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A−ZAPの独り言地獄

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文字屋の岐路にある映画  
名前:A−ZAP(管理人)    日付:2004/3/13(土) 0:3
1年半前になるかな
この日記で「耳をすませば」のTV放送をした時に
この映画が自分にとって大切な映画だ、みたいな事を書きました。
そして今日、またTVで「耳をすませば」を放映していました。
もちろん見ましたよ。
そして、泣きました。
この映画は泣くような映画ではないし、
メインは中学生の女の子が自分の進路と恋に悩む淡い話で
むしろ、かなぁり甘々な恋の話という印象が強いアニメ映画です。
ですが自分にとって、この映画はヒロイン雫に自分を重ね、泣いてしまう映画なんですよね。
そしていつも、この映画を見る時はなぜか自分にとって人生の節目になるであろうという時になっているんです。

自分は昔、フリーライターをしていました。
そして脚本も書いていました。
ただし、ゴーストで。
詳しい事は下に当時の日記を晒しておきますので割愛しますが
今は趣味として小説を書いています。
しかし、趣味のままでは納得出来なくなっているんですよね。
あの頃の自分より幾ばくかは成長しているのを実感しているだけに、
あの頃に、今の実力があればと思ってしまう自分がいたりして・・・
未練たらしいですよね、自分でもよく判っています。
だからこそ、そんな自分に活を入れる為にも、今ある事に挑戦しています。
本当は、きちんと応募してから皆さんに走らせようと思ったのですが
ちょうど今日、その「挑戦」を執筆しながら自分にとっての応援歌ともなっている「耳をすませば」を見たので
こうして書いています。

実は今、雑誌に投稿する為にオリジナルの小説を書いています。
ここまで培った自分の力を、ガツンと評価して貰う為に。
正直自分でも、大賞を取れるとは思ってません。
むしろ、一次選考すら通過しないでしょう。
でもそれはそれで、「お前はこの程度だったんだ」って、きちんと評価して欲しいんですよね。
なにより、投稿する為に執筆し、きちんと投稿する、という過程をきちんと経過する事に意義があると思っています。
・・・まあ、〆切に間に合いそうにないので、短編部門への投稿なんですが(苦笑)。
選考後はサイトで紹介出来るし、とかこそくな事も考えているので
その決意もどーなんだと言いたいですけどね(苦笑)。
しかしそれでも、自分の中では「挑戦」に変わりないので
今その執筆に奮起しております。
(ちなみに、4月のPSOオンリーに参加するかを悩んでいたのは
実はこの投稿〆切がオンリーの前日だったからなんです)

そんな今、また「耳をすませば」を見る事になるとは
自分でも驚いています。
自分が文字屋をやっていく上で、この映画は欠かせないものになっていますね。
偶然にしても、ちょっと出来すぎなほどこの映画を、文字屋として自分が悩んでいる時に見る機会があるのは
この映画に応援されているような気になってしまいます。
勝手な思いこみだとしても、それで自分が元気になれるなら、まあいいですよね?

「頑張りましたね、あなたは素敵です」
毎回泣いてしまうシーンの、老人の台詞。
進路に悩み恋に悩み、一つの話を書き上げた雫がすぐに老人に小説を見せに来て、
そして読み終えた老人が雫に優しく語りかけるシーン。
今これを書きながら、また目が潤んできた俺・・・ほんと駄目だなぁ。
それだけ好きなシーンで、そして元気づけられるシーンです。
俺も何時か、誰かにこう言って欲しいんだろうけど
言って貰えるようになるには、まだまだかな。
ともかく今書いているのを書き上げないと。
もう中年って呼ばれる歳になってるのに、夢を追い続けるのは世間的に見てダメダメなんだろうけど
文字屋のプライドを矛と盾に、執筆中のこの作品は書き上げないと。

「頑張りましたね、あなたは素敵です」
たぶんこう言われるのは、本当に自分がやり遂げたと思えた時に、自分から自分へ言う事になるんだろうな
その日が来るまで、頑張るか。

余談ですが
投稿〆切は奇しくも、自分の誕生日でもあるんです。
この偶然があったので、投稿先をそこに定めた経緯があるんですが
ある意味偶然に支えられた文字屋人生だなぁ



2002年7月19日の日記
名前:A−ZAP(管理人)    日付:2004/3/13(土) 0:7
以下、上記の日記の為に
過去の日記を再度掲載


(日記タイトル:耳をすませば)

1995年の作品で、この映画が上映された当時は、
ちょうど脚本家としてデビューしたばかりの頃で
この映画にかなり感化されました。
脚本と小説では、実は雲泥の差がある事をだいぶ後で思い知る事になるんですが
当時は同じ物書きとして、主人公雫と自分を重ねて
これからの脚本家としての自分に自信と期待を持っていました。

しかし、その2年後
俺は初めて自分の本名でドラマCDのスタッフクレジットに名前が載った
そして、それが結局最後の作品になった。
そのドラマで、俺は大失態をした。
・・・つまらない脚本しか書けなかった。
プロデューサーにつまらないとダメ出しされた。
そして、信用を失った。
自分の自信の期待も失った。
脚本家としてこれからどうすればいいのか、悩んでいた。
そんな時に・・・また耳をすませばを見ていた。
テレビで放送されていたのか、ビデオを見ていたのか、よく覚えてないんだけど
雫のがんばりに励まされた。
自信も期待ももう失っていたけど、がんばろうと思った。

結局、俺は脚本家として再び信用を得る事は出来なかった。
ずっとゴーストだった。
でも、俺はいつの間にか自信を取りもどしていた。
誰も認めてくれなくても、俺は自分の脚本を面白いと思えていた。
そして大失態をした最初で最後のドラマCDも
今聞くと、自分では面白いと思える。
仕事としてとても成功していたとは言えないけど
でも俺は、脚本家だったんだと胸を張って言える。
誰も認めてくれなくても。

そして今、小説を趣味で書く自分が
また耳をすませばを見ている。
そして過去、号泣したシーンでまた泣いた。
雫が小説を書き上げ、老人から感想を言い渡されるシーン。
普通は泣けるシーンではないのかも知れない。
でも、自分にとってこのシーンは一番雫と自分を重ねてしまうシーン。
そして、がんばろうと決心できるシーン。
誰も認めてくれなかったけど、
俺は俺の心の中の、あの老人に認めて貰っていたのかも知れない。
もう脚本家ではないし、小説は趣味で書いているもの。
だけど、そんな自分を誇らしく思って良いんだと、また気づかせてくれた。
物書きを続けていこう。
雫の決心。物書きになったばかりの俺の気持ち。
それをまた思い出しながら。

次に俺が耳をすませばを見る時は、どんな岐路に立っているのだろうか?
その時にも、その時までも、
物書きの決心を忘れないでいられるようがんばろう。


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