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品質工学会 Kazzの品質工学特集
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5959.バーチャル設計について再考  
名前:kazz@管理人    日付:2017年3月5日(日) 10時23分
スレッド5948でも述べたが、学会ではバーチャル設計が評価されてたくさんの事例が発表されているが、何故このような事態になったのか再考してみる。
矢野先生は、バーチャル思考は、技術者が考えていることの「システム化」が狙いだとおっしゃっておられる。中国の荘子の哲学である曖昧さを形で表現されたものであるともいわれている。このことは賛成できる。
最近の事例を見ると、技術者が悩んできた汚れや摩耗などや化粧品の品質問題などのスペック問題についてバーチャルで点数評価の望小特性評価で最適設計を考えている例がほとんどである。
我々は、過去において製造問題のほとんどが品質問題で悩まされてきたのは事実である。
田口先生はそのような品質問題を改善したいときには、品質特性を測ってはならないと諭されていたのである。
従来設計では、品質特性を改善することが大半であって機能性評価など普及してないのが現状である。バーチャル設計では、基本機能などを考えることは至難の業であるから、とりあえず品質問題から設計を考えてから、機能性評価で確認することを推奨されているのだろうか。
化粧品の場合には、たくさんの感覚特性同士の交互作用があるからそれぞれの特性の点数評価で最適設計を考えるのは理解できる。
田口先生が、豚の糞尿処理の解決問題で排泄物を少なくするには、豚にたくさん餌を与えて早く成長させて出荷させることが排泄物を減らす最適な手段で「一石全鳥」であると機能性評価を説明されておられたことを思い出している。

バーチャル設計の疑問点
 過去の事例を見ると従来技術や従来商品に活用した事例がほとんどで、新技術や新商品に活用する場合、制御因子もわからないのだから、ニーズに対していくつかのシステム選択をする必要がある。その場合、システムを創造するのだから、目的機能を満足する技術手段の制御因子の選択にバーチャル思考でシミュレーションやテストピースを活用することになる。
この場合、イメージを具体化するバーチャル思考が必要になるのである。
現在行われているバーチャル設計はシステムが分かっている場合に制御因子を操作して品質特性の最適化を行うのであるから、バーチャル思考はほとんど役立たないと考えている。しかも、ノイズを考えているのだが、ノイズと制御因子の交互作用であるSN比に矛盾がないのかも問題である。
繰り返すようだが、新しいシステムの選択の場合バーチャル設計が必要になるのである。

http://kaz7227.art.coocan.jp

「5959.バーチャル設計について再考」への返信


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