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クラシック音楽掲示板

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5203.バイエルン州立歌劇場公演 ワーグナー『タンホイザー』  
名前:drei Buchten    日付:2017/10/2(月) 18:35
9月28日(木)午後3時開演
NHKホール
3階L2列2番 Cランク席(定価4万2千円)
パンフレット 2500円

 上京していくつかコンサートなどを聴きました。
 今回の主目的は、バイエルン州立歌劇場による『タンホイザー』公演です。
Cランクでも定価が42000円。しかしヤフオクで早めに安いチケットを入手。といっても3万円。とほほ・・・。
 Cランク席なのでどうかと懸念もあったのですが、舞台はちゃんと見え、距離的にもそんなに遠くありません。また左端なので左の空間にカバンを置けましたし、たまたますぐ前の席は客がいなくて空いていたので、ゆったりした気分で楽しめました。

 座席が高価なのはともかく、パンフが安くないのが困ったところ。以前やはりNHKホールでバイエルン州立歌劇場による『ローエングリン』を聴いた時もこの値段でした。中身が充実しているならともかく、スポンサーなどのの挨拶が最初10ページもあり、解説などは大したことがないのです。これに比べたら新国の1000円のオペラパンフのほうがなるかに充実しています。いったいスポンサーはいくらカネを出しているのだ、と文句を言いたくなる。

 領主ヘルマン=ゲオルク・ツェッペンフェルト
 タンホイザー=クラウス・フロリアン・フォークト
 ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ=マティアス・ゲルネ
 ヴァルター・フォン・フォーゲルヴァイデ=ディーン・パワー
 ビテロルフ=ペーター・ロベルト
 ハインリヒ・デア・シュライバー=ウルリヒ・レス
 ラインマル・フォン・ツヴェーター=ラルフ・ルーカス
 領主の姪エリーザベト=アンネッテ・ダッシュ
 ヴェーヌス=エレーナ・パンクラトヴァ

 バイエルン歌劇場合唱団
 バイエルン州立管弦楽団
 演出・美術・衣裳・照明=ロメオ・カステルッチ
 合唱監督=ゼーレン・エックホッフ
 指揮=キリル・ペトレンコ

 このオペラ、生で聴いたのは初めてですが、冒頭の序曲部分がかなり長く、舞台には上半身裸の、弓矢を持った若い女性が二十人ほども並び、背景の的(人間の耳)をめがけて矢を次々に射かけます。広大な的は多数の矢が突き刺さって黒っぽく見える。

 あとで解説を見たら、『タンホイザー』には初演後改訂をほどこしたドレスデン版と、パリで上演する時に、パリでは一般的にオペラにバレエ場面が含まれるので、それに合わせて冒頭にバレエ場面を追加した(したがって序曲が長くなる)フランス語歌詞によるパリ版、パリ版をドイツ語歌詞に戻したウィーン版があり、今回の上演はウィーン版によるのだそうです。私が持っているCD(カラヤン指揮による)はドレスデン版なので、最初戸惑ってしまいました。こういうヴァージョンの違いに精通して、どれも何度か生で聴いている、くらいにならないとオペラ通とは言えませんね。やはり私は永遠のオペラ初心者。

 それと、おっぱい丸出しの若い女性が何人も出てくるところが(目の保養になってうれしいのですが・・・笑)、いかにもヨーロッパらしい。日本人の演出だとなかなかこうはいかないのでは。以前ハンブルクの劇場で芝居を見たとき、男女の愛情シーンで男優と女優が本当に一糸まとわぬ姿になり、抱き合っていたので、ちょっとびっくりしたことがありました。日本だと公序良俗に反するとか何とかで問題になるかも。

 それはさておき、冒頭のバレエ(なんですかね、あれでも)シーンは特別ですが、それ以降も含みの多い演出と見えました。数年前の『ローエングリン』はかなり現代的な演出で、ヒロインも白鳥の騎士も全然ロマンティックに見えませんでしたが、今回はそういう外見の現代性とは違い、例えば最後のシーンでは寝台に死体が載っていていてそれを布で包み込んでいくのですが(包むとまた別の死体が現れる)、中に妊婦と思われるお腹のふくらんだ死体もあり、また骸骨そのものである場合もあり、見る側が解釈を自分なりに考えるようになっていました。
 また、舞台奥の中央に丸い大きなのぞき窓のような部分があり、その向こうに色々な(場合によってはエロティックな)シーンが見え、これも登場人物の表向きの発言(歌)と、内面の本音の乖離を表現しているのかもしれません。

