奈良の佐藤さんからのご案内です。本会の伊藤さんの報告もあります。
シンポジウム「列島の地域間交流 ‐中世的ネットワークの諸様相‐」開催のお知らせ
主催 「列島の地域間交流」実行委員会
開催趣旨 中世とは地域の時代である。中世史研究の研究黎明期以来、地域論は中世史研究の重要な柱を形成してきた。地域を考えることは同時に地域間の関係について考える事であり、地域間交流史は文献史学上の課題だけでなく考古学・地理学上の課題としても重視されてきた。特に1970年代以降、全国各地に「都市的な場」が抽出されたことは、その相互関係への関心を著しく高めることとなった。これらは主に流通史・交通史の形で顕現することとなったが、こうした流通・交通以外に「信仰」を鍵とした地域間ネットワークが存在し、これが流通・交通と有機的関係を持ち、また都市共同体と結びついていたことについてはあまり注目されていない。本シンポジウムではこうした新しい視点を重視しつつ、「流通」と「信仰」をキーワードとしてこれまでとは異なる視点で地域間交流を検討したい。
開催日程・場所 平成27年2月28日(土) 堺市博物館ホール(定員120人) 堺市堺区百舌鳥夕雲町2(大仙公園内) JR阪和線百舌鳥駅より500m
スケジュール 10:00 開場 10:25 事務連絡 10:30−10:40 開会挨拶・趣旨説明 10:40−12:00 基調講演「中世日本列島の地域間交流」市村高男(高知大学) 12:00−13:00 休憩 13:00−13:30 発表@「中世の起請文にみる地域性‐その書式と牛玉宝印の差異‐」 千々和到(国学院大学) 13:30−14:00 発表A「『名語記』にみる鎌倉時代の水運と石材−伊予石の竈への利用・普及をめぐってー」 福島金治(愛知学院大学) 14:00−14:30 発表B「集合と拡散〜石仏に刻まれた神宮御師と山田地下人〜」 伊藤裕偉(三重県埋蔵文化財センター) 14:30−14:45 休憩 14:45−15:15 発表C「東部瀬戸内における石造物ネットワーク」 西本沙織(徳島市教育委員会) 15:15−15:45 発表D 「九州・瀬戸内の西大寺律宗寺院とそのネットワーク」 桃崎祐輔(福岡大学) 15:45−16:00 まとめ(市村高男) 16:00 閉会挨拶 16:05−16:35 博物館展示解説 續伸一郎(堺市博物館) ※演題は仮題です
参加費 当日、資料代として500円を申し受けます
参加申し込み 平成27年2月13日までに下記の内容を事務局までe-mailもしくはハガキにてお知らせください。なお、会場の関係上先着120名様までとさせていただきます。 お名前 ご連絡先(電話番号もしくはメールアドレス)
申し込み先:「列島の地域間交流」実行委員会事務局 〒634-0051 奈良県橿原市白橿町2丁目25-20-2 佐藤亜聖 方 e-mail zvk07512●nifty.com(●を@にしてください)
その他 会場内は飲食禁止です。予めご了承願います。
|
|