ピタゴラスの定理とその逆を証明したいのですが 下記で正しいでしょうか? 教えて下さい。よろしくお願い致します。
[証明したいこと] (ピタゴラスの定理) C=π/2 の直角三角形ABCに対して a^2+b^2=c^2 が成立する。
(ピタゴラスの定理の逆) △ABC に対して a^2+b^2=c^2 が成立すれば、△ABC は C=π/2 の直角三角形である。
[Proof] 冪級数による指数関数、三角関数の定義より e^z:=納n=0 to ∞]z^n/n! cos z:=納n=0 to ∞]((-1)^n)z^(2n)/(2n)! sin z:=納n=0 to ∞]((-1)^n)z^(2n+1)/(2n+1)! と置く。
任意の0でない複素数 z に対し z=|z|e^(iθ)=|z|(cosθ+i sinθ) となる実数θが存在する。 ここで |z|:=√zz*(zとその共役複素数z*の積の平方根)と置く。
オイラーの公式が成立するので (sinθ)^2+(cosθ)^2 =(cosθ+i sinθ)(cosθ-i sinθ) =e^(iθ)e^(-iθ) =e^(iθ-iθ) =e^0 =1 を得る。
e^(iθ)の区間[0,2π)から{z ∈ C | |z| = 1}への 全射性については杉浦光夫著の解析入門Tのpp.182-183を 参照せよ。
a,b,θ∈Rとし、複素数を z=b+ai、c=|z|とすれば cosθ=b/c、sinθ=a/cである。 これが実変数θの関数としての cosθ、sinθの幾何学的意味を表す。 即ちベクトル z の x軸、y軸への正射影が b=|z|cosθ、a=|z|sinθ である。 したがって、θ∈Rならば、a⊥bである。
複素数全体 C は、実数体 R 上の2次元 平面ベクトル空間と同型であるから、 幾何学的には同じである。
よって、0<θ<π/2に対して A=θ、a⊥bとなる直角三角形ABCを書くと cosθ=b/c、sinθ=a/c となる。
ゆえに、C=π/2 の直角三角形ABCに対して a^2+b^2=c^2 が成立する。
また、△ABC に対して a^2+b^2=c^2 が成立すれば、△ABC は C=π/2 の直角三角形である。■ (社会人/質問者)
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