定北古墳の見学を終えますと、今回の「北房の古墳巡り」の最後の訪問地であります「大谷1号墳」に向かいます。 バスから降りて定古墳までの歩行コースを逆戻りです。国道313号線まで戻りまして国道を渡り、大谷1号墳までは、約400mの上り坂なのですけど、皆様、仲々お元気で(^-^) お疲れのご様子も無く、サッサと難なく歩かれますから感心するばかり。
途中、路傍に句碑が存在です。 『喜雨の田を 巡りしぶきの 眼鏡拭く (兵庫県 酒井吉清)』と、刻まれておりましたけど、ふ〜ん、この「兵庫県 酒井吉清」sanとは、何者なのでしょう? WEB上で「酒井吉清」sanを捜してみましたけど、何にも出ては来ませんでしたねぇ〜で、仕方なく『喜雨の田を 巡りしぶきの 眼鏡拭く』の句で検索してみましたら、うん、うん、ヤッと分かりましたねぇ(^.-)☆ こんな記載がありました(^_^)v
◆新・万葉の歌「心」
編/岡山県北房町 ●定価1,500円(本体価格1,429円+税) ●四六変形、155頁、上製本カバー付き ●ISBN4-906577-15-6 ●1998年7月初版発行
西の明日香村・岡山県北房町に全国から寄せられた短歌と俳句の秀作266点。 短歌の選者は佐佐木幸綱、直木田鶴子、中島義雄、能見謙太郎。俳句の選者は岡本 眸、児仁井しどみ、竹本健司、中尾吸江。
短歌作品例 ・生命とは予期せぬまでに無防備で花束の如吾子を抱けり (佐々木一郎) ・バイテクの蘭誕生の一瞬ぞ緑萌え立つフラスコを割る (高原康子) ・吾の指をすりぬけてゆくものは皆美しすぎて水・風・あなた(角 浩介) ・北房の天空広し草を食む乳牛と山川と吾を包みて(北浦 勉) ・他愛ないジョークで君を笑わせて友達のまま歩く夕暮れ(島袋真基)
俳句作品例 ・追伸の母率直に風邪引くな(川崎悦子) ・健康のおかげの日傘回しけり(清水睦美) ・香水をさみしさみしとふりかける(古川美恵子) ・喜雨の田を巡りしぶきの眼鏡拭く(酒井吉清)
…と、こんな記載が。 西の明日香村・岡山県北房町に全国から寄せられた短歌と俳句の秀作266点の中の一つの作品なんですねぇ〜 …と言う事は、この秀作266点の中から厳選されたいくつかの作品が、こんな形で北房町内の要所要所に設置されていますのかも分かりませんネ(^_^)v
季語は「喜雨」なのでしょうけど、どんな意味?またまたWEB上でお勉強となりました。 こんな記載がありましたネ。
【喜雨(きう)】夏の土用の頃、日照りが続いているときに降る雨。雨(あま)喜び。慈雨(じう)。
また一つ、知識吸収のGONsanなのでありました(^-^)//"









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