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品質工学会 Kazzの品質工学特集
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6068.民間ロケット打ち上げの失敗  
名前:kazz@管理人    日付:2018年7月3日(火) 10時5分
文部科学省・経済産業省へ投稿

民間ロケットの打ち上げ失敗の件ですが、何故打ち上げに失敗したのか、結論から言えば彼らは科学者であって、技術者でなかったのです。
ほんまもんの技術者であれば、ロケット全体の基本機能で機能性評価を行うか、サブシステムのエンジンや燃焼システムの機能性評価でロバスト性を評価するのですが、ロケットを作って単なる試験で確認した程度であれば問題が起きるのです。

科学的思考は分析などで自然現象を解明することですが、ロケットや自動車や新幹線など自然にない人工物は技術的思考が必要になるのです。
2000年頃JAXAのロケットが打ち上げに失敗していた頃、失敗の原因は海底から回収したロケットを調べた結果「極低温下で設計の限界を超えたキャビテーションと振動による疲労破壊である(想定外の事故)」と新聞発表されたとき、私が国民の税金を1200億円も使っていることが問題であるとメールで指摘したところ、JAXAの信頼性執行役とプロジェクトマネージャーが私が所属する関西品質工学研究会へご意見拝聴で尋ねてこられた。
ものずくりにおける「試験と評価の違い」を説明したところ品質工学を勉強されて、ワーキンググループを組織して3つのテーマ(難削材の加工技術とMTシステムを活用した航路修正技術や故障技術)を実施して、その後のロケット打ち上げに成功した実績があるのです。

日本の教育は、科学と技術は別物であることを教えていないのです。1+2=3であると理論的な教育を小学校から行っていますが、世の中に製品を出荷すると使用環境条件や劣化のノイズの影響で、1+2=3にはならない教育を行っていないのです。
モノづくりの世界では市場トラブルが絶えないのです。(JRや自動車やデータ改竄など)技術者教育では技術開発でモノを作る前に、評価技術(ノイズに強くなるための機能性評価やロバスト設計)を確立してロケットや自動車などの人工物の信頼性を高めることが大切なのです。
モノを作ってから原因を追究する問題解決型では、トラブルは「未然防止」できないのです。
日本の教育では、科学的教育と同時に技術的教育を並行して行うことが大切なのです。

http://kaz7227.art.coocan.jp

「6068.民間ロケット打ち上げの失敗」への返信


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