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品質工学会 Kazzの品質工学特集
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5935.AI時代における品質工学の立場  
名前:kazz@管理人    日付:2016年10月20日(木) 13時6分
 AIが発達すればハードやソフトのものづくりの世界において、生産性が向上するといわれているが、AIでできることは単純な論理的思考で行われる分野であって、アブダクション思考の品質工学の世界まで可能かどうか疑問である。
 物事を論理的に突き詰めて、最適な解に到達するためには、まずデータに基づく分析的なアプローチが求められる。しかし分析は問題を明らかにするが、解は与えない。「発想」の思考プロセスには、「アブダクション」が必要なのである。品質工学で考えている基本機能やノイズに対する交互作用の機能性評価までAIでは考えられない。
 設計を行うとき、方針を検討したり、計算したり、作図したりしている。その基本的な方法は、科学的知識を演繹的に具体的特定の問題に適用する作業である。しかし、システム選択の「発想」というプロセスは論理思考とは異なるプロセスであると考えている。しばしば「問題が分かれば、答えは出たのも同じ」だと主張するマネージャを見るが、問題は分かっても、答えは無数に存在するのである。
 このような人種は、自らは「問題を示す」だけで、後は担当者や専門家に任せて恥じない。何しろ、問題が分かっているのだから、後は楽なものだと思っている。仕事をするということは「問題の答え」を出すことである。このようなレベルのマネーシャは、担当者や専門家が答えを出す行為の中で起こす失敗が耐えられない。もっとしっかりやれ、もっと論理的にやれと騒ぐ。このような人は、問題を明らかにする思考プロセスしか知らないので、解決策も同様に考えられると思っているから困ったものだ。

http://kaz7227.art.coocan.jp



5936.Re: AI時代における品質工学の立場
名前:kazz@管理人    日付:2016年10月21日(金) 13時45分
品質管理の世界では、PDCAのデミングサークルが有名であるが、デミングさんの先輩の、シューハートはPDSAで考えることの大切さを提案されていた。PDCAのCはcheckでモデルに適合しているかで、答えが固定しているのに対して、Sは試行錯誤のアブダクションで新しいモデルを考えて品質を向上させることが大切だと考えていた。
品質工学のパラメータ設計では決められたシステムに拘らず、最適なシステムを創造することであるから、閉じられた世界から開かれた世界へ飛躍するPDSAの発想が大切なのである。

http://kaz7227.art.coocan.jp

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