 そもそもこのオペラ、官能の愛を否定して清純な愛を称揚するという筋書きですけど、現代の価値観から見ればそういう二分法自体が怪しいわけですし、当時は検閲も厳しかったからワーグナーとしても19世紀的な道徳観に合わせて偽善的に作ったとも考えられるので、今回演出的には官能の愛も実は・・・とも受け取れるようになっていました・・・少なくとも私の目にはそう見えました。

 歌手は、女性のふたり、男性のメインになるふたりはまったく申し分なし。ただ、タンホイザーを歌うクラウス・フロリアン・フォークトは歌はすごくうまいのですが、テノールの美声であっけらかんとして歌うので、シューベルトの『美しい水車屋の娘』なら似合いそうだけど、タンホイザーみたいに、ヴェーヌスとの官能愛に飽いた末に・・・という男としてはどうかな、と思わないでもありませんでした。

 オケはまったく問題なし。
 キリル・ペトレンコって小柄ですね。最後に舞台に上がって歌手達と並びましたが、女性歌手を含め誰よりも小さかったのにちょっとびっくり。

5202. >ぶりちょふさん  
名前:drei Buchten    日付:2017/10/2(月) 18:34
八戸でのオペラ公演の模様をご報告戴き、ありがとうございます。
時間的には短かったのかも知れませんが、フルオケでなくともできる範囲で全曲公演を行うのも一つのやり方なのでしょう。

新潟の場合も、地元演奏家でオペラ公演の試みがそれなりになされています。政令指定都市になって何年もたち、区制の導入に伴い、区ごとの文化会館が整備されてきて、オペラをできる範囲でやっていこうという傾向は今後も強くなっていくのかも知れません。

5201.秋のコンサート予定  
名前:ぶりちょふ    日付:2017/9/30(土) 19:44
連続投稿6ですみません。
この秋おのコンサートについてはいくつか予定があります。
10/7は名古屋への帰省に合わせて名フィル定期。小泉和裕監督による
「カルミナ・ブラーナ」なんですが、愛知芸文コンサートホールが
改修中とのことで市民会館での開催というのが少々不満なところ。
まあオークションで格安に購入できていますから良しとしなくては。
11/11&12がブロムシュテット/ゲバ管。自分的には今年の目玉です。
翌週11/18は仙台フィルの定期で、次期シェフの飯守泰次郎による
モーツァルト三大交響曲というもの。飯守さんなので古典はピリオド
奏法が期待されます。この日は山形まで足を延ばすと山響定期で
飯森さんを聴けるのですが、出し物が以前聴いたブラ2なもので
ちょっと二の足を踏んでいます。どうしよう。。。

5200.夏のオペラ3題B  
名前:ぶりちょふ    日付:2017/9/30(土) 5:59
夏も終わってしまっての古新聞で恐縮です。
8/27に八戸で「カヴァレリア」が上演されました。クオーレ・ド・オペラ
という室内オペラ団体によるものですが、優秀な若手歌手の言語上演は聴き応え
ありました。舞台上手に伴奏のピアノ・ヴァイオリン・チェロが陣取り、
オルガンの代わりにシンセを加えたフンサンブル、舞台裏でチューブラベルを
鳴らしていました。指揮者は上手から登場してステージ上手から1段低い台に
降りて指揮をしました。ステージだけではなく客席通路も使った展開で、狭い
ホールを最大限に活用していました。歌唱や演技にも問題は見られず、オペラの
名作をコンパクトに見せる処方は、地方で取り組むのに向いていると感じました。
久慈では市民オペラとしてグランドオペラを上演するという路線でしたが、
小規模というのも地方では合っているなと(このカンパニーは東京の団体ですが)。

