松電のHPに、7月16日(水)から一部路線の見直し、運賃値上げ及びダイヤ改正を行う旨の発表がありました。
一番の話題は何といっても、タウンスニーカーの値上げでしょう。 全線全区間一律100円が、190円(一部路線は距離制併用で150円区間あり)と一気に倍近くまで値上げされます。 値上げも由々しき問題ですが、100円玉をあしらった車体デザインがどうなるのか、バスファンにはどちらかというとこっちの方が問題だったりして。
路線の見直しの中では、当初話題に乗っていた立田線、山形塩尻線、会田線は何も無かった代わりに、松電バス一のドル箱路線であったはずの浅間線(松本BT〜新町〜信大病院〜浅間温泉)と電車線代替で今日まで走ってきた新浅間線(松本BT〜横田〜浅間温泉)の大幅減便とルート統合による新路線誕生が一番の話題かと思います。 浅間温泉への路線バス需要はそんなモンだったの!?と驚くほどの変わりようで、浅間線はこれまでの日中10分ヘッドから1時間ヘッドに、新浅間線に至っては休日ウヤになった上で平日も上下合わせてたったの3本ですよ! 代わりに誕生する新路線の信大横田循環線と横田信大循環線(浅間橋から上、浅間温泉には行かずにそのまま浅間〜新浅間(またはその逆)のルートで松本BTへ戻るもの)がそれぞれ20〜30分ヘッドで運転されるものの、実質的には半減程度の本数になってしまいます。
川中島バスが具体的な動きを見せない中、さすが親会社といったところなのでしょうか、まさかこんなに早くしかも思い切った切り捨てを行うなんて、思いもしませんでした。これは1〜2年先は惨憺たる状態になりそうな悪寒…
(このほか、北部循環線・松原台〜中信松本病院線の廃止、三才山線のルート変更(北部循環代替で、松本〜追分間がこまくさ道路経由に)、中山線の路線延長(松原台経由中信松本病院線の廃止代替で古屋敷〜棚峰〜中信松本病院間延長)、美ヶ原温泉線・北市内線の減便などが行われます。)
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