私は、一介の会社員ですが、土居健郎氏の有名な「甘えの研究」によって漱石文学を愛読するようになった者です。数々の精神分析的な示唆に富んだ著作は、私たちの心に訴えてやみませんが、私の子供をはじめとして、若い世代に読まれていないことを残念に思っています。 企業という利益追求の世界に身を置く者にとって、漱石の著作が生活に潤いを与えることを実感しています。 青年たちが、「坊ちゃん」「夢十夜」などから、豊かな精神世界に触れてくれればと願っています。漱石が亡くなった年齢になってみて、しみじみとその偉大さを思っています。
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