現在進行形のワールドカップも終盤。日本代表も全敗に終わり、戦前の期待値を大きく下げる結果となった。特にアメリカとの対戦は格の違いを見せつけられた。全てにおいて支配されていた。八村を完全に封じ込められ、ガードが煽られボールも回らずリズムが崩れガタガタになった。ほとんど崩せていないのでいいスペースも生まれない。八村の4得点がそれを物語っているが、それでも八村の放ったダンク1本はもの凄かった。八村にはシーズン開始に向けていい準備を進めてもらいたい。そのアメリカもフランスに続きセルビアにも敗れ7位決定戦に回ることになり過去最低の結果となった。NBA5回優勝のポポビッチ監督は代表監督としての初陣を飾れなかった。各国ともNBA選手を擁立しインターナショナルルールにも対応した戦術を考えていて、圧倒的なメンバー構成でない限り、アメリカも楽には勝てない時代になった。今回もヨーロッパ勢のビッグマンに対抗出来るセンター不在だったのが最後まで響いた。日本の実力はそのアメリカにもほど遠いものだが、悲観する必要はない。八村、渡辺、馬場の成長がこれまでの世界との距離を確実に縮め、今回の経験も今後大きく生きてくるだろう。これからは海外でプレーする選手が増え、個々の経験値も上がりその差は更に縮まっていくことだろう。NBAが別世界であった我々の世代を思えば、本当に感慨深い。さて9月も半ば、先日国体の組合せが決まった。感動的なミニ国体からもうすぐ1ヶ月。全種別出場をきめたチーム山口の勢いを本戦に繋げてほしい。ここのところ、猛暑が続き練習も大変だ。早く涼しくなって欲しいものだ。今年の国体は茨城県。どの種別が勝ち上がっていくのだろうか。国体が終われば、ウィンターカップが目前に迫ってくる・。
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