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品質工学会 Kazzの品質工学特集
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5938.品質工学が普及しない真の理由  
名前:kazz@管理人    日付:2016年11月13日(日) 17時14分
 品質工学が必要なことはすべての人が認めることであるが、なぜ普及しないのか考えてみると、人間の世界では「見えない世界」は見えないもので問題が起きたときはじめて認識するのが当たり前な世界であるからだと考えている。

 病気でも予防することは必要なことは誰でも考えているが、病気になるまではあまり考えないのが普通である。
最近起きた博多の道路の陥没なども予測できることではあるが、陥没するまでわからなかったのである。
 
 品質工学の機能性評価は、問題が起こる前に見えない世界を予測するものである。損失関数も見えない市場の損失を経済的に評価するものである。品質改善はコスト改善の手段であって、目的ではないのである。このことはマネージャーの戦略であるが、彼らの意識が変わらなければ、技術者はやらないのである。

 したがって、問題が起きたとき素早くつぶした技術者が評価されて、問題を起こさず仕事ができる技術者が評価されないようでは品質工学が普及することは考えられないのである。

http://kaz7227.art.coocan.jp



5939.統計的偶然誤差の工程能力指数(Cp値)では市場品質は分からない
名前:kazz@管理人    日付:2016年11月14日(月) 20時30分
 企業で経営者や管理者を対象に管理技術を教えている定年後の技術者に、どんな指導をしているのかと聞いてみたところ、工程品質でCp値を管理することだということである。市場品質はCp値で評価すればよいと考えているのである。
 
 品質工学を知らない者は品質特性のCp値が満足であれば十分であると考えているのである。
シックスシグマの考え方であれば、Cp値でも市場品質は評価できると考えてもよいのだろうが、原因であるノイズとの関係が明確ではないのである。
 
 Cp値はもともとは工程能力を評価する尺度であって、工程ばらつき(統計的偶然誤差)と規格との関係で工程品質を評価(検査)する尺度である。
 
 品質工学では市場における消費者の使用環境条件や劣化ノイズの強制誤差を用いて、サンプルはn=1でSN比で評価するのだといっても市場品質をサンプルn個の偶然誤差でしか考えていない彼らにはSN比の考え方は全く分からないのである。
 
 このような指導者に指導されている企業は市場でトラブルが出ていないのだろうかと老婆心ながら心配になる。
日科技連でも品質管理学会でも品質工学の研修会は行われているのだが、嘗ての品質管理になじんでいる人間は工程品質さえ押さえておけば市場ではトラブルは起きないと考えているのである。
 そこで、市場で問題が起これば原因を考えて科学的思考で再発防止を行うのが現実ではないだろうか。
困ったことであるが、科学的思考と技術的思考の違いが分かっていないのである。
 また、彼らは市場品質は信頼性試験や寿命試験で評価できると考えているようだが、機能性評価との違いが理解できないのである。

http://kaz7227.art.coocan.jp

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