kooさん書き込みありがとうございます。 イトウの産卵と釣り時期のご質問にお答えします。私は宗谷で産卵観察と釣りをしていますので、あくまでも宗谷での考え方です。 ことしは私は4月20日から11回産卵観察を行い、4月21日に初めて産卵を目撃しました。宗谷では日本海側河川の産卵が早く、雪の多いオホーツク海側河川は例年4〜5日から1週間遅いとみています。ことしの日本海側河川は4月28日ごろが産卵のピークで、以後は減っています。おそらくすでに産卵はほぼ終了したとみています。 オホーツク海側河川ではまだ産卵しています。 釣りは、産卵遡上する親魚を釣ることは避けなければなりませんが、産卵を終えて下流に下った親魚や、産卵遡上しない個体、若魚は、釣ることに問題はありません。 日本海側河川であれば、現在下流にいるイトウは釣っても産卵に障害はありません。念をいれるならば、国道40号線より下流で竿をふればよいと思います。私は、今週からイトウ釣りを始めます。 オホーツク海側河川では、猿払イトウの会が立札などで適切な指導をしてくれるとおもいます。 イトウ釣りで、まだ婚姻色が残る個体がヒットすることもありますが、産卵を終えても6月ころまで赤い色が残っていることがあり、これから産卵行動するというわけではありません。
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