不満があるとすればトータルの上演時間の短いことで、冒頭にシチリア歌曲が3-4
曲歌われ、休憩なしで「カヴァレリア」だけを上演して終わりましたので、1時間と
20分くらいでお開きとなったことです。東京の公演でも同様ではあったらしいの
ですが、コンサートの常としては2時間が基本ですので物足りなさを残しました。
客入りは9割くらいでしょうか、1000人キャパの会場であり、八戸にもオペラ
ファンがそこそこいることが確認できました。

5199.>来年度の東響新潟定期プログラム  
名前:ぶりちょふ    日付:2017/9/30(土) 5:34
情報ありがとうございます。
プロビルとしてはよく考えられているという印象ですね。
集客を念頭に、また毎年のことですが低予算で頭を捻っているのではないでしょうか。
皇帝・ブラ1、田園運命は名曲路線。ピアノの巨匠に予算がかかるので若手の投入と
いう工夫でしょうし、高関さんは大都市では東響以外での登場回数は国内でも指折り
の今や巨匠のひとりですが、新潟にはほぼ初めてなのではありませんか。
物量作戦には飯森さんのヴェルディ。Vn協奏曲の回も名曲・若手路線ながら協奏曲を
集中して聴くのも面白いと思いました。飯守さんの登場は、個人的には違和感あり。
今聴いておかないとという巨匠ではありますが、同様に今聴いておくべき邦人巨匠
である秋山さんのほうが東響新潟定期にとっては大事なタレントの筈です。秋山さんは
教職が忙しいのか演奏会の数が少なくなっている印象があります。病気やケガをしたら
と考えると毎年呼んでいただきたいくらい。とはいえ、新潟の聴衆には新鮮味がない
ということなのかもしれませんが。それでもワグネリアンから日本の宝と言われる
ワグナーを聴けるのは楽しみであると思います。ノット監督についてはシーズンの目玉
のプログラムを持ってきてもらえたらもっと良かったのにと思わないでもありませんが、
ドイツ系名曲路線でないところは評価できるといったところでしょう。予算の問題が
大きいとは思いますが、オペラコンチェルタンテを持った来てほしいなとは思います。

と余所者が語ってみましたwww

5198.来年度の東響新潟定期プログラム  
名前:drei Buchten    日付:2017/9/26(火) 20:27
 先日の東響新潟定期で来2018年度のプログラムが発表されました。
 全般的に保守化と言うか、オーソドックスな曲ばかりで、客の入りを考えてのことかも知れませんが、1回くらいは斬新なプロが入ってもいいのではという気がします。
 

107回 5月13日(日)
 指揮=斉藤友香理、ヴァイオリン独奏=アンティエ・ヴァイトハース
 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲

108回 7月8日(日)
 指揮=飯森範親
 ヴェルディ:レクイエム

109回 9月30日(日)
 指揮=マクシム・エメリャニチェフ、ピアノ独奏=スティーヴン・ハフ
 メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
 ブラームス:交響曲第1番

110回 11月4日(日)
 指揮=ジョナサン・ノット、ピアノ独奏=ヒンリッヒ・アルパース
 ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
 ラフマニノフ:交響曲第2番

111回 12月2日(日)
 指揮=飯守泰二郎、チェロ独奏=ウェンシン・ヤン
 シューマン:チェロ協奏曲
 ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲、「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と愛の死、「タンホイザー」序曲

112回 2019年3月31日(日)
 指揮=高関健
 ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、交響曲第6番「田園」

5197.訂正  
名前:drei Buchten    日付:2017/9/26(火) 14:37
下の投稿で、9月27日(日)と書きましたが、9月24日(日)の誤りでした。
失礼いたしました。

5196.東京交響楽団第102回新潟定期演奏会   
名前:drei Buchten    日付:2017/9/25(月) 23:7
9月27日(日)午後5時開演
りゅーとぴあ・コンサートホール
3階Gブロック

 この日は久しぶりの東京交響楽団新潟定期演奏会。
 りゅーとぴあの改修工事のため、4月に行われて以来の定期公演。
 会場の入りはまあまあか。3階脇席のG・HブロックとJ・Kブロックは空席が目立ちました。同じ3階脇席でもF・Lブロックは制服の高校生でいっぱい。2階脇席の、舞台すぐ脇の安価な席もいっぱいでした。

 指揮=ヘルマン・ボイマー、トランペット=マティアス・ヘフス、コンマス=水谷晃

 ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」

 (休憩)

