現在の使用機種はMZ3、Dimage-X20、DMC−FZ2の3台。いずれもかなり安い価格で入手した割に、「一芸カメラ」として愛好家に高い評価を受けているものです。一言で言われるのが、「動画のMZ3」「安い、薄い、軽いのX20」「超望遠のFZ2」ですが、静止画像ひとつとってもかなり性質が違います。
SANYO DSC−MZ3
この中で、旅行先の美しい風景を間違いなく記録したいということで一台選ぶなら、MZ3になります。17インチディスプレイフルサイズで鑑賞しても満足できる、透明でツヤのある美しい静止画像が記録できます。今時のカメラに比べ、200画素なのに好印象なのは、発色に濁りがないこと、ノイズ感が少なくすっきりしていること、階調表現が滑らかで豊かなこと、適度にシャープネスが効いていることなどによるものでしょう。 よく言われることですが、これはCCDが、今時のコンパクトデジカメでは絶対にやらない、200万画素なのに1/1.8インチという贅沢なサイズのものを使っているからに違いありません。 CCDの感度が高いことと、ボディーに適度な質量と厚みがあるため、夜景も手持ちできれいにとれるほうです。 <発色> とにかく、青空が鮮やかできれいに出ます。この「空色」が出るデジカメって案外少なくて、シアンやマゼンタがかかって暗い色になりがちなんですね。 透明感のある鮮やかな色彩ですが、ホワイトバランスの矯正が強いので、白熱電灯でも蛍光灯みたいになっちゃうのが少し残念です。 <露出> 多少オーバー気味になる傾向が強いのですが、CCDの階調に余裕があるので、好印象にまとまることが多いです。 <ピント、シャープネス> ピント合わせに多少時間がかかりますが、合えば正確ですね。ただし、なぜか時々大きくピントをはずします。薄暗い場所や遠景ではこのピントはずし現象が出やすくなります。 シャープネスはけっこうきっちりかかっているので、きりっとした画像に仕上がります。 このカメラのすっきり感は、平面をのっぺり描く一方、輪郭はシャープに出ることにあると思いますが、その分、どうもディテールは省かれがちな気がします。また、遠景はピントが合いにくいのでしょうか。これらの影響で、山など景色を撮ると、木々の一本一本など細部がつぶれがちですね。 <マクロ> ワイドマクロオンリーで10cmまでしか寄れないのは、X20に慣れると実に物足りないところです。ただし、ピントは正確です。テレマクロも距離は寄れませんが、CCDが大きめなのでボケ味が自然だと思います。 <レスポンス> 操作性は良いと思います。ボタンの配置やクリック感、レスポンスに統一性があり、心地よく感じます。ただ、昨今の高速化したコンパクトデジカメに比べると、軌道時間には不満があります。レンズの繰り出しこそはMZ1より劇的に速くなりましたが、液晶が立ち上がるのがよっこらしょという感じで、さらにピントや露出コントロール体制に入るまでに待たされる感じでです。 <携帯性> 大きくはないのですが、腰につけるとゴロゴロします。DimageX20がスッと収まることを考えるとスマートではありません。レンズ鏡筒も重いため、衝撃には弱いと思います。 <動画> このカメラが出たときは、VGA30fpsって、ぶっちぎりのビデオ録画能力でしたし、今でも評価が高いです。夜の室内でもきれいに録れる動画デジカメって、今でもあまりありません。いや、CCDが小さくなった今だからこそ無いのかもしれません。でも、音は悪いし、自分がよく使うQVGAサイズだと、なんとなくピンボケに映るのが気に入らないところです。
http://homepage2.nifty.com/k-nai/index.htm
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