NHK朝ドラ「ひよっこ」は1964年の東京オリンピック開催の年から始まっていますが、有村架純演じる主人公はこの時高校生で、まさに団塊世代と重なります。地方から集団就職で上京し、自分の殻を破りつつ奮闘、成長していく青春讃歌としてドラマは描かれています。 番組では歌声が数多く流れますが、主人公と仲間たちが口ずさむ歌、職場合唱サークルで歌われる歌、バックで流れる挿入歌が「ともしび歌集」のうたと殆ど重なり、挿入歌が流れるたびに、わくわく感が高まり、元気づけられ嬉しくなります。 因みに現在まで番組で取り上げられた歌は職場合唱サークルでは「トロイカ」「カチューシャ」「ともしび」「椰子の実」他があり、主人公たちが歌う歌、及び挿入歌としては「いつでも夢を」「寒い朝」「ひょっこりひょうたん島」等があります。
いつの時代も、時代とともに歌がある。そしてその歌に時には癒され、時には励まされてきたことを思います。よい歌はいつまでも歌い継いでほしいと思うばかりです。 ともしびファイル歌集に今週より「ほほえむちから」(作詞:谷川俊太郎)、「海よ、わが故郷」(作詞:王立平、日本語:芙紗)が掲載されました。「ともしび」で今まで知らなかった珠玉の歌、そして皆で歌いたくなるよい歌の数々と出会えること大きな楽しみです。
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