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胡蝶蘭 病害虫 掲示板
胡蝶蘭の病害に関する掲示板です 同じ病原菌であっても、品種や環境によって症例は様々です。いろいろな症例のコメント、克服事例を皆さんに提供していただいて、使える情報資料にしたいと思います。みなさんの情報提供をお願いします。また、よくわからない病害もたくさんあります。そんな時には、品種や発生状況のコメントを書き込んでいただいて、情報交換をしていただければ幸いです。

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201.花ふけ  
名前:池ちゃん    日付:2005/9/11(日) 18:23
スプラサイドマンさん飲みすぎには注意して下さい。人のことは言えませんが...市橋先生ありがとうございます。
私達は、現在育てているものには、ほとんど、どちらのウイルスにも感染しています。これはわかっているんですが、どうすればウイルスさんと仲良くできるかを探っています。そうでないと全部を捨てなければなりません。これは私だけではなくほかの人も多いと思います。だから環境とか、条件とかを探りたいのです。生理障害、環境障害これらの点で少しでもヒントになることがありましたらお教えください。   池ちゃん



202.Re: 花ふけ
名前:スプラサイドマン    日付:2005/9/12(月) 11:59
今日は、元気なスプラサイドマンです。池さん、ご心配ありがとうございました。バナナマンだったころは、もっと、強かったような気がしますが、スプラサイド星に行ったら、体質が変わったかもしれません。

池さんは、切花ですか? 鉢花ですか?

ウイルスも、かかったからといって、すぐに発病するとは限らないです。HIV(エイズ)もそうですよね。鉢物の場合、ちゃんとした業者ならフラスコ苗で、ウイルス検査をしているもので、ウイルスフリーのものを入れていったりすると、だんだん、温室の中のウイルスにかかっている株の数が少なくなっていきます。そういう努力が、必要かと思います。

CyMVの場合は、光を強くすると、葉に症状が出ますから、苗のうちに捨てることができますが、ORSVは、葉に症状が出ずに(出ることもある)、花に出ます。つまり、最後の最後で、商品にならないので、やっかいです。

コチョウランという商品価値の高いものを、長期間作っていて、最後の最後で、商品にならないと、涙ものですよね。それを考えたら、ウイルスと仲良く暮らしていくのは、結構、リスクが高いような気がします。苗業者から、購入の際、CyMVとORSVについては、最低、ELISAで検査して、フリーであることを証明してもらってから、購入することをお勧めします。

他の圃場で作る作物でも、ウイルスフリーのものを作ることは行われているのですから、施設園芸のコチョウランでも可能だと思いますよ。

さすらいのスプラサイドマンでした。


203.Re: ウイルスとの付き合い方について
名前:椴山彬彦    日付:2005/9/14(水) 21:37
 以下、ウイルスについての一般論です。
 ウイルスと仲良く付き合う、という池さんからの書き込みでしたが、実際には、ウイルスに対して細心の注意を払って、必要な消毒をきちんと行ない、感染株の排除をしている生産者もみえます。苗屋さんもしかりで、ウイルスチェックをきちんと行なっている苗屋さんが、何軒もあるのは、みなさんご存知の通りです。
 当座の対応としては、たとえウイルスに感染していても発症しない栽培管理の技術というのは重要です。しかし、それだけでは、いつまで経ってもいたちごっこだと思います。
 いたちごっこで済めばまだいいのですが、仲良く付き合っている積りが、いつかウイルスの濃度がもっと高くなって、いよいよ制御不能、という時が必ず来ると考えるのが自然でしょう。
 切花屋の温室は、ウイルスの保存庫のようなもので、古い株では、感染は当たり前のようになっています。
 CymMV単独、あるいはORSV単独で感染している場合には、始めのうちは、さほどの影響はありませんので、平気で花を切っていますが、時間が経てば、花にも、らしい症状がよく出るようになりますし、重複感染したものなのかみるみる衰弱していくものもあります。
 ロスの多さに気がついてからの対応では、なかなか追いつけません。
 自分自身の反省を込めてですが、ウイルス感染に鈍感であってはいけないと思います。
 最終的に、ウイルスフリーの状態を目指して、常にそれなりの努力を払っていかなければいけない、と思っています。
 土で作る作物でさえ、真剣にウイルスフリーに取り組んでいる訳ですから、温室の中で、鉢に植えて、しかも棚の上で栽培するのであれば、技術的にはさほど難しいことではない筈です。
 ウイルスフリーの苗を確保できれば、それでいいのですが、少なくとも、「ウイルスに感染している苗はいらない」とか「ウイルスに感染している苗はリスクが大きいので値引きしなければ買わない」とかの意思表示はして、感染株の持込を少なくしないといけないのじゃないかと思います。
 CymMVとORSVについては、ただちにでも排除は可能です。
 クローンはウイルスに感染していない系を探して、そこから増殖を再スタートすれば、やれますね。
 完熟種子からの実生苗であれば、ウイルスフリーは可能と聞いています。感染への対策をとりながら、その中から選抜すれば、十分実現可能なことですから、要は、本気でやるか、やらないか、だけですね。
 感染苗への需要がなくなれば、当然、どこの苗屋さんもウイルスには敏感になってくれるでしょう。
 ウイルス(CymMVとORSV)と縁を切るというのは、やれないことではないのですから、何とかしたいですね。


