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WAK掲示板「山小舎」
日野町では、平成8年度に鈴鹿国定公園・綿向山(1,110m)を標高に因んで 11月10日は 「綿向山の日」 と制定しました。 綿向山は日本で最初の日付高度の山となりました!

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3401.百名山 みちのく編シリーズ “憧れの飯田連峰へ”  
名前:バロムワン    日付:2011年8月20日(土) 1時57分
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WAKのみなさん こんばんは。
厳しい暑さが続きますが、秋雨前線が南下中で週末からは意外と涼しくなるようです。

さて今年の夏山山行はお目当ての飯田連峰へ、7月末からの不安定な気候も、8月上旬に安定した夏型の気圧配置となり2泊3日で飯田連峰へ、
その前日に吾妻山で足慣らしを、最終日には会津駒ヶ岳の日帰り登山を行い、みちのくの夏山山行を満喫してきました。

飯豊連峰は長年憧れの山で、山形・福島・新潟の県境にあり長大な峰々が続く山並は奥深く極めて厳しい山域です。
また豪雪地帯で稜線には7月中頃までの残雪と、最低2泊3日は必要とすることから先延ばしとなっていました。

今回は、山形県小国方面から飯豊山荘を起点に石転び沢から北股岳〜梅花皮岳〜大日岳(最高峰2128m)〜西大日岳
そして百名山の飯豊山本山(2105m)に登頂し、下山は大ー(ダイグラ)尾根で飯豊連峰の核心部を周遊して来ました。

初日:飯豊山荘からは、丸森・梶川・大ー尾根と石転び沢の4ルートがあり賑わっていました。人気のある石転び沢ルートは、北股岳まで8時間余り高度差1600mの行程です。
梅花皮沢左岸の夏道を歩き、石転び沢の雪渓が見えたのは出合いで、思わず立ちすくみ、その景色とスケールの大きさに圧倒されました。
アイゼンとピッケルを着用し、夏の日差しが強烈に照りつけるなかを出発。時折ガスが立ち込め滴り落ちる汗に雪渓の冷気が何とも心地よい気分です。
沢に入ってしばらく前方をクレバスに遮られ迂回をしようとした時、ドスーンと大きな音が20畳ほどの雪塊が崩れ落ち
一歩間違えば一大事に!毎年数件の遭難事故が発生しており、1週間前にも単独行者が行方不明とのことです。
ひたすら直登で3時間余り草付き場に着くと一面の高山植物に覆われ、前方に梅花皮小屋が見えます。

小屋は2005年新築の2階建て、宿泊料は1500円、因みにビール800円、宿泊者は30余名定員の半分でした。
 
写真:@石転び沢出合い 右の沢は門内沢   A雪渓をひたすら直登する福島のNさん  B北股岳下山道より梅花皮小屋と梅花皮岳



3402.Re: 百名山 みちのく編シリーズ “憧れの飯田連峰へ”
名前:バロムワン    日付:2011年8月20日(土) 2時11分
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2日目:晴 今日は飯豊本山まで核心部の稜線を歩きます。

主稜線からは、朝日連峰・月山、蔵王山を望み飯豊最高峰の大日岳が雄大に迫ってきます。深緑と残雪と紺碧の空、そして満開の花が夏山を謳歌しています。
梅花皮岳・鳥帽子岳を経て、3時間で御西小屋到着、これより主稜線から外れた飯豊最高峰の大日岳(2128m)をピストン。
その時、昨日梅花皮小屋で出合った鈴鹿市のMさんから西大日岳まで足を延ばしませんかと声がかかり了解をする。
大日岳からは、西大日方面の踏み跡は荒れており熊の遊び場となっている様で、殆ど行く人は無いとのことです。
Mさんは一人では心細いので私に誘いかけを(このあとの飯豊山、本山小屋そして翌町下山路の大ー尾根から飯豊山荘まで同行することに。)

大日岳からは360度の展望で、眼下にたおやかに横たわる主稜が素晴らしい。西大日岳へは、鈴を鳴らし独占状態の静かな山頂に佇みました。

御西小屋に戻り昼食を取った後は、いよいよ飯豊山!! 本山へのアプローチは緩やかな道で草原とハイマツ帯が続き、飯豊随一のお花畑が広がり稜線漫歩を楽しみました。

この日は飯豊山直下の本山小屋に泊まることに、夜間外に出ると満天の星空で、眼下には、東に山形県小国町・飯田町、南は福島県喜多方市、西は新潟県新発田市の夜景が見事です。 

宿泊料は2000円、因みにビール1000円、バッチ800円、宿泊者は50余名ほぼ満杯でした。
 
写真:@天狗の庭より朝日連峰を望む A大日岳山頂より西大日岳 B飯豊本山



3403.Re: 百名山 みちのく編シリーズ “憧れの飯田連峰へ”
名前:バロムワン    日付:2011年8月20日(土) 2時56分
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3日目:快晴 
小屋を5時に出発し本山に登り返して、山頂から北に延びる大ー(ダイグラ)尾根を下山です。行程約8時間、高度差は1600mです。

大ー尾根は別名「切歯尾根」と呼ばれ鋸の歯のような幾つもの突起を上り下りする超ハードなルートです。
左右の谷はスパット切れ落ち、谷を隔てた稜線の眺めは素晴らしいですが、足元に注意しての下山です。
宝珠山・千本峰ほか幾つもの小ピークは、岩稜や岩場と緊張の連続でしたが、玉川に架かる吊橋に辿り着き一安心、あとは温身平から駐車場の飯豊山荘まで。

ご一緒した私より2つ若いMさんは、流石300名山を目指す百戦錬磨の登山家、しっかりした足取りで歩かれていました。 お世話になりありがとうございました。

飯豊連峰は期待にたがわぬ素晴らしい山でした。豪雪と季節風の影響で山肌は急峻で、厳しいアプローチに強いられましたが、山稜は穏やかで
動植物の宝庫です。
また夏山シーズンで週末にも関わらず行き交う登山者の少なかったこと、何よりも静かな山旅でした。飯豊は心底癒される山系です。
機会があれば、紅葉の時期にでも200名山の朳差(エブリサシ)岳に行ってみたくなりました。

写真:@早朝の飯豊山より大日岳と牛首山 A大ー尾根で飯豊の代表的な花ヒメサユリがたった一輪咲いていた B固有種のイイデリンドウ



3404.Re: 百名山 みちのく編シリーズ “憧れの飯田連峰へ”
名前:バロムワン    日付:2011年8月20日(土) 20時43分
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会津駒ヶ岳(2133m)
7月末の新潟・福島集中豪雨による災害は、会津駒ヶ岳の山麓「檜枝岐村」にも甚大な災害が発生しました。
会津地方の主要道も至る所で交通規制がしかれておりましたが、幸い会津若松経由で林道終点の登山口まで来ることができました。
会津駒ヶ岳は、山渓7月号別冊の「夏山」に特集で山の紹介そしてルポで“山小屋の主人を訪ねて”駒の小屋の経営者三橋さん夫妻が紹介されています。
登山道は、鬱蒼と茂るブナ林から針葉樹林帯に変わり森林限界を超えると湿原・池溏が表れ、目の前に駒の小屋から駒ヶ岳の展望が素晴らしい。
山頂をきわめた後は、中門岳まで木道が続いている。花の名山として知られており、ハクサンコザクラ・イワイチョウ・チングルマが満開で爽快な稜線漫歩を楽しんだ。

写真:@駒の大池からの会津駒ヶ岳 A駒の小屋 土産物はすべてオリジナル B中門岳への快適なアプローチ



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