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品質工学会 Kazzの品質工学特集
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6004.品質工学の普及は手法の伝達ではない  
名前:kazz@管理人    日付:2017年11月5日(日) 10時56分
品質工学の普及を考えている人はパラメータ設計の手法を教えることから出発するのが普通である。簡単に品質工学を教えるためにはそれでもよいのだが、手法を覚えた技術者が本当に田口哲学を理解したとは考えられないのである。物事の考え方を身に着けるためには、「心技体」を身に着けることが大切であるが、最も大切なことは心の考え方を理解することであり、身に着けるには数年かかるのである。企業で管理技術をたくさん学ぶが、仕事の中で活かせないのは考え方が身についていないからである。田口玄一が品質工学の手法を確立するためには何十年の歳月が必要だったのである。たくさんの問題や課題に接することで確立してきたものである。
紙コプタ―の事例でパラメータ設計を学ぶことに対して、田口玄一は即座に「目的がないから駄目だ」と述べられたのは考え方の心が不純で形式的に手法を使っただけだからである。
別件であるが、先日の衆議院に当選された皆さんについても同じことが言えるのであるが、ここではご想像に任せる。(東大を出ていてもセクハラは論外だが。何のため誰のための国会議員かが分かっていない)
大学を出ておれば、知識である手法は身に着けることは簡単であるが、考え方は奥深くたくさんの問題に接しなければ理解できないのである。
私の場合、毎月研究会で田口玄一の講義を受けて、同じ説明の中から考え方が身についたのである。私が感動したのは田口哲学に共鳴したからだ。我が家には保険屋や庭師や株屋やが訪ねてくるが、彼らに対してもお客に対する姿勢について考え方を話すことが多いのである。
相手にとっては誠に迷惑な話だと思うが田口哲学から身についた考え方を話したいのである。問題や課題を持っていない人には迷惑なことだと思うが、気が付いたらその人の働き方やノイズ問題が気になるのである。
松下出身であるから松下幸之助の哲学に感化されたことも田口哲学との共通性に共鳴したのである。



6005.MBSの「陸王」という感動ドラマを見て
名前:kazz@管理人    日付:2017年11月9日(木) 13時54分
今夜MBSの「陸王」というドラマを見ていて感じたことは、何年か前に、NHKの「プロジェクトX]を思い出した。内容はマラソン用のシューズの開発で、履きやすく耐久性の高い靴を開発するために、試行錯誤で最適条件を求めるために何日も掛けて実験を繰り返して成功した物語である。
品質工学の立場に立てばパラメータ設計で靴底材料の高度の最適化を図ることは簡単にできるのであるが、技能では一因子実験を繰り返して希望の硬さを見つけるしかないのである。このようなドラマが相変わらず視聴者は感動を覚えるのである。
技能の技術化に苦労したドラマであるが、現実の企業では、同じような仕事のやり方が繰り返されているのである。品質工学の大切さをしみじみ感ずるドラマであった。

余談になるが、シルクゴムの硬さの目標値はロックウェル硬さ55度を求めるために苦労していたが、これはスペックであるから出荷検査の規格値の平均値であるから、市場品質の評価にはならないのである。
市場品質は「硬さ」だけではなく、耐久性も評価しなければならないので、機能性評価では「フックの法則」で荷重と変位の比例関係で、ノイズを考えて、弾性評価だけではなく、塑性領域まで評価する必要がある。
ドラマであるが、硬さの目標値を達成すれば市場で使用できると考えているのである。品質工学的ではない。


6008.Re:科学と技術は別物で両立する
名前:kazz@管理人    日付:2017年11月23日(木) 9時44分
品質工学を説明するとき科学的思考を批判することはまずいのである。
田口先生は統計学者と論争したことは有名であるが、科学的思考を否定したのではない。
その証拠にはMTシステムを確立したことで明らかである。現象を解明することは自然現象を解明するためには大切なことである。
問題は科学と技術は別物であるという思考は必要なのである。モノづくりでは科学的思考とは別に自然の原理を活用して、自然現象をノイズと考えてノイズに強くすることが大切なのである。
自然現象が理想機能であるが理想機能が現実には存在しないことを理解することが大切なのである。モノづくりでは理想機能を追究して理想機能からのずれを評価することが大切なのである。
世の中では理想機能を追究することを重視するが、理想機能道理でないことにはあまり関心がないのである。トラブルが起きてから原因を追究する科学的思考が中心なのである。見えないものは神の世界であって見えるものしか信じないのが問題なのである。

http://kaz7227.art.coocan.jp

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