 ケルシェック:ラッパ達が鳴り響く(日本初演)
 (アンコール)
 ホートン:六重奏曲第1楽章 (トランペット12人による演奏)
 
 ヤナーチェク:シンフォニエッタ

 本日の指揮はヘルマン・ボイマーという方で、私は名前も知らなかったのですが、ドイツの出身で、1992年から2003年にかけてベルリン・フィルのバス・トロンボーン奏者を務めたあと、2011/12年シーズンよりマインツ州立管弦楽団首席指揮者およびマインツ州立劇場の音楽監督を務めるかたわら、バイエルン放送響やバンベルク響など各地のオーケストラを指揮しているそうです。

 前半の新世界交響曲は、ポピュラーな曲なのでさほど期待していなかったのですが、りゅーとぴあの改修工事のせいか、或いは演奏に気合いが入っていたからか、響きがいつになく豊かに聞こえました。指揮者とオケの協調性も悪くない。うーむ、実力派指揮者なのかも、と思いました。弦の編成は左から第一ヴァイオリン13、チェロ8、その後ろにコントラバス7、ヴィオラ10、第二ヴァイオリン12。

 後半の第一曲は日本初演とのこと。ロランペット独奏のマティアス・ヘフス氏は19歳でハンブルク州立歌劇場の首席トランペット奏者になり、その後ハンブルク音楽演劇大学の教授になったという方。とても優秀な方のようですね。
 さて、肝心の曲のほうですが、現代曲ながら、リズムを重視しつつも、途中で抒情的な旋律に満ちたところもあり、聞きやすい曲になっていました。複数のトランペットを操るヘフス氏の名技は言うまでもなく、他のトランペット奏者が途中で客席2階の脇や後方に登場して立体的な音響を聞かせるなど、トランペットの音を様々に楽しめるように工夫がなされていました。そして最後には舞台の最前列にヘフス氏を含む12人のトランペッターが並び、迫力ある音で締めくくられました。でもこれだけの数のトランペッターを揃えるのも(東響の正規のトランペッターは3人ですから)大変でしょうねえ。

 なお、最後近く、合奏が盛り上がっていったん終わり、ちょっとパウゼが入るところで曲が終わったと勘違いした聴衆から拍手が。実は私も拍手してしまいました。指揮者の動きをもっと注意して見ていないといけませんね。反省。

 さらにこのあと、12人のトランペッターが再度集まり、アンコールが。いやあ、サービス満点ですねえ。聴衆は大喜び。

 最後の曲は、ヤナーチェクのシンフォニエッタ。ヤナ―チェクの独特の語法が魅力的な曲ですが、ここでもトランペッターが12人。さらにバス・トランペットとテナー・チューバも加わって、まさに金管楽器の饗宴と言いたくなる曲です。こうしてみると、後半の2曲は楽器編成の点で共通性があり、だから一緒に演奏されたわけか、と得心が行きました。

 いずれにせよ、久しぶりの東響新潟定期、充実した演奏で楽器編成にも珍しさがあり、非常に満足度の高い演奏会となりました。さすがですね。次回の定期も楽しみです。

5195.>ぶりちょふさん  
名前:drei Buchten    日付:2017/9/23(土) 20:3
「ミカド」およびその中の地名に関する詳細なご指摘、ありがとうございます。

私はオペレッタにはきわめて弱いのでこの有名作も未見なのですが、日本の人名や地名については、今はともかく、第二次世界大戦前ですと欧米での認識はかなりいい加減だったようですね。

ハリウッド映画でも、第二次大戦以前の作品に日系人が登場することはそれなりにあったようですが、とても日本人とは思えない名が付けられていたようです。

要するに欧米の日本についての理解はきわめて浅く、第二次大戦の緒戦で日本の強さに驚愕したこと、そして70年代に入ってから日本が経済大国と言われるようになったことで、多少は知識が増えたかな、というくらいなものでしょう。

話は変わりますが、明日は久しぶりの東響新潟定期です。りゅーとぴあの改修のため、4月に行われて以来なので、楽しみです。

5194.「ミカド」の舞台となっているティティプについて  
名前:ぶりちょふ    日付:2017/9/23(土) 19:21
近年我が国における「ミカド」の解説文を見ると、まるで
秩父が元となってティティプとなったという引用の引用
からくる誤解が蔓延してきています。ネット時代の悪い
ところですね。これには全く根拠がありません。
理屈付けとしては、作曲当時パリやロンドンの万博に
日本からも出展しており、そこからヒントを得た
「のかもしれない」という想像だけで語られているの
です。

