4月に再び治田鉱山に登ってきました。去年のレポートは、『ふびと』66号に載せていただきました。あらたな知見として、地元に坩堝や灰吹き銀が残されていることがわかりました。所蔵者のご好意で実見することもできました。現地では、坑道跡と思われる穴が確認でき、また釜場の下の暗渠が崩れた断面で見ることができました。去年から大きな崩落はない様子でしたが、あぶない状況はそのままです。