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品質工学会 Kazzの品質工学特集
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5963.田口先生と品質工学 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年4月6日(木) 11時56分
田口先生に「理想機能とは何ですか」とお聞きしたところy=βMと白板に書かれるだけでした。先生は「それはお前が考えることだ」と仰りたかったのだと思います。
スレッド5958に述べた「田口玄一語録」をホームページに載せていますが、品質工学を理屈で説明するのは至難の業で真意を解説することは不可能なのです。
先生は常々「事例で」といわれて、事例研究でしか品質工学の考え方を語らえなかったのです。未然防止は「見えない品質」ですから、理屈で説明できるものではないのです。SN比は絶対値ではなく、相対値ですから比較する場合しか意味がないのです。
CAEやテストピースで機能性評価やパラメータ設計を行った結果が実際の現場で再現するかは直交表で確認しますが、あくまでも予測に過ぎないのです。あくまでも「転ばぬ先の杖」に過ぎないのです。それでも損失関数で損失コストを評価して社会的損失の最小化を考えることが大切だと考えています。

5962.石鹸の評価のためのVPDについて 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年3月11日(土) 11時3分
エスケー石鹸の企業交流会で石鹸の洗浄力評価のVPDの発表が行われることになっている。
商品の評価は商品品質(価値や好みなど)と技術品質(市場における使用条件による故障や劣化など)の両面から評価することは必要である。品質工学では後者の技術品質を重視して、商品品質は商品設計の段階でチューニングすればよいと考えてきた。
問題は石鹸や化粧品のような感覚特性を評価する場合、技術的な機能性評価だけでは十分でないということで、商品品質にも活用される手法としてVPDが考え出されたと推察される。それは感覚特性を評価する技術特性が見つからない場合が多いからである。
商品品質は感覚特性を標示因子として、顧客の立場で点数評価でもよいから評価することは大切なことである。
基本的なことは、感覚特性でも加法性や再現性の高い「技術特性」の機能性で評価することを忘れてはならないと考えている。

5961.車の信頼性問題 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年3月6日(月) 14時28分
私が乗っているアクアは購入して3年ぐらいになるが、2個のタイヤの側面の傷が発生して交換することになった。ガソリンスタンドの話では、最近の車はコストの削減で最初の車検期間くらいの3年くらいでタイヤを交換するのが多いとのことである。
メーカーの話では雨曝しのところや太陽熱に直接あたる場所では劣化が早いとのことである。タイヤの側面は非常に薄いので外壁などに擦った程度で破れるのである。過去に数台の車に乗ってきたが3年くらいでタイヤを交換したことがないので驚いている。
田口先生は「メーカーは泥棒より悪いことをしている」ということばその通りであると実感している。
販売会社の話では最近の車は静粛性などをよくするために改良しているようだが、そのためロバスト性が低下しているのかもしれない。
トヨタは最近品質工学を活用するようになったが、品質とコストのバランスが崩れて利益重視になってきたのではないのだろうか。

5959.バーチャル設計について再考 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年3月5日(日) 10時23分
スレッド5948でも述べたが、学会ではバーチャル設計が評価されてたくさんの事例が発表されているが、何故このような事態になったのか再考してみる。
矢野先生は、バーチャル思考は、技術者が考えていることの「システム化」が狙いだとおっしゃっておられる。中国の荘子の哲学である曖昧さを形で表現されたものであるともいわれている。このことは賛成できる。
最近の事例を見ると、技術者が悩んできた汚れや摩耗などや化粧品の品質問題などのスペック問題についてバーチャルで点数評価の望小特性評価で最適設計を考えている例がほとんどである。
我々は、過去において製造問題のほとんどが品質問題で悩まされてきたのは事実である。
田口先生はそのような品質問題を改善したいときには、品質特性を測ってはならないと諭されていたのである。
従来設計では、品質特性を改善することが大半であって機能性評価など普及してないのが現状である。バーチャル設計では、基本機能などを考えることは至難の業であるから、とりあえず品質問題から設計を考えてから、機能性評価で確認することを推奨されているのだろうか。
化粧品の場合には、たくさんの感覚特性同士の交互作用があるからそれぞれの特性の点数評価で最適設計を考えるのは理解できる。
田口先生が、豚の糞尿処理の解決問題で排泄物を少なくするには、豚にたくさん餌を与えて早く成長させて出荷させることが排泄物を減らす最適な手段で「一石全鳥」であると機能性評価を説明されておられたことを思い出している。