204.Re: 花ふけ
名前:スプラサイドマン    日付:2005/9/15(木) 8:33
さすらいのスプラサイドマンです。昨日、六本木で、お客さんと10万円も飲み食いして、その領収書をどのように処理しようか、悩みまくっています。

さすが、椴山さん、いいこといいますね。そのとおりですね。

ウイルスと仲良く付き合うと、得てして、栽培のときに不都合が出てくる場合も多いので、結局、品質の悪いものができてしまうみたいなことが多々あります。CyMVだと、光を強く当てられないので、コチョウラン鉢物の場合は、かなり、品質に問題が出てくるのでは?

ホップの場合だと(なぜ、スプラサイドマンは、ホップのことを知っているのだろうか?)、ウイルスを1度抜くと、収量が大幅に増加します。もちろん、15年も栽培するので、そのうち、また感染するのですが、一度、ウイルスを抜いた畑にすると、感染しても急激には品質の劣化はありません。やはり、一度、ウイルスフリーにしたほうが、長い目で見た場合、品質も収入も増加します。

ウイルスと長く仲良くする努力よりも、やはり、ウイルスを取り除く努力をしたほうが、長期的に見ると、得策だと思いますよ。

スプラサイドマンでした。


205.Re: 花ふけ
名前:市橋    日付:2005/9/15(木) 13:32
全く、椴山さんスプラサイドマンさんの言われるとおりだと思います。
今は、国内の苗屋さんは、すべて培養開始時にウイルス検定されていると思います。ウイルスが検出されたら増やさないと言うのが最も簡単な方法ではないでしょうか。特に、試験管内挿し木法による増殖では、途中でウイルスが抜けませんから、最初の検定でしか、ウイルスを防ぐ手段はありませんね。
途中で茎頂→PLB経由の増殖をするのなら、ウイルスが抜ける可能性は有りますが。ウイルス検定自体はそんなに難しいことでもないので、苗屋さんにプレッシャーをかけたら対応してくれるようになるのでは無いでしょうか。


206.Re: 花ふけ
名前:スプラサイドマン    日付:2005/9/15(木) 21:12
さすらいのスプラサイドマンです。

市橋先生、そうですね。どんどん、苗屋さんにプレッシャーをかけてましょう。笑

あと、大事な親株になりそうな株は、実生から花を咲かせたあと、すぐに、ステムプロパゲーションにして、株数を増やして、さらに、更新を早くしていくことで、親株のウイルスフリーを保てることが可能ですよ。みなさん、メリクロンの親株は、ちゃんと、管理いたしましょう。

スプラサイドマンより


207.Re: 花ふけ
名前:椴山彬彦    日付:2005/9/15(木) 23:4
 スプラサイドマンさん、市橋先生、コメントありがとうございました。
 ウイルスを甘く見てはいけないというのは、自分がそれで大失敗をしているからでして、あまり褒められた話ではないのです。

 胡蝶蘭のウイルスは濃度が低ければ、ほとんど問題を感じさせない、というのが、実はいちばんの難問ですね。
 ウイルスの繁殖戦略としては大成功です。
 ウイルスの戦略にはまらないためにも、年数はかかるでしょうが、少しづつでもウイルス感染株を減らしていくという努力はしたいと思います。

 知多半島はフキの産地ですが、ウイルスフリーに取り組んで、劇的に収量を上げています。当初は、みなさん、あまり積極的ではなかったようですが、成果を見せられて、自然に熱が入ってきたようでした。
 胡蝶蘭でも、ウイルスフリーの系からの再育種を見込んでも、10年くらいの時間があれば、十分できることだと思うのですがね。

