私の憧れの人物「バカボンのパパ」の生みの親、赤塚不二夫氏が亡くなりましたね。今テレビを観ていたらタモリが「先生の作品の登場人物達と同じく私も先生の作品なのです」と弔辞をのべていました。
思えば私達の世代が手塚治虫以降の戦後マンガからうけた影響ははかりしれない。
最初の出会いはやはり「手塚治虫」。子供の世界に大人の感性やエロチシズム、善悪を超えた美意識、倫理観や死生観を垣間見せてくれた。だから私達はみな「鉄腕アトム」の子供たちだった。
「杉浦茂」は一緒にあそんでくれる愉快なオジサン。どんなバカな事もゆるしてくれて楽しい世界に連れていってくれた。
「赤塚不二夫」は近所を駆け回っていた我々のガキ大将。彼についていけばきっととてつもなく面白いバカ騒ぎができると思えた。
そうして「つげ義春」は幼い頃に分かれて育ったもう1人の自分。私が忘れたふりをしてうち捨ててきたものを心の薄闇にかかえこみ、しずかに別の人生を生きてきた異母兄弟だ。
いつのまにか時代は移り、あの熱気を知らない世代のゲーマーやアニメマニアがサブカルチャーをリードする時代になったが、我々はいまだに戦後マンガの余熱のなかで生きている登場人物たちなのだ。 またひとり、僕たちの世界をつくった作者が逝きましたね。
お出かけですか〜?れれれのれ〜。
合掌
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