バーチャル設計の疑問点
 過去の事例を見ると従来技術や従来商品に活用した事例がほとんどで、新技術や新商品に活用する場合、制御因子もわからないのだから、ニーズに対していくつかのシステム選択をする必要がある。その場合、システムを創造するのだから、目的機能を満足する技術手段の制御因子の選択にバーチャル思考でシミュレーションやテストピースを活用することになる。
この場合、イメージを具体化するバーチャル思考が必要になるのである。
現在行われているバーチャル設計はシステムが分かっている場合に制御因子を操作して品質特性の最適化を行うのであるから、バーチャル思考はほとんど役立たないと考えている。しかも、ノイズを考えているのだが、ノイズと制御因子の交互作用であるSN比に矛盾がないのかも問題である。
繰り返すようだが、新しいシステムの選択の場合バーチャル設計が必要になるのである。

http://kaz7227.art.coocan.jp

5960.豊洲問題の責任について 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年3月3日(金) 16時54分
本日3時から石原元知事の記者会見が行われた。
豊洲移転の瑕疵責任についての質問に対して、石原氏の回答は「豊洲移転を決めた作為の責任は私を含めて議会と副知事など関係者に責任があるが、移転を怠っている不作為の責任は小池知事にある」といって、瑕疵責任を認めていないのである。
「瑕疵責任」は、その物が取引上普通に要求される品質が欠けていることなど、欠陥がある状態があり、それが取引上要求される通常の注意をしても気付かぬものである場合に、売主が買主に対して負う責任をいいます。ある。今回の場合であれば、売主である東京ガスの責任があるのである。
今日の段階では、取引が水面下で行われたようであるから決着は持ち越された。
もしも不作為で終われば、小池知事の責任は重大であることは明白である。

商品設計の場合、設計責任のトラブルがある場合、設計者の責任であって、管理者や社長など上司の責任ではないのであるが、日本では設計者が責任を問われて減給されるケースはほとんどないのである。
海外の企業(欧米)では設計者の責任が問われる場合が多いのである。

5958.田口玄一語録について 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年2月19日(日) 10時39分
田口玄一先生が発言された語録の中で、印象に残るものを再考してみた。

1.品質がほしければ品質を測ってはならない
これは田口哲学の本質である。市場でトラブルが起こるのは、製品のスペックである壊れる、摩耗する、性能が出ないなどの「品質問題」であるが、顧客がほしいのは製品の機能が使用環境条件で長時間 劣化しないことである。 アメリカでは To get Quality, Don’t measure Quality. Measure Functionality と主張されてい る。そこで、品質工学では機能・性能は勿論のこと、機能の安 定性を確保するためには、製品の目的機能や目的機能を満足する技術手段の基本機能の機能性をSN比で評価するロバスト設計で、品質問題を起こさないようにすることを考えている

2.技術者は責任を取らない
市場でトラブルが出る原因の大半は(安全率=機能限界/出荷規格)が4の場合、設計責任は 94%であり、製造責任は 6%に過ぎない。ところが、従来の設計では、標準条件の「機能設計」の後で、規格で決められた特定の信頼性試験で試験や検査で不良率や故障率の合否の判断で、製造に引き継いで 生産を行い、工程品質だけの確保で出荷しているため、市場においてトラブルが出た場合、設計や製造全体で部分的な調整作業で問題解決を行うため、トラブルの責任が明確にならないのである。 品質工学では、設計段階で市場環境条件や劣化のノイズに強くなるような「機能性設計」で未然防 止対策を行うため、トラブルが出た場合でも。トラブルの原因や責任が明確になるのである。

3.技術者は解が無数あることを知らない
科学的思考の技術者は、1+2=3が正しいと考えていて、社会に出ても正しい答えは一つしかないと 考えて、モノづくりを行っている。 科学は現象解明が目的だから、真の答えは一つしかないが、技術は現象を利用して人工的なものを 創造することであるから、答えは一つではなく無数に存在するのである。科学と技術は別物なのであ る。 真値(理想機能)は一つしかないが、理想に近づける手段は無数で、経済的に最適な答えを考えるの が、技術者の役割であり責任である。 品質工学では、目的に合った理想機能を画き、理想機能を達成する手段を創造して、理想機能のば らつきによる損失と投資コストの和が最小で、両者のバランスがよくなる設計を行うことをオフライン設 計やオンラインの製造工程で考えている。

4.技術に対する総合判断の議論がない
モノづくりにおいて、サブシステムの部分最適のテーマは多いが、メインシステムの全体最適を考え た場合、サブシステムが独立でない場合、サブシステム間の交互作用でメインシステムの機能性に影 響することが考えられる。 メインシステムの機能性の最適化を考えた場合、関係するサブシステムは制御因子であるから、制 御因子が多いほどメインシステムの機能性の改善効果は大きいのである。 MTシステムでは項目数は制御因子であるから項目数が多いほど特徴量の予測 推定精度は向上するのである。

