の優遇を受けていることになる。受取配当益金不算入制度・海外投資損失準備金・外国税額控除にしろ、全ては大企業のみがその益をこうむれる制度である。


◆大銀行は10年間法人税を払っていない!

2008年10月30日(木)「しんぶん赤旗」より転載

「3メガ6銀行 優遇政策で法人税10年納めず」
公的資金受け大もうけなのに国民犠牲の政治改めよ

 中小企業への貸し渋り・貸しはがしで批判を受けている三メガバンク・グループ六銀行が、一九九八年度から二〇〇七年度までの十年間にわたって国に納める法人税をまったく支払っていない実態が二十九日の衆院財務金融委員会で明らかになりました。

 六銀行は、これまでに多額の公的資金で支援を受けた結果、〇七年度の税引き前純利益は約一兆七千億円にのぼります。しかし、過去の損失を黒字と相殺して減税できる措置により法人税はゼロとなっています。

 佐々木氏は、「小泉内閣以来、国民には四十六項目、十二兆七千億円の負担を押し付けながら、過去最高レベルの利益をあげている大銀行が十年間も法人税ゼロ。それでいながら、中小企業に対しては、貸し渋り・貸しはがしをおこなっている」と厳しく告発。

 佐々木氏は、「政治のあり方が問われている。最終的に国民の税負担になるような公的資金の投入ではなく、大銀行の貸し出し姿勢こそ変えるべきだ」と強調しました。

 三メガバンクグループの6銀行 みずほ銀行、みずほコーポレート銀行、みずほ信託銀行、三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三井住友銀行。

 【注】企業が負担する税金には、国税である法人税と、地方税である法人事業税、法人住民税があります。あわせて法人三税といいます。二〇〇七年度の決算をみると、大手銀行十三行の場合、申告所得に対する法人三税の負担率はわずか4%です。三メガバンクについてみると、国に納めた法人税は〇七年度を含め十年間ゼロです。

消費税論議は拙速(3)  
名前:アーサー    日付:2010/5/17(月) 21:5
◆金融優遇税制と小泉・竹中構造改革の犯罪

額に汗して働いた所得に対する税金は極めて高率であるのに、証券売買に対する税金ははるかに低率。
実体経済・生産行為よりも、金持ち・金貸し優遇である。金貸しに支配された政治家がこうした政策を推進してきた。金融バブル→金融破綻を生み出した責任は重い。

小泉・竹中構造改革は、額の汗よりも金融賭博者を優遇した!!リンク より抜粋引)
(日本経済復活の会、某会員さん記)

○証券優遇を延長
現在の日本の法律では額に汗して働いた場合、年収が1,800万円を超えると税率は40%。それに地方税が加わるから人によって違いはあっても約半分が税金。ところが証券売買なら如何かというと、これがなんと、わずか10%。国税7%に地方税3%で合計10%というわけ。

(中略)

 金賭博は努力しないで巨額の収入を得たい人にはもってこいの稼業。インサイダー取引や不公正取引はバレ難いし、税金は安い。おまけに不動産には固定資産税がかかるが金融には金融資産税はゼロ%。不動産は隠すのが難しく脱税には向かないが金融賭博ならバレ難いし、海外を廻せば、まずバレない。人々が金融賭博業に夢中になるのも当然のように思えるが、政治の責任も重いと思います。
 金融賭博稼業にとっての商売の種はおカネ。
現在の日本は年間の国民所得が約515兆円。そして個人金融資産が約1,500兆円と言われているし、法人はその倍と言われている。更に、日本銀行が発表しているマネタリーベースでは88兆円とかなり過剰気味。半分以下で良いのではないでしょうか。

 どうしてそうなったかと言えば、政府が経済成長させようとして財政政策を行うと、連れて上がる物価を見て日銀がすぐに引き締める。物価抑制は簡単で何もかもが売れなくすればよい。早い話が金融政策で引き締めて、消費抑制をすれば良い。物価が下がって喜ぶ人もいる反面、売り上げ金額が下がって困る人も多い。喜ぶのは金融資産家と金融賭博稼業の人。
 政府の財政政策で市中におカネがばら撒かれ、日銀の引き締め政策によってモノが売れないから、実物に向かわないおカネは行き場を失ってカネ転がしの市場に流れ込む。
金融賭博業界にとっては商材が潤沢となることを意味します。
 今は、そんな状態です。そして金融賭博家を優遇する為の10%税率を延長しようという勢力が自民党内部にいます。日本を額に汗して働くよりも金融賭博の方が豊かになれる国にしたいらしいようです。しかし廻りまわって最後は外国の金融博徒に巻き上げられるのだと思うのですが?