更にその屁理屈は後から出た話でありまして、最初に
秩父という地名が出た順番がいい加減に伝えられて
いることにも苦言を呈したい。世の中的には永六輔氏
が秩父の喫茶店のマスターに、こんな面白いオペラが
あって秩父が舞台なんだよと話したことが切っ掛けと
いうことになっているのですが、その前段がすっぽり
抜けているのです。その前段とは、1991年に
名古屋で「ミカド」が8月丸1か月連続上演されたこと
に始まります。スーパー一座という歌舞伎団体が夏興行
として「大須オペラ」を立上げ、その1年目が「ミカド」
ということでした。この時の演出でティティプを秩父と
いう地名を歌詞に盛り込んだのがそもそもの始まり。
これを観劇した永六輔氏がラジオ番組でその模様を
語ったり、連載誌『話の特集』で紹介し、当年の「話の
特集大賞」としてこの大須オペラを選んだというのが
事の発端なんです。つまり「ミカド」の舞台を秩父とした
始まりはスーパー一座の主宰岩田信市氏であるといえる
のです。

段々ティティプ=秩父が定着していく状況を見るにつけ、
某隣国がわが国固有の領土を実効支配して国際社会に
アピールしている姿とだふって見えて、よろしからぬ
心持ちがしています。

5193.夏のオペラ3題A  
名前:ぶりちょふ    日付:2017/9/23(土) 18:49
8/20にちちぶオペラ「ミカド」を観てきました。
出演者はほとんどが秩父出身だそうで、秩父高校は
合唱の強豪校だとのこと。「ミカド」はティティプ
という想像上の日本の地名が舞台になっていて、
このルーツが秩父ではないかということで今世紀に
入って秩父にて何度か上演されているわけですが、
今回は新ホールの杮落し公演の位置づけとなって
います。歌役者の皆さんはプロのオペラ歌手であり
見事なものでしたが、演出や台本に大いなる疑問が
持たれました。

たとえばココが捕らえるべき罪人リストの歌を
披露する場面では、立場が最初から変わっていて
「囚人リスト」となっている。捕まえるべき人
たちを論う歌なのに、もう捕らえられてしまって
いては可笑しさも半減というところでしょう。
また、このナンバーやミカドの「不正を行った
罪人にやらせること」のナンバーーでは、作品
本来の上演では時事問題で捻りを入れたネタを
取り入れてウイットを利かせるのが伝統的な
お約束なのですが、この辺が全く甘いのです。
リフレインのカットも少なからずあり、美しい
マドリガルが1番歌詞だけで終わったり、ココ
とカティシャのデュエットも同様であったなど、
音楽的な問題点も浮き彫りとなりました。
訳詞の問題としては、一部英語の歌詞が挿入
されているのはまあ良いとして、オリジナルでは
見せ場のひとつであるパターソングと呼ばれる
早口歌=ココ、プーバー、ビシュタシュによる
トリオでは擬声語の羅列で手抜きのように感じら
れるだけでなく、5回もアンコールを行なって
ずっと「ガシガシガシ」などの擬声語ばかり。
これくらいやるのであれば、英語の早口を披露
いただきたかったというのがこちらの本音。
オケピットの伴奏は力演してはいたけれど、
小アンサンブルにエレクトーン2台と打楽器で
ちょっと寂しかったですね。以前の上演は
オケを入れていたはずなので。

それでもサリヴァンによるメロディが美しく、
十分楽しめました。客席は完売・満員であり
日本語上演にも拘らず外国人の姿も多く
見られました。それだけ「ミカド」という
作品が英米人にとってはポピュラーなもの
なのでしょう。

この公演での遠征は、出張に1日お休みを
いただくことで実現しました。
前泊は麻布十番の本棚をモチーフにした
ドミトリー、公演当日は横浜まで足を
伸ばしてかつてよく泊まったホテルで1泊。
翌日も休暇でのんびりすることができました。