5.技術者にテーマを選ばせてはならない
技術者は問題解決テーマしか考えないのが普通である。テーマとは企業の将来性を考えて、管理者 (技術責任者)が企業の中長期展望から選ぶものであるから、 技術責任者が企業の戦略に基づいたテーマを自ら選んで、部下に与えることが必要である。部下はテ ーマの目的を明確にして、具体的戦術を考えて、システム選択を行い、機能性評価とロバスト設計を行 い、進捗状況や出来栄えを管理するのは責任者の役割と責任である。

6.技術データを取って開発してはならない
誤解のある言葉であるが、後でも出てくるが、専門技術で問題にしているデータはレスポンスの研究 のための解析データが目的であるから「ノイズの影響」を考えたものではない。また、問題解決のような 部分的な品質特性の現象を解析するデータがほとんどで、機能性評価から生まれたデータでないもの である。「機能設計」のデータは専門技術の解析データであるから、市場においては「機能性設計」のデ ータに比べて再現性が低いのである。

7.技術は失業者を増やす
問題解決のテーマを行っている場合には、たくさんの技術者が必要であるが、技術開発で機能性評 価やロバスト設計で効率的な開発で開発期間を短縮すれば、技術者だけでなく、トラブル対策の人員 も削減できるため失業者は増えることになる。 そこで、余った技術者は新しい技術テーマに取り組めばよいのである。 ところが、現実は問題解決だけでなく、設計が効率的でないため、残業が増えるのである。

8.設計に物理学は役立たない=理論は意味を持たない
前述したが、科学的思考の技術者は物理学のオームの法則やフックの法則が正しいと信じて設計を 行うため、ノイズに弱い設計しかできない。市場ではノイズだらけで理論通りのモノはできないのである。 理論の世界は神の世界で、ノイズを考えていない理想機能を追究することしか考えていないのである。

9.因果関係は役立たない 誤差原因の探求は止めよ
理想的な因果関係はノイズを考えていないレスポンスの研究であるから、ノイズだらけの市場では役 立たないのである。また、統計的な偶然誤差の探求もノイズのような強制誤差に比較したらはるかに小 さいものであるから、無視しても構わない。偶然誤差はたくさんのデータ(n数)が必要であるが、強制 誤差の場合1個のデータ(n=1)で評価すればよいのである。何故ならば消費者は1個しか買わないし、 故障が起こるのはその 1 個がノイズに弱いからである。(機能性評価とロバスト設計) 病気でも個人個人の症状が異なるのだから、個人がノイズに強くなることが大切で、病気に罹ったら 個人に合わせた処方が大切なのである。(MTシステムの活用による診断と予防)

10.品質データはうまくいかない
前述したように、品質特性は交互作用が大きくて加法性が低いので、市場における品質改善には向 かないのである。市場品質の改善には、加法性や再現性の高い機能性評価で改善することが大切であ る。

11.品質工学は専門技術を議論しない
モノづくりでは、機械や電気や化学などの固有技術で、システムの「機能設計」を行うが、品質工学 では機能設計の良否を評価する学問であるから、システムを構成する手段は何でもよいのである。
したがって、構成されたシステムの機能がロバストであるかを評価するためには専門技術は議論しな いのである。

12.目的のないデータは意味がない
モノづくりでは、企画段階で責任者が目的を明確したテーマを設定して、技術者はテーマを解決する 目的機能(Soft)を満足するシステム(Hard)をたくさん創造して、機能や性能やコストや作り易さの高 いシステムを選択して、機能性評価やパラメータ設計で最適システムを行うためのデータ解析が大切 である。

13.役に立つ交互作用と役に立たない交互作用がある
パラメータ設計で、制御因子間の交互作用は、下流への再現性を悪化させるため役に立たないが、 制御因子とノイズとの交互作用であるSN比は加法性の改善ができて、再現性を高めるために役立つの である。

14.偏差値はダメだ
偏差値はマハラノビス空間を使っているが、母集団の平均値が変われば個人の偏差値も変わってし まうので意味がない。MTシステムでは単位空間や平均値が全体の母集団で決められるので、単位空 間からの距離で個々のデータの評価を行うのである。