「郵政改革の裏」から  
名前:アーサー    日付:2010/4/4(日) 11:1
朝倉 慶の『金融講座』
www.funaiyukio.com/money2/
から抜粋。以下・・・・

【郵政改革の裏】
 郵政改革が迷走しています。国民新党の亀井金融・郵政担当相が郵貯の限度額を1,000万円から2,000万円への引き上げを発表しましたが、仙谷国家戦略担当相らが「待った」をかけました。
 鳩山首相も同調、議論のやり直しということになってきましたが、この問題では閣内の対立が激化してきたようです。しかし、大事なことはこの問題の奥底に隠された「日本国債の危機」をしっかり認識しておくことです。

 3月26日、日本の債券市場で長期国債先物相場が続落、なんと4ヵ月半ぶりの安値(金利上昇)となったのです。一般的には報道されていませんが、日本国債の先物市場の動きをみる限り、昨年後半から明らかに、ヘッジファンド筋からの仕掛け的な売りが見受けられるのです。
 日本国債はその94%を国内で消化されていますが、この先物市場のシェアは5割近くを外人投資家が握っています。彼らは日本国内の混迷した状況を見ながら、いつ本格的に日本国債を売り叩こうか狙っているのです。

 「日本はもう戻れない地点を通過してしまった」

 ヘッジファンド、グリーンライトキャピタルのデビット・アイホーンの言葉ですが、これは日本の財政の話をしているのであって、日本国の累積債務は約1,000兆円。GDP(国内総生産)の200%となっていて、この金額は決して返すことはできず、やがて日本は国家破綻へ至る、そういう意味で戻れない、「もう健全な経済、財政には戻れない、日本は国家破綻への道を歩み始めた」と言っているのです。そして彼のような意見やそれに付随するレポートが外人投資家やヘッジファンドの間では山のように提供されているのです。

 「大きすぎて変われなかった」郵政がいまや・・・

 そして実は、今回の郵政改革の混乱も彼らからすれば、非常に面白く映っていることでしょう。熱狂的な小泉政権下の選挙で決まった国民の審判を受けた郵政改革、一体何が変わったのでしょうか? 

 小泉、竹中コンビの目指したものは、郵政の持つ巨大な資金、これは国家管理のような形となっているわけなので、この巨大な資金を民間に回すことによって、日本経済を活性化しようということでした。

 しかし、この根本、いわゆる郵政の資金を民間に回すという主題、もっとも大事な命題は成就できたのか? と言えば実は何も変わっていないのです。
 郵政改革の本丸であるその巨大資金の民間への移行は一向に実現されないどころか、変わらないままです。
 郵貯銀行は2008年度177兆円のうち約8割に当たる155兆円が国債で運用されているのです。
 貸出のノウハウがなく、どうしてもたまった資金が国債に回るという姿は、実は郵政改革をしようが、小泉、竹中コンビが何をしようが、たとえ、この鳩山内閣でどんな施策をとろうが、変わらない、というか変われないのです。

 当たり前です。郵貯のこの8割に上る国債運用を放棄し、民間に資金を回すために国債を売却しようものなら、一気に日本国債の相場は暴落(金利上昇)となり、ついには日本の国家破綻の引き金を引くことになるのは必至だからです。
 郵政民営化とか官から民へ、とかけ声をかけ、あれだけ制度改革をしても、その中核となる資金の移動、いわゆる日本国債を売却、民間へ金を回す、という根本的な作業をすることは不可能なのです。郵政改革など表の看板を少し変えたにすぎません。

 よく大きすぎて潰せないと言いますが、この郵政の場合は日本国家の財布となっている関係上、今や大きすぎて変われないということなのです。その巨大な資金の配分を変化させることはできないのです。

 しかし今回の亀井担当相のいう郵貯の預け入れ限度額の引き上げという提案はもっと深い意味を持っていると捉える必要があるのです。
 今までこの郵政問題について大きすぎて変われないということを書きましたが、実は今、この郵政をもっと大きくしないと日本国家が潰れるという事態が迫っている! という冷静な根本認識が必要でしょう。

郵政改革の裏(つづき)  
名前:アーサー    日付:2010/4/4(日) 11:0
朝倉 慶の『金融講座』
www.funaiyukio.com/money2/
から抜粋。(つづき)

 日本の国家破綻は現実味のあること!?

