[ ホームページ ] [ 携帯用URL ]
品質工学会 Kazzの品質工学特集
品質工学に関するご意見やご質問を自由にお書きください。

[ EZBBS.NET | 新規作成 | ランキング | オプション ]
iモード&(絵文字)、au対応!ケータイからも返信できる無料掲示板!
名前
 E-mail 
題名
内容
投稿KEY    改行有効 等幅フォント
URL



6118.「痛風」を初めて経験して 返信  引用 
名前:KAZZ@管理人    日付:2019/2/21(木) 12:17
1週間前に朝起きたところ右足の親指の根元が赤く腫れあがり、激痛を体験しました。
整形外科でレントゲン検査の結果、痛風だと診断されました。前日まで毎日7000歩以上歩いていましたのですが、原因がさっぱりわかりませんでしたが、尿酸値が7以上だったのとクレアチニン値が1,4で腎臓が弱っていたのだと思います。
日頃から、「問題が起こる前に未然対策をせよ」と偉そうなことを申し上げていることが恥ずかしい限りです。
1週間も経てば痛みも和らいできましたが、年齢には関係なく、日頃の体質改善の大切さを痛感しています。若い皆さんも体重の軽減と尿酸値が7以下であるように日頃の体調管理を怠らないようにしてください。

6115.「七つの会議」とデーター改ざん事件 返信  引用 
名前:KAZZ@管理人    日付:2019/2/5(火) 22:49
今日は話題の首題の映画を鑑賞した。
「半沢直樹」「下町ロケット」など数多くの映像化作品で知られる人気作家・池井戸潤の同名作を、野村萬斎主演で映画化したミステリー。万年係長が上司のパワハラを告発したことを機に、会社内で起こる騒動が描かれる。TVドラマ化された池井戸作品の常連である、香川照之や片岡愛之助ら実力派俳優が多数共演している。
内容は、最近企業で行われている「データ改竄」で大企業が破産した話であるが、報道ではデータ改ざんについて具体的な話がないので理解することができなかったが、この映画で多少は理解できた気がする。映画のデータの改ざんの具体的な例では、パイプ椅子や航空機や新幹線などに使われているネジの強度を改ざんした物語である。例えば新幹線や航空機の規格値(172N)に対して、生産者側の強度が半分の(70N)しかないのに、出荷規格は2倍以上に改竄して出荷したという話である。
問題は、受け入れ側が受け入れ側で検査をしていなかったため、問題にならなかったのであるが、勇気ある社員が実態を暴露したため、社会的な問題に発達したのである。
BtoBの取引では、生産者と受け入れ側で規格を決めて、互いに検査をしていたら起こらなかった問題である。
最近日本で発生しているデータ改竄事件がこの映画のようであれば、品質工学で決められているJIS規格「許容差の決め方通則」を守っていなかったことになる。

http://kaz727.art.coocan.jp



6116.Re: 「七つの会議」とデーター改ざん事件
名前:PAPAGENO    日付:2019/2/10(日) 11:11
KAZZ先生
TVドラマは見ていないのでわかりませんが、リアルな方のデータ改ざん/捏造の方はこの1年半の間に色々と調べる機会がありました。そこから見えてきたのは「不正をしないように」と言うだけではこのような不正を無くすのは難しいということです。
途中の説明は割愛しますが、結論は以下の技術者の在り方の問題になるようです。
@技術を担うプロとして総合判断できる力をつけること。
Aプロとしての判断をステークホルダにきちんと説明する責任を果たすこと。
B普段から周囲のや社会の信頼を勝ち得る言動を行うこと。

一見品質工学とは関係ない問題に見えますが、私は大いに関係していると思っています。KAZZ先生が書かれている許容差の決め方がその一つです。何となく曖昧な決め方をしていることが多いですが、そこに経済的な根拠を与えることで曖昧さを回避できます。作る側が守るべき余裕度が明確になるということなので、「まあこれくらい外れてもいいだろう」というような考えを戒めることができます。損失関数そのものは単なる二次関数ですが、その裏にある技術に対する考え方については我々はまだまだ学ぶことがたくさん残っているように思います。

ついでに。品質工学の手法だけ勉強してきた人だけではこのような議論をするのは難しいと感じています。品質工学は知らなくてもいいので、データ改ざんや企業不正問題に詳しい方の話を聞き、それを切り口に議論した方が早いのではないでしょうか。皆さんの同意が得られるようなら関西QE研にゲストとして招聘して討論するのもアリかと。いかがでしょうか。


