ネットで画像検索してみたら、新しい相棒くんより全然ヒット数が多い事にびっくりした。
正直なところ、私はコイツが大好きだったが、世間では不人気車の烙印を押され、最後の頃は街中で「なんだ?あのバイク」ってな顔で見られる事もしばしば・・・。 挙句の果てには『HONDAの失敗作』だの『迷車』だのと言われていて、好きな人が今も居るのを知って尚、どこかで「変なバイク(失礼)だからこその妙な人気」なのかな?・・とか思ってさえいた。
実際、当時の2st250ccに求められていたのは過激さであり、ロケットの様な加速性能を持たない(とされていた)MVXは、VT、VFとよく似た外見のせいもあって、評価はイマイチ以下だったと思う。
・・けれど、少なくとも私の相棒のMVX君は、散々聞かれたオイル煙幕も大して酷く無かったし(もっと酷い・・正に忍者の如く白煙を巻き散らかすMVXを何度か見た事があるので)、2番(だったかな?)シリンダーの焼き付きも、一度も起さなかった。
メーター誤差を差し引いても、180kmから更に+10〜20kmの余裕があったのは・・・(今は時効と思って言いますが)タンデムで余力を残してのメーター振り切りが証明していると、今でも信じてる。
低速もちゃんとトルクがあり、ポジションも楽で乗り易かった。
ただ・・フロント16インチ。リア18インチというレイアウトのせいで、私の様な憶病で下手くそには、コーナー進入が怖いバイクだった。 ・・・その事に、自分の性格的な乗り方には合わないと気が付いたのは・・実は10年以上も付き合ってからだったけど・・・。(苦笑)
当時はただ単に、自分が下手だから遅くて怖いんだと思ってたんだよね・・・。
この数日、手放す事を決めて以来、ずっと後悔と未練と前向きになろうと言う気持ちと、新しい相棒くんへの想いが交錯していた。
でも・・仮に、私に良い環境での保存場所があったにせよ・・・きっと、不動車のまま未練だけを残して置いておくだけになってしまうと思う。
だから・・仕方がない。 それがお互いの為と、言い聞かせる。
・・・きっと、この先も何度も思い出して後悔するだろうけども。
いままで居てくれて、本当にありがとう。
・・・・・・今日、お別れです。
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