(1) pを自然な全射とします. 閉区間 I=[0,1]はコンパクト,pは連続.よって,p[I]はコンパクト. S=p[I]なので,Sはコンパクト.
S⊂p[I]は簡単で,Sの任意の元[x]に対して0<x+(整数)≦1とできるので, この点をx'とすれば[x]=[x']=p(x')∈p[I].
(2) (例えば有理数の稠密性を使えば示せます.aの同値類を[a]と書くことにします.有理数全体をpで送ると一つの同値類(これを[q/p]と書くことにする)になっていることに注意する.)
Sの異なる2元[a],[b]を任意にとります. Rのどんな開集合にも内点として有理数が存在します(有理数の稠密性). このことから,[a]を含む開集合Uをどのようにとったとしても, (ある有理数)∈ p^(-1)(U):openとなり,[q/p]∈U. [b]の開近傍にも全く同じことが言えるので,以上のことから[a]∈U, [b]∈VとなるU,Vをどのようにとっても,[q/p]という共通の元をU,Vは持ってしまうので,UとVは非交和にはなり得ない.■
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