5192.ぶりちょふさん  
名前:drei Buchten    日付:2017/9/8(金) 18:33
お久しぶりです。

久慈市民文化会館のオペラ「椿姫」、よかったようで何よりです。
地方の小さな都市でもやればできる、ということでしょうね。
新潟市も、この秋には複数のオペラ上演が予定されており、楽しみです。

私は音楽会はしばらくご無沙汰だったのですが、今週の火曜日に「三島由紀夫が聴いたチェンバロ」というレクチャー付きの音楽会を聴きました。
明日にでもブログ(↓)のほうで報告します。
http://blog.livedoor.jp/amiur0358/

5191.夏のオペラ三題  
名前:ぶりちょふ    日付:2017/9/7(木) 23:16
大変ご無沙汰しております。この夏、3つのオペラを
見る機会がありました。市民オペラあるいは規模縮小
公演でしたが、それぞれ見応えがありました。

まずは8/6久慈市民文化会館での市民オペラ「椿姫」。
こちらは主役の二人、藤井冴と宮里直樹は立派な声と
演技で楽しませてくれました。宮里さんはウィーン
留学を終えたばかりで、この後ミラノで学ばれるそう
ですが、早くも追っかけができているようです。
父ジェルモンは声が出なくて残念、プロとして恥ずか
しいと感じましたが、あまり多くない人数の市民による
コーラスやダンサーはなかなか立派だったと思います。
元々の狙いは指揮の阪哲郎で、こちらも手慣れた振りで
良かったと思います。山響からもう少し乾いたパリッと
した音が引き出せたら、よりイタリアっぽくなるだろうと
思いました。演出はまずまずオーソトックスであり、
舞台装置が古典的で安心感がありました。
市民オペラとして立派だったという以上に主役二人が
良かったです。1回公演なのですから、できれば生歌で
聴きたかったとは思いました。

5187.ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ全曲演奏会 第1回 (7/22、だいしホール)  
名前:drei Buchten    日付:2017/7/23(日) 18:57
昨日は午後6時30分開演の標記の演奏会に足を運びました。
いつものように右手ブロックの後ろ寄りに席をとりましたが、客の入りは3分の2弱くらいか。意欲的なプログラムなのでもっと入るかと思っていたのですが、新潟市のクラシック・ファンは何をやっているのかなあ。

 ヴァイオリンの廣川抄子さんとピアノの石井朋子さんはいずれも新潟市を中心に音楽活動をしておられる優れた演奏家で、新潟のクラシック愛好家にはおなじみです。

 3回の演奏会でベートーヴェンのヴァイオリンソナタ全10曲をすべて演奏しようという試みの第1回。ちなみに第2回は来年4月、第3回は再来年4月に予定されています。

 ヴァイオリンソナタ第1番op.12-1
 ヴァイオリンソナタ第6番op.30-1
 (休憩)
 ヴァイオリンソナタ第2番op.12-2
 ヴァイオリンソナタ第7番op.30-2

広川さんはオレンジ色のドレス、石井さんは黒に金の模様が入ったドレスで登場。
 だいしホールのピアノはベーゼンドルファーですが、ふたは少しだけ開いています。ヴァイオリンとの音量の関係でしょう。

 で、演奏ですけれど、前半はヴァイオリンがやや大人しめな気がしました。ピアノのほうはそれなりに強弱やテンポの揺れを入れているのですが、ヴァイオリンは淡泊で、特に早いテンポの楽章(第1番なら第1・3楽章)ではもう少し踏み込んだ表現が欲しいなと。廣川さんは演奏自体もあまり身体の動きを見せるタイプではないので、余計そういう感じがしたのかも知れませんが。緩徐楽章でも、第6番では曲想の特徴を捉えた表現が望まれると思うのですが、どうも淡泊で、楽譜通り弾いてます、という感じがしてしまいます。

 後半、最初に弾いた第2番がこの日のベストでした。前半、大人しかったヴァイオリンでしたがここにきて表情が豊かになり、弾き手と曲想がマッチしていたのかも知れませんが、曲の特質をよく出していたと思いました。
 続く第7番、この日の4曲中では最も有名な曲ですが、途中までは第2番のノリのようなものが持続していて悪くないと思いました。ただ、最終楽章で盛り上げるべきところ、前半の淡泊な表現に戻ってしまったようで、残念でした。