15.真値は約束に過ぎない=真値は存在しない
計測技術で計測器の評価を行う場合、誤差(e)=読み値(y)−真値(M)であるが、真値は約束事で 不明であるから、誤差は求められないのである。そこで、品質工学では y=βM+e で誤差を含めたデー タを考えて、誤差を機能性評価でSN比η=Sβ/SNで評価して、SN比ηの逆数で「SN比誤差」を求め るのである。



http://kaz7227.art.coocan.jp

5957.ホームページ回復の件 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年2月13日(月) 17時20分
2か月に渉りトラブっていたホームページが完全に回復した。
今回の失敗は二つの原因がある。一つはページ作成のタイトルがhtmlかjpgかpdfで作成するのだが、横着して漢字やひらがなを使って作成していた。規則では小文字英数字だけで作成しなければならないのである。『』やブランクなや%なども禁止されている。
もう一つの失敗の原因はサイトの中にはhomepageというホルダがあるが、そこには、メイインのindex.htmlは勿論、公開したいファイルやフォルダはすべて入れておく必要がある。
20年あまりホームページを続けてきたが、最低の知識もなくやってきたことを反省している。
作成ソフトはAdobe PageMill3.0であるが、ホームページビルダもあるので、今後はこれを使うことにする。

http://kaz7227.art.coocan.jp

5954.404 Not Foundについて 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2017年1月26日(木) 16時42分
Kazzのホームページの中で、首題のような状態で閲覧できないページが増えてしまいますが、原因はわからないので困っています。
皆さんの中で、これを解決できる方法をご存知の方はおられないでしょうか。



5955.Re:成功しました
名前:Kazz@管理人    日付:2017年1月28日(土) 21時15分
ようやくHPのアップロードに成功した。

ページを小文字の英数字に訂正したことと、ページ(Mywebsite)のアクセス権の初期化ができたことが原因だと考えている。
今回は1カ月近くかかって回復できたが、パソコンのホームページを作成するための技術を習得したことがよかったと考えている。

http://kaz7227.art.coocan.jp


5956.Re: まだスケッチ特集と品質工学特集が見られません
名前:kazz@管理人    日付:2017年2月2日(木) 9時47分
首題の件ですが、ページの拡張子や内容不備のため閲覧できませんが回復には時間がかかりますのでご了解ください。、
http://kaz7227.art.coocan.jp

5951.ホームページ改造中 返信  引用 
名前:Kazz@管理人    日付:2017年1月11日(水) 7時5分
昨年暮れからKazzのサイトが閲覧できなくなって困っていましたが、原因はページの中身が日本語の漢字やかなで作成していたためです。過去10年間は之でも見られていたのですが、小文字の英数字で書くのが当たり前だったのです。
只今修正で奔走していますが、しばらく時間が必要です。
まだ、Kazzは健在ですからご安心ください。

http://kaz7227.art.coocan.jp



5952.Re: ホームページ公開について
名前:Kazz@管理人    日付:2017年1月11日(水) 10時53分
本日ようやくHP公開できました。
パソコンを長くやってきましたが、肝心な規則を知らなかったため、遠回りしましたが、よい勉強になりました。
まだ完全に回復していませんが、ゆっくり元に戻していきますので、老後の楽しみが増えて喜んでいます。


5953.Re: ホームページ改造中
名前:kazz@管理人    日付:2017年1月22日(日) 17時58分
表紙は作成できたが、スケッチ特集や品質工学特集はこれから時間をかけ修復する予定。
http://kaz7227.art.coocan,jp

5948.バーチャル設計に対する疑問 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2016年12月22日(木) 17時38分
矢野先生が推奨されるバーチャル設計の意図が理解できなくて困っている。
いくつかの事例を拝見すると、設計者の知見を評価するためだということであるが、基本機能の機能性評価では解決できないような摩耗や劣化や汚れ量のような事例に対して何人かの評価者で望小特性の評価を行い最適条件を求めている例が多いのである。
品質工学では基本機能の機能性を評価すれば、品質問題は解決するという前提があったはずである。それでも解決できない品質問題に適用することが目的なのだろうか。
品質工学は暗黙知の世界を解明するために考えられた手法であるから、パラメータ設計の前にアブダクション思考で支離滅裂な試行錯誤で問題解決することが大切であることは理解しているのだが、機能性評価で解決できないのは基本機能の設定に問題があるのであって、バーチャル設計でその問題が解決できるとは考えられないのである。
田口玄一にこの問題についてご意見を尋ねたら何とお答えになるかが問題である。
バーチャル設計の評価特性が品質特性の望小特性であることも疑問であるが、バーチャル設計の最適条件が、機能性評価によるパラメータ設計の最適条件と同じになるという証拠が存在するのだろうか。
田口理論を根底から覆すように感じているのは小生だけだろうか。見識の高い読者のご意見を拝聴したいものである。