 一方、民間の国内銀行の日本国債の買い付けに目を向けると、日本の国内銀行(郵貯は除く)の国債保有額が過去最高を更新、今年1月末の残高は126兆4,000億円となりました。
 実は2008年リーマン・ショック直後の残高は83兆4,000億円、これを比べると、なんと国内銀行の日本国債保有残高は約1年あまりで1.5倍となったのです。驚くべき増え方です。
 これは拙著『裏読み日本経済』(徳間書店)でも書きましたが、銀行は日銀から資金を0.1%で借りてきて1.3%の日本国債で運用して利ザヤを稼ぐという取引をしているため、この1年あまりで日本国債の保有額が爆発的に増えることになったのです(詳しくは拙著をお読みください)。

 そして国内銀行も今やこの取引はもう危ないと感じ始めているのです。何故かというと今世界中で、しきりに「出口戦略」と言われていますが、実は世界的に少しずつ金利が上がり始めてきているからです。
 この金利が上がるということは債券価格が下がるということなのです。 となるとどうなるか? もう段々に債券は買わなくなっていきます。
 誰も下がると思うものは買いませんよね、同じです、銀行ももう値下がりし始めた債券、日本国債は買いたくないのです。生保も損保も機関投資家も同じです。
 ところが前述したように山のような日本国債をすでに保有してしまって、今や日本の民間金融機関は動きが取れなくなってきています。いざ資金が必要となれば国債を売るしかありません。

 債券の神様と言われるアメリカ最大の債券運用会社ピムコのビル・グロスCEOは「もう債券の時代は終わった」と述べました。これは、これからは金利は世界的に上がっていく、(債券価格は下がっていく)、ないしは暴落していくと言っているのです。
 そして彼の指摘の通り、これからは世界的な金利上昇、それに伴う大混乱が始まろうとしているのです。実はこれは株の暴落よりも恐ろしいことなのですが、日本国も当然この流れに無縁ではいられません。

 では債券価格が下がったらどうなるのか? 通常一般的な経済において、その金利は5%位がちょうどいいと言われています。日本のケースをそれと当てはめますと金利5%の国債となりますが、これが普通ということでそうなると、日本の債務はおよそ1,000兆円ですから金利負担は年間50兆円となります。

 今年の税収は37兆円、ついには税収で金利すら払えなくなるというわけです。そしてこれは絵空事ではありません。実は確実にその方向に向かっていくのです。国家破綻です。

 そして今回の郵貯の預け入れ限度額の引き上げには、この国家破綻、日本国債暴落の速度をなんとか抑えようという切羽詰まった日本国としての事情が存在しているということを見逃してはなりません。

 再三書きましたように、郵貯の資金の8割は日本国債で運用されているわけですが、これはどんなことがあっても売るわけにはいかないし(小泉改革はできないしできなかった、なぜなら国家破綻となるから)、今後さらに民間の国債の受け皿となって肥大化しなければならないのです。

 1991年、郵貯の預け入れ限度額を700万円から1,000万円に引き上げた時、郵貯残高は前年比14.2%も急増しました。狙いはこれです。日本国債を買う受け皿が早急に必要なのです。

 郵政改革が今の鳩山政権でどのような決着をみるのかはわかりません。ただ、言えることはこの政府の動き、ごたごたを見ながらヘッジファンドを中心とした外人筋は日本国債を暴落させるタイミングを虎視眈々と図っているということです。
 不思議なことですが、日本国の動向を決めるような重大な決定は誰よりも早く正確に彼らに耳には入るのです。

郵政改革の裏(つづき)  
名前:アーサー    日付:2010/4/4(日) 10:54
朝倉 慶の『金融講座』
www.funaiyukio.com/money2/
から抜粋。(つづき)

3月31日に鳩山首相は、亀井金融郵政担当相の意見を飲んで、郵貯の預け入れ限度額を1,000万円から2,000万円にすることに決めました。これは重要です。

 郵貯の預け入れ限度額を引き上げれば、郵貯に資金が流れるのは疑いがなく、明らかに信用金庫や地方銀行のような中小金融機関のみならず、大手も含めた金融機関の経営を圧迫するのは必至です。このような政策は誰が考えても理に合っていませんし、現に新聞各紙は批判のオンパレードでした。

 当初、鳩山首相は亀井金融郵政担当相に対して、「まだ決めていない」と限度額引き上げを認めないような発言をしていたのに、最終的に認めたのはなぜか?
 ずばり亀井大臣から郵貯の現状を聞いたからに違いないでしょう。もう郵貯はぎりぎりの状況なのです。

 ほおっておけば日本国債を売らなければならない状態となっていたとみればいいでしょう。考えてみればわかりますが、すでに資金の8割を国債で運用しているわけで、これ以上買えません。このまま郵貯の資金を下ろされれば国債を売るしかないのです。

 このように考えると今回の決断は日本国債の値崩れを回避するためのやむを得ない決断だったのでしょう。
 巷で言われているような選挙対策ではありません。もっと切実な問題が水面下に存在していて真実を話すことはできないのです。


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