 石井さんのピアノは申し分がなかったと思います。改めて実力を見せてくれた、という気がしました。

 アンコールはなし。ソナタを4曲、途中休憩15分を入れてたっぷり2時間の演奏会ですから、当然のことでしょう。
 今回はやや注文が多めになりましたが、この企画自体を高く評価すべきなのはいうまでもありません。次回の演奏会にも期待しています。

5186.モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団演奏会 (7/3、東京芸術劇場)  
名前:drei Buchten    日付:2017/7/9(日) 20:35
上京して3つめの演奏会。
3階E列22番 Bランク 8000円

チケットはあらかじめイー・プラスで購入しておいたのですが、むしろ当日券で入ったほうが良かったと思いました。Bランクにしたのはカネがなかったからではなく、SでもAでも構わなかったものの、パソコンで予約しようとしたところ、イー・プラスで割り当てられた席がランクのわりには良くなかったので、ならばいっそ3階だけど左右で言えば中央に近いBランクのほうがと考えたもの。しかし当日の3階席はガラガラ。1列目は或る程度埋まっていましたが、私のいる5列目との間の2〜4列目は誰も客が入っていません。5列目になっていきなり客が並ぶのは、もしかすると4列目まではAランクだったからかも知れませんが、イープラスで割り当てられたAランクの席は2階ながら左端最後尾だったので、それなら当日券で3階1列目を選んだほうが、と思いました。

どうも、コンピュータによる座席の割り当てには問題が多いですね。以前も日生劇場のオペラで1列目の左端を割り当てられ、同ランクなら少し後ろの席の、少なくとも端っこでない座席が空いているのに、ケシカランと思ったものです。

話をこのコンサートに戻しますが、入りは1階はまあまあでしたが、2階はよく見えなかったものの、端のほうはがらがらでした。

 指揮=ユーリ・シモノフ、ピアノ=上原彩子、ヴァイオリン=大谷康子

 ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 (休憩)
 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
 (アンコール)
 チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」から

シモノフはロシア人としては小柄。
 弦の編成は、遠目なのでヴァイオリンとヴィオラは違っているかも知れませんが、協奏曲と交響曲で差はつけず、左から第1ヴァイオリン13、第2ヴァイオリン12、ヴィオラ9、チェロ8、コントラバス6でした。

 何しろ後ろのほうの座席なので、ちゃんと聞こえるかなと心配していたのですが、むしろ響きの良さが感じられて、また遠いためにオケの各楽器の音がよく融合して聞こえました。
 最初のショスタコーヴィチ。上原さんは赤いドレス。この曲、私はあまり好きではないのですけれど、けれん味の多い(?)ショスタコーヴィチの曲を特に気張るでもなく、素直に弾きこなしていた、という印象でした。
 オケは、やはり金管がすごいですね。突き抜けるような強烈な音は、日本のオケにはちょっと真似ができないでしょう。

 二曲目のプロコフィエフ。大谷さんは東響のコンマスを辞めてから聴く機会がなかったので、久しぶりの感じ。緑のドレスで登場。
 上にも書いたように、座席が遠いので、ピアノならともかく独奏ヴァイオリンはちゃんと聞こえるかなと案じられたのですが、杞憂でした。響きよく、しっかりと聞こえてきます。私の好みもあるでしょうが、ゆっくりとした楽章の表現力がことのほか素晴らしいと思いました。東響を辞めても相変わらずの実力派、新潟でもまた演奏会を開いてほしいものです。

 後半のチャイコフスキー。特に前半の2楽章はゆっくりとしたテンポ。ゆっくり歌わせるというより、どこか醒めた感じがしました。第3楽章はさすがに盛り上がりましたが、全体を通して聴いて、曲からちょっと距離をおいて冷徹に見つめているような印象が残りました。うーん・・・。

 ここまででもヴォリュームたっぷりのプロですが、ほんの数分とはいえアンコールをやるところがすごい。もっとも、アンコールが済むと、シモノフはすぐコンマスの手を引いて退場し、他の団員もそれに続いて退場。終演は9時15分でした。途中の休憩は15分。団員も大変だなと思ったことでした。


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