http://kaz7227.art.coocan.jp



5949.Re: バーチャル設計に対する疑問
名前:kazz@管理人    日付:2016年12月25日(日) 10時22分
バーチャルパラメータ設計(VPD)の実施事例を見ると、機能性評価では評価ができないスペックやユーザビリティなど感覚的な特性評価に使われている事例が多い。
確かに以前から品質工学は一つの因子しか評価できないとか、現在の設計は、たくさんの品質特性について実験している場合が多いのは事実である。
そこで、田口先生は「品質を改善したければ、品質を測るな。」と言われておられたのである。しかしその場合、特定の技術者による一つの機能性評価ではすべてのスペックについて満足した答えが得られるかが疑問であるという考えで、多くの技術者を集めて定性的なパラメータ実験を行うことを考えられてきたのだと推察している。
只このことが、シミュレーションによる機能性評価と一致しない場合、どちらを信用するかの問題が残るのである。
明らかに目的機能や基本機能が明確である場合には、従来のパラメータ設計で十分のはずである。現状の問題解決型の商品設計では品質特性を改善して設計を完了することが主体になっているから、機能性評価に慣れない技術者にとっては魅力的な手法だと考えていることも事実である。
基本機能は技術者の独創である。というのは田口先生の持論であるが、基本機能を創造することは至難の業ではないのである。そこで考えられたのがバーチャル設計かもしれない。
皆さんのご意見をお聞きしたいものである。

http://kaz7227.art.coocan.jp


5950.Re: バーチャル設計に対する疑問
名前:kazz@管理人    日付:2016年12月27日(火) 16時33分
矢野先生のお考え(FAX)
貴兄のご理解でよいと思います。私が話たかったことは、思考過程のシステム化です。
誰でも実験を始める前には何かは考えるはずです。これをシステム化すれば点数付け
のSN比で最適化して、利得の再現性がチェックできます。後は実機確認を行えば
よいだけです。
というコメントをいただきました。

この内容では私の意見が正しいのか間違っていて誤解しているのか理解できません。
皆さんのご意見をお聞きしたいですね。

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5946.第9回品質工学戦略大会の発表テーマについて 返信  引用 
名前:kazz@管理人    日付:2016年12月13日(火) 17時33分
今回の大会には出席しなかったので雰囲気がよく分からないが、資料と細井さんの感想を読んでの感想を述べる。
今回のテーマは戦略というより戦術問題であり、6月の発表大会のテーマではないかと感じている。
トヨタは長い間品質管理が主体で、SQCルネッサンスを標榜にしていたこともあり、品質問題を考える体質から抜け出していないようである。
基本機能が何か理解されていないようである。品質工学も1970年代は同じような状態であったから大きなことは言えないが、これからどのように成長されるかが課題ではないかと考えている。
私は戦略大会で発表したことがないので、批判することはよくないと思うが、これからどのような方向で戦略問題を考えるかが課題である。

http://kaz7227.art.coocan.jp



5947.Re: 第9回品質工学戦略大会の発表テーマについて
名前:kazz@管理人    日付:2016年12月22日(木) 10時14分
田口先生が主張された本質は、モノ・コトの「働き」の追求であったと考えている。
学会の名前を決めるとき、先生は「機能性工学」はどうかと提案されていた。周囲の我々は機能性という言葉は、一般には機能がたくさんあるという意味で使われているから、誤解されるのではないかという意見があって、今の「品質工学」に落ち着いたのである。
品質工学では「機能性」というのは、機能の安定性と安全性で「機能設計」と「機能性設計」を区別するために「ロバストネス」を強調したのである。
「機能」は従来から考えられた言葉であるが、従来は安定性や安全性を評価する尺度は不良率や故障率に代表される「信頼性工学」が主流を占めてたのである。
先生は、信頼性試験では耐久試験のように、結果が出るまでには長時間かかることが問題だと考えて、短時間で評価できるノイズを考えた「機能性評価」を提案されたのである。
信頼性試験の欠点は、設計者側で勝手に予測して考えた特定条件や規格できめられた条件でテストするのが普通であるから、実際に市場で顧客が使う条件には関心がなかったのである。
機能性評価は、市場における顧客が使う環境条件や劣化ノイズを考えて短時間に評価することを考えているのである。
「働き」はモノに限らず、経営的には社長や管理者や技術者の仕事のやり方の評価につても、入出力の機能性について評価することが大切なのである。仕事量は入力で考えるのではなく、出力で考えることが大切なのである。

http://kaz7227.art.coocan.jp

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