6117.Re: 「七つの会議」とデーター改ざん事件
名前:KAZZ@管理人    日付:2019/2/11(月) 22:24
PAPAGENOさん
久しぶりの発言ありがとう。
おっしゃる通り品質工学の理解度の問題ではないと思います。
当たり前のことですが、企業人の利己の心を改めないと永久になくならないと考えています。
昨日のTVニュースでレオパレス21の建築法違法問題で8000名の居住者が新居を探す羽目になり、大変な事態が発生しました。
隣の住居との壁材が薄くて、話し声が聞こえるだけでなく、テレビのチャンネルが自動的に変わってしまうことが起きているそうです。
施工者とレオパレスの間でどのような契約が行われていたのかわかりませんが、建築基準の規格の決め方や取引問題に関心をもっていて、データ改ざんに詳しい専門家を招いて議論することも大切だと思います。

6113.〜岐路に立つ品質工学〜 返信  引用 
名前:KAZZ@管理人    日付:2019/2/3(日) 21:14
一月の研究会で田口博士の語録の一部の解説をさせてもらいましたが、考えれば考えるほど田口哲学の奥の深さを感じた次第です。研究会の皆さんも田口先生の関係資料を参考にして、ご自分で語録の解説を書いてみたらいかに難しいかが分かると思います。手法を正しく理解するためには、田口先生が直接書かれた書物から思考の原点を学ばれることをお勧めします。
二月の研究会で、芝野顧問から〜岐路に立つ品質工学〜の話がありましたが、田口先生の残された手法を使った事例研究が殆どで、新しい学問の展開が見られないので、昔我々が味わった「わくわく感」がないと仰っていたことが印象に残りました。確かに田口先生が残された手法以後新しいものが出てこないことは事実で、AIやIOT時代に適応した機能性評価や損失関数やMTシステムのパターン認識の新しい展開を創造することが必要だと思います。



6114.Re: 〜岐路に立つ品質工学〜
名前:KAZZ@管理人    日付:2019/2/4(月) 10:25
田口先生の思考過程を考えてみると、品質工学の誕生のプロセスを考えることができる。

@「田口流実験計画法」の誕生
電電公社で電話交換機と電話機の設計で電磁石機構のばね設計でノイズと制御因子との交互作用を考えて、短期間に交換機の寿命15年、電話機の寿命40年の開発に成功したことからから出発している。
ところが当時の実験計画法が工学の実験にも採用されていたが、当時は科学的な「レスポンスの研究」が主流であったので、ばらつきは等分散性と正規性で、直交表に制御因子だけでなく標示因子など関係因子を割り付けて、主効果と交互作用を用いて因果関係の研究を行っていたのである。田口先生は制御因子の交互作用は再現性に問題があるということで「水準ずらし」で交互作用の消去を考えた。しかし、ノイズとの交互作用が大切だということで、最近のSN比ではないが、初期と劣化後の「変化率」で市場のばらつきを評価していた。

A「SN比誤差」の誕生
統計学では、誤差は平均値の「偶然誤差」と平均値の目標値からの偏りを「系統誤差」と定義していたが、田口先生は市場におけるばらつきは偶然誤差ではなく、目標値からのばらつきを「必然誤差」と考えて、「平均二乗誤差」で評価することを考えた。ところが、この平均二乗誤差は目標値が固定された「品質特性(静特性)」の場合には求められるが、計測器のような「動特性」の場合には加法性がないのである。田口先生は統計学者に「時計の誤差は何か」と聞かれたそうだが彼らは答えられなかったそうである。時計の誤差は年差とか月差では求められないのである。
計測器の誤差は「動特性」で評価しなければならないのだ。
誤差の定義は「誤差=読み値ー真値」で求められるが、真値は不明であるから、誤差は簡単には求められないのだ。詳細は省略するが、誤差はSN比を求めることで推定できるのである。

⓷「損失関数」の誕生
市場における損失は経済損失であるが、従来はトラブルが起こってから事後に発生するのが当たり前であった。田口先生はトラブルが起こる前に事前に損失を評価する方法を「損失関数」で求めて、「安全設計」を行うことを考えたのである。アメリカで自動車の殿堂入りされたのは、品質をSN比で評価して、SN比の逆数に比例する損失を「損失関数」で金額的に求めることを高く評価されたのである。
品質改善は目的でなく、コスト改善第一を考えたのである。

C「MTシステム」の誕生
インドの統計学者マハラノビスが提案された「マハラノビスの距離」はスカラー量を標準偏差で割って正規化された計量値であるが、従来はデータの判別に活用されたものであるが、田口先生は、トルストイの「アンナ・カレリーナ」の一文から「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」から考えて、似通った集団(=単位空間)から、対象がどれだけ異なる異なるかを多くの事柄から導きかれる距離の差(=パターンの違い)とみることを考えたのだ。

田口先生の発想に共通しているのは、当たり前のばらつきの少ない平均的な空間や理想的な値を単位空間と考えて、その空間からの違いでデータを評価することが基本になっている。SN比空間でも理想機能を定義して理想機能からのずれでデータを評価するのも同じことである。

ページ: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 >> >| 

無料アクセス解析

アクセス解析の決定版!無料レンタルで最大100ページ解析!

   投稿KEY
   パスワード

EZBBS.NET produced by InsideWeb