 さて、話を本題の花老けに戻します。
 花老けの原因解明に向けての攻め口がよく見えない、という中で、部門では、同じロットの苗でも花老けの出る園と出ない園があるという点に注目して、対症療法としての花老けの出ない栽培管理の条件を見つけよう、ということで福岡県の試験場に持ち込む予定をしています。
 より有効な研究をしてもらうためにも情報収集は欠かせませんので、池さんからこの掲示板へ再度の呼びかけがありました。
 みなさんの書き込みをお願いします。
 こうしたら出た、こうしたら少なくなった、という具体的な情報をお願いします。
 ダブっても気にしないでください。
 とにかく、たくさんの事例を集めることが肝心だと思っています。

 原因解明に向けては、ここでいくつかの提案をいただいています。
 水にからむ生理障害というのがそのひとつでした。これは、福岡で調べていただけるメニューの中に入れてもらえると思います。
 また、カビ、バクテリアを疑うべきだという意見がありましたが、この件、南の方から少し先の見える話が届いているようですので、期待しましょう。
 もうひとつ、ウイルス(特にORSV、CymMVとの複合感染でさらに)感染について系統的に検索するべきだ、という提案をいただきました。
 攻め口としては、きわめて明快ですが、残念ながら今の部門には研究を委託するだけの財源がありませんので、何とか、みんなで声を上げて、公的な研究機関で取り上げてもらえないものかというくらいしか思いつきません。
 被害の多く出ている県の機関で取り組んでもらえるとありがたいのですが・・・・無念ながら他力本願です。

 話題がウイルス一般論にそれてしまいましたので、次に事例を書き込んでいただく方には、別スレッドでお願いします。
 ウイルス一般論は、このまま、こちらでどうぞ。


209.Re: 花ふけ
名前:今回だけ匿名希望    日付:2005/11/3(木) 14:51
スプラサイドマンさん飲みすぎには注意して下さい。人のことは言えませんが...
>市橋先生ありがとうございます。
>私達は、現在育てているものには、ほとんど、どちらのウイルスにも感染しています。
>これはわかっているんですが、どうすればウイルスさんと仲良くできるかを探っています。
>そうでないと全部を捨てなければなりません。
>これは私だけではなくほかの人も多いと思います。だから環境とか、条件とかを探りたいの
>です。生理障害、環境障害これらの点で少しでもヒントになることがありましたらお教えく
>ださい。   池ちゃん


上記意見について特に下記部分についての意見です。

>私達は、現在育てているものには、ほとんど、どちらのウイルスにも感染しています。
>これはわかっているんですが、どうすればウイルスさんと仲良くできるかを探っています。
>そうでないと全部を捨てなければなりません。
>これは私だけではなくほかの人も多いと思います。

これはどうなんでしょう。確かにそれに近い生産者も多いのかもしれませんが、しっかり
検査(簡易検査が大半ですが)して、ウィルスフリーの株を多く生産している人も多いと
思います。うちもそうしています。陽性株のロットは捨てます。
この掲示板はパスワードも無く、一般消費者も大勢見ていることが想像されます。
そんな人たちに変な誤解(ウイルスが人にうつるとか、、、。なんか胡蝶蘭って怖いとか、
、、。)を与えるような断定的な書きこみは慎むべきではないかと思います。
輸入の株のことは詳しくありませんが、国内できっちり検査してウィルスフリーの苗だけ
を販売しているフラスコ屋さんも知っていますしその人たちの立場が無い断定のように思
います。                スミマセンが匿名希望です。 


210.Re: 花ふけ
名前:スプラサイドマン    日付:2005/11/5(土) 11:41
久々のさすらいのスプラサイドマンです。

ちゃんとした苗を購入されている方の温室にある苗は、意外とウイルスフリーですよ。特に、フラスコ苗から自分でやられているところは、そうでしたね。

匿名希望さんがおっしゃるように、一般の方に説明したり、閲覧できたりするところは、この手のものは、気をつけるべきでしょうね。他の病原菌と一緒にされては、困りますもんね。笑

スプラサイドマンでした。


211.Re: 花ふけ
名前:小島卓巳    日付:2005/11/7(月) 23:35
一般の人が読んで誤解を招くような書き込みですかね?
スレを通じて読んでみればそんなに心配する必要は無いような
気がしますが?
切迫感が伝わって来て良いと思いますが。
もっと生産者の皆さんの情報がいただきたいと思うのは私だけでしょうか?
何でもいいですから状況報告を戴きたいですね?


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