イトウの産卵行動はだれもが見る価値のある荘厳な再生産の生命活動であり、できれば多くのみなさんに実際に見てほしいものです。猿払村では、子供たちに産卵を見せておられるし、道南の尻別川支流でもオビラメの会により産卵情報は公開されています。
以前は産卵観察は、地元の愛好者、研究者、写真家、マスメディアなどごくわずかな人びとだけが、ほぼ独占的に行っていました。しかし、一定のマナーをもったふつうの人びとが産卵観察をしてもそれは差し支えないものです。ソフトさんも頻繁に観察しておられるものと推測します。 私も10数年にわたって毎年、産卵を観察し、その終息を確認して、下流から釣りをはじめます。ソフトさんの観察場所は私のそれとは異なるようで、私が足を運ぶ数本の川には、観察者は増えていませんし、ゴミ、産卵床の破壊、もちろん密漁も認めていません。会う人びとは、知人だけで、イトウを眺めながら、旧交をあたため情報交換をしています。
われわれの会は、産卵環境を監視する力はありませんので、産卵場所を公開することはありません。産卵がはじまっているので、釣りは自粛してほしいというのが情報発信の趣旨です。掲示板の情報が産卵の障害になっているとは理解